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かめい堂のブログ一覧

2007年12月03日 イイね!

冬服を新調する犬の生活 ... 1着目

冬服を新調する犬の生活 ... 1着目 寒がりな犬のムスメに冬服を
 おとーさんは密かにそう考えていた。
 風邪をひかないかしら ...
 と、心配するおかーさんにしたって、
 犬のムスメの冬支度は関心事であるし、だから
 冬服は長袖がいいわね。と言ったのだと思う。
 珍しく。
 意見の一致をみた価値観の異なる夫婦だから僕は

お代は当然、家計で賄われる ドル袋

そう信じて疑わなかったペットショップで一人、悩みながらも、ほくそ笑んでいたのだ。
手に取る2着の冬服は、どちらも可愛らしいし、暖かそうである。
でもサイズは、微妙に異なるのであり。

イタグレ3号か、4号か? 考えてる顔

首周り、胸周り、丈。
測ってきたジジのサイズは3号に近いけれど、ちょっと丈が短いような気もする。
丈がピッタリの4号では、首や胸に余裕がありすぎる、ようにも思える。
あまりにピッタリでは窮屈だし、ブカブカでは動いた時に危険。
しかし試着すべき本人(犬)は、不在だ。
仕事の都合で出掛けた郊外の、
仕事を抜け出して行ってみたペットショップであるから、ジジはいないわけで。
加えて都合の良いことに、(主に代価の関係から)ダメ出しをする金庫番もいないのであり。

2着、買ってしまえぇ~ 冷や汗2

2着の冬服を正当化する理由は見あたらないけれど、この服を着た可愛いジジの姿が
鬼より厳しい金庫番の、財布の紐を緩めるだろうて。
500円亭主の、2週間分に相当する紙幣を差し出しながら僕は、嫌な予感を努めて打ち消した。

なに、わずか半日のことだ。失った2週間は、今夜には補填されるのだから ボケーっとした顔


あらぁ~、ジジ。可愛いじゃない 揺れるハート

確かに、よく似合う。
僕の帰宅を待ち構えていた、犬のムスメと人間のおかーさんはハイテンションである。
満足げな鬼嫁殿の機嫌が宜しいうちにさり気なく、レシートを出してはみたものの。

父のお土産だって。よかったネ、ジジ あっかんべー

ワンッ 犬

なっ、なんですとぉ げっそり


北風が身に染みる師走の入り、なのであった 涙
Posted at 2007/12/06 11:55:24 | コメント(2) | トラックバック(0) | dog life | ペット
2007年12月01日 イイね!

ほっかむりする犬の生活

ほっかむりする犬の生活 イタグレは寒さに弱い、とは聞いていたけれど
 これほどとは思わなかった冬の始まり。
 朝晩の冷え込みが厳しさを増してきたとはいえ
 ヒートアイランド化が進行する東京の
 気密性の高いコンクリート住宅に住まいながら
 ブルブル震える様はまったく、犬らしくない。
 ぬくもりを求めて僕らの後を付いて回るのは
 いいけれど、おかーさんもおとーさんも
 それなりに用があったりするわけで。

ちょっとちょっとぉ 犬

前脚で(僕らの)足を叩き、注意を則す頃には、我慢の限界でもあるようだ。
はやくアタシのベッドになってちょ~だい、と頼まれていることはわかっているが、
人間には人間の都合ってものが、あったりする。

ごめんねぇ~、ひとりでねんねしてて ウィンク

おかーさんの、つれない返事。
ガッカリしたように首を下げ、トボトボと歩く先は、お気に入りのソファ。
あきらめたようにゴロンと横になったところで、ブランケットを掛けてあげるのだが。
犬のムスメの本心は、あきらめていないのである。

毛布の端から顔だけ出して、恨めしそうにこちらを見つめる、二つの目。
物言わぬ犬が、なにかを語ってる。
アタシはなんて不幸なのかしら、なんて思ってたら ...

どーしよう 冷や汗2

せめてもの罪滅ぼしに、ブランケットを顔に巻いて頬被りを作ってあげるとこれが
なかなかどうして、お似合いなのである。
目鼻立ちがくっきりとした小柄な顔だけに、かぶり物は得意なのである。

ほっかむり隊、いっちょあがり イベント

カメラ片手にコスプレを楽しむおとーさんに、犬のムスメは冷たい。
憮然とした表情は、どーでもいいから、早く一緒に寝てと言ってるようでもあり。
でも、もうちょっと。

笑顔が欲しいんだよなぁ~ ボケーっとした顔
Posted at 2007/12/01 11:26:37 | コメント(3) | トラックバック(0) | dog life | ペット
2007年11月30日 イイね!

