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かめい堂のブログ一覧

2012年08月18日 イイね!

Road to Clubman #60

Road to Clubman #602012年 BE. MINI

僕が望んだクラブマン。
その(正確な)支払総額を見たのはこの時が
初めてである。
金庫番に申請した予算額を 10% 少々
オーバーしているようにも思える。
オプションを削るなら今しかないが。
削れるものもは見当たらない。
削るどころか追加したいものがあれや、これや。
だから。新しい MINI を買う時は注意が必要だって
7年前に思い知ったはず、なんだけど。
難産色に懲りず、か。喉元過ぎれば熱さを忘れる、か。

ディーラーオプションは ...
10月中旬頃までにお決めくだされば納車に間に合います。
あと、ふた月はあるので。ゆっくりお考えになってください。

  いつでも相談に乗りますよ と付け加えられた担当氏の言葉を胸に家路へ。
  予算超過をどう切り出すべきか、考えつつ。

なんだってぇーーー ぷっくっくな顔
  金庫番の、頭の上には、二本の角。
  家庭内稟議は会社のそれよりも身がすくむ ...

まっ、なんだかんだ言ってもしょうがないので
  無期限でお小遣い減額とさせて頂きます ボケーっとした顔
  無期限とは生涯という意味でないことを願いつつ頷くのでした。


と、いうわけで。
長々と続いた Road to Clubman もこの回をもって一段落です。
生産開始は9月初旬、納車予定は11月中旬とのこと。
色に始まり、色に悩まされた Clubman JCW。
4年越しの想いはあと3ヶ月で姿をあらわすことになりそうです。
Posted at 2012/08/18 15:19:51 | コメント(3) | トラックバック(0) | Clubman | クルマ
2012年08月18日 イイね!

Road to Clubman #59

Road to Clubman #592012年 6日目の蝉

見開くカタログ
シグナルイエローのオーダーシート
飲みかけのアイスコーヒー
遂に、当日。
4年越しのクラブマンは泣いても笑っても
今この瞬間にカタチとなる。

赤じゃなくていいのね?
出がけの、妻の一声が、頭を巡る。
  赤の縫い糸が素敵な JCW なんだから、いっそのこと。
  (JCW に限り許される)赤い屋根と赤い縁取りのシートにしてしまおうか?
  いやいや、それではサンルーフが ...
この期に及んでも迷走する思考は恨めしいが
それは単に決めてしまう瞬間が惜しい、ためなのかもしれない。

お色は。いかが、致しましょう?
  担当氏の問い掛けは、時間切れの合図。
  そろそろ結論を出さねば ...

では。
  エクステリアは。イクリプスグレーにブラックルーフ、としましょう。
  インテリアは。レザーラウンジのサテライトグレーに同色のカラーラインで。
  あーーー、言っちゃったぁ~

うん。よろしいかと思いますよ。ということは、サンルーフですね。
他になにかオプションはございますか?

  そういや色に悶絶するあまり、煮詰めてなかったよ、オプションは。
  え~っと。クロームラインインテリアにしましょうかねぇ
  プライバシーガラスもあった方がいいかな
  ウィンカーは白レンズにしてみようかしらん。
  あっ、ホイールは(標準の)黒で。後は ... 何かありましたっけ?

ビジュアルブーストはどうされます?
  iPod を接続すればプレイリストが、iPhone をつなげばナビになる
  近未来的ビジュアルを有するセンターメーターだ、そうだが。
  apple 製品を持たぬ僕にはいらぬ装備でもある。

ハーマンカードンは?
  JCW サウンドという極上の排気音があるのにスピーカーなんて必要なのかぇ?

ボンネットストライプは?
  そうですね。どうしましょう?

まぁ、ストライプは。ディーラーオプションでもなんとかなりますから ...
JCW の場合、工場オプションは少ないのでこんなものでしょうか。
では。仮オーダーを修正して本国へ送りましょう。


品川の、あの夜から数えて。4年と10ヶ月
クラブマンへの道は遂にオックスフォードへと達したのである。
Posted at 2012/08/18 15:12:36 | コメント(1) | トラックバック(0) | Clubman | クルマ
2012年08月17日 イイね!

Road to Clubman #58

Road to Clubman #582012年 Twenty Four

度合いを深める老眼はポーラーベージュとの違いを見いだせず
劣化し始めた思考回路は無駄な作業を嫌う傾向にあるため
サテライトグレーを組み合わせてみたのは、
他に選択するアイテムがなくなってしまった最後の瞬間、である。
をっ、これは。いいんではないかぃ?

(実を言えば)ホッキョクグマのように極めて薄い黄色な
ポーラーベージュを、と考えていたのだけど。
この色、失墜の灰色には暖かみが強すぎるようで
どことなく違和感が漂っていたんであり。

同じような色でもサテライトグレーは、寒色系の白。
冷たい色調はメタリックグレーなボディを引き立てるであろうし、
モダンロンドンのレガシーに対比する ひねりのあるクラシック
伝統的なスタイルに革新のエッセンスを与える ... はず。
ポールスミスのダークスーツ、裏地は目にも鮮やかな色彩を放つではないか。
失墜の灰色には耽美な灰色で、どうだ!

ふ~ん。まぁ、これでもいいけど ... 汚れないの?
  かつて。アーモンドグリーンな mini に乗っていた頃、
  内を彩るポースリン・グリーン(淡い緑)の革シートが
  黒ずんでしまったのを思い出させるように、妻は言った。
  主婦の観点は。僕とは別のところにあったんである。

色の薄いシートが年月と共に汚れてしまうのは致し方がない。
その時は、その時。
Cabana シートでも被せればよろしいんであって、コーディネーションを
否定する要因にはならない。

まぁ、大丈夫でしょう ...
明