疾走する犬の生活

疾走する犬の生活 私鉄沿線の脇にひっそりと眠るその公園は
 不思議なことに、土がない。
 いや、樹木が生い茂る花壇には土が埋まって
 いるから正確には、広場に土がない、である。
 アスファルトで舗装されているわけでもなく、
 石畳が敷き詰められているわけでもない、
 その小さな公園を覆うのは、どういうわけか。
 人工芝、なのである。

パターの練習場? ふらふら

目にも鮮やかな人工的にすぎる緑の芝は、この季節には浮いた存在だけれど、
周りを囲む灰色のコンクリートビルと奇妙なコントラストを描いているのは、確かだ。
飛んでイスタンブール♪ な、下町の風景。
でもここは。
区が管理する公立の公園であり、場末のゴルフ練習場ではない。
短くカットされたビニールの葉が姫高麗芝のように密集する公園なんて、どこか変だけど。
そのグリーンは足に柔らかく、引っかかりを持たないフラットな台地なのであり、
走りたい犬にとっては実に、具合の良い場所、である。

もちろん人様のための公園だから、
犬好きと犬嫌いを隔離するためのフェンスもなければ、暴走する犬を引き留める扉もないわけで、
基本的にはリードを離してはいけない場所、である。
でも、他に誰もいなかったら。

ちょっとくらい走らせてみようか 冷や汗2

決まり事を守らない、マナーの悪い飼い主がいることも事実で、
そんな悪い奴らの仲間入りしてしまった自分もどうかと、思う。
思うけれど、楽しそうに走り回る犬のムスメを見ると道徳心もどこかへ消えてしまう、のであり。

眼光鋭い眼差し、緊張感みなぎる両耳、躍る後ろ脚 犬

蓄積するエネルギーが解き放たれるこの一瞬が、美しい。
ダブルサスペンションギャロップなるイタリアン・グレィ・ハウンドの疾走は、優雅ですらある。
880Kgのボディに192psのエンジンを積んだ、Lotus Elise のように。
眠る犬の生活も可愛いけれど、やっぱり。

疾走する犬の生活は、別格なのであった 考えてる顔
Posted at 2007/11/30 16:12:09 | コメント(2) | トラックバック(0) | dog life | ペット
2007年11月25日 イイね!

ジジ、豊洲へ行く

ジジ、豊洲へ行く 犬友のルビー一家は近頃、豊洲が旬らしい。
 いぬのルビーちゃんが ... 、というよりは。
 ルビーママのお気に入りがららぽーと豊洲、というわけで。
 しかしあそこは、オープンしてから一年とちょっと。
 なんで、今頃? とも思う。
 先々月に、キャバリアの集いがあったのよ
 初めて犬を連れて行ったんだけど、とぉ~っても楽しめたのぉ

 続く説明は、ららぽーと豊洲が愛犬家の楽園のようにも聞こるが、
 それは。
 同じ犬種が一堂に会した面白さを割り引かなくてはいけないのだ
 と、思う。けれども。
 ジジはまだ、そこへは行ったことがない。

ららぽーと船橋ポイントカード会員である僕らにしてみれば、昨年の10月から営業を開始した
豊洲の巨大なショッピングモールに、川を越えなくても行けるららぽーとに、
幾度となく足を運んでいるし、
ららぽーと船橋ポイントカードがここでは意味を成さないことも知っている。
でも、確かに。

ジジを連れて行ったことはなかったねぇ~ あっかんべー

本格的な冬将軍がやって来る前の、穏やかに晴れた休日。
♂禁制のオンナを磨くジジにドッグランという選択肢は、(いまのところ)ありえない。
ないからせめて、犬友が勧める潮風が心地良い豊洲へと、出掛けることにしたのだ。
カーラヂオから流れる渋滞情報は郊外へと向かう高速道路が混んでいることを示唆し、事実。
驚くほど交通量の少ない三ツ目通りを走ること20分で到着した、豊洲。

犬をお連れの方は、こちらへどうぞ 駐車場

誘導員の言葉を信じて、地下駐車場へ。
平面図にすると凹型の、巨大なる地下空間には、地上界へと客を運ぶ幾多の昇降機が点在する。
入り口付近の空いたスペースにクルマを駐め、最寄りのエレベーターへ向かった。が ...
犬禁止!禁止 のマークが、僕らを拒むではないか。

どうやら、ららぽーと船橋と同じ、犬連れ専用のエレベーターがあるらしい。
頼りない案内板を頼りに迷走する、地下のラヴィリンス。
犬を連れた僕らを太陽の下へと連れ出すエレヴェーターを求め、U字に歩く凹型の駐車場。
防水加工されたコンクリートと切り返すゴムタイヤが弾じる騒音に、怯える子犬。
それでも僕らは、冬の日差しが優しい地上へと、這い出ることができたのだ。

進化する街、豊洲。
かつて存在した、石川島播磨重工業 東京第一工場。
その造船ドッグを偲ぶかのようにデザインされた190もの店舗を飲み込む巨大なモールで、
犬が歩ける場所は、ほんの僅かである。
しかし、その正面(背面か?)に設計された、
波をイメージした人工的な広場や芝の張られた自然風の丘陵は、犬の散歩道として上々である。

ペットと一緒に海辺を楽しもう!
コンセプトのひとつに掲げられた、その言葉に嘘はないけれど。
本格的に海辺を楽しむなら城南島海浜公園の方がより、らしいと思われ。
でもここは、urban dock toyosu の別名を持つ、都会ライフを味わうための施設であり、
寛ぐ、潤う、遊ぶ。が、メインテーマのライフ・ソリューション・コミュニティ、なのだ。
人生の問題解決を生活共同体に求めてしまうのは。
下町ばかりではない、ってことだな 考えてる顔

そんな下町に住まう専業主婦ではあるが、下町では解決できぬ問題を抱えていたらしい。

お店を見てきてもいいかしら? 目がハート

演歌と白菊の街には出店されぬ、種々雑多なブランドショップ。
今シーズンの新作に加速される女心は、
犬のムスメが遊べる場所(及び、その相手)を確保したことで、リミッターを失う。
モールに吸い込まれるおかーさんを見送り残された僕らは、
波打つコンクリート広場を抜け、芝の丘陵を下り、海岸沿いのベンチに居場所を確保する。

冬の日差しが描いた銀色の海面を間近に、
水平線と交錯するレインボーブリッジを遠目に、
ジジと一緒に過ごす、海辺の昼下がり。
なるほど、そうか。ルビーママがここを勧めるには、理由があったんだ。

犬はパパが遊んでくれるから、ママはゆっくりとお買い物ができるのよ 揺れるハート、ってね 冷や汗2
Posted at 2007/11/26 15:24:10 | コメント(1) | トラックバック(0) | dog life | ペット
2007年11月17日 イイね!

恋するワンコ

恋するワンコ 歩く犬はどう考えているのか知らないけれど、
 連れる僕たちは恋をしているのだ、と思う。
 交わす言葉はなくともリードを通じて感じるお互いの存在、
 首が発する小さな意志と右手に感じる大きな信頼の絆、
 4本の足と2本の足が奏でる変則的なリズムは耳に心地よく、
 跳ね上げた尻尾と伸ばした背筋が仲良く行進する散歩道。
 ここはどっちへ行くの? 犬
 歩を止めて振り向きざまに確認する目と
 まっすぐでいいのよ ウィンク
 歩調をゆるめて頷く目とが合った時、
 そこはかとなくわき上がる素朴な幸せに、僕らは頷く。
 あぁ、家族にしてよかったなぁ、と。

秋の柔らかな日差し、木々の発する爽やかな吐息、都市公園の休日。
小さな犬が連れてきた大きな愛に包まれて過ごす毎日、それは、優しい時間の連続だ。

こんなにも日々は。愛に満たされ、生きる喜びに満ちていたのね 晴れ

なんて。どっかの詩人の受け売りのようなことを、この小さな生き物は体で表現する。
犬一族が持つ代償のない愛は無邪気すぎて、怖い時もある。
無条件の愛を知らない人間は、その応対に苦慮し、疑っては苦笑い。
そんな垢にまみれたおとーさんを超越する、おかーさんの存在。

思いもかけぬ、病。全力で立ち向かう妻の姿があった。
胃腸に優しい食事を用意する朝、
体力のない体を抱いて散歩する昼、
痛いお腹をさすりながら添い寝する夜。
お互いの絆も日に日に深まった、この3ヶ月。
おかーさんの献身的な愛のおかげで、こうやって。
普通に散歩ができるまで回復したジジだから、妻のことが大好きなのだ。

その反面。
おとーさんの言うことを聞かなくなってきたような感じがするのは、気のせいか?
ただ一人、薬代を稼いできたというのに、犬のムスメにとっては関係ない話。
肝心な時に側にいない(いられない)のは、男の宿命みたいなものだから、
まぁ、縁の下の力持ちでもいいんだけど。

ちょっと、嫉妬しちゃうよなぁ 冷や汗2
Posted at 2007/11/18 16:33:39 | コメント(2) | トラックバック(0) | dog life | ペット

プロフィール

東京の下町で暮らしております。 ノスタルジー香る街並みに巨大な電波塔が完成し 足下の住民は悲喜こもごもでありますが ... 昭和の情景にも平成の風景にも違...
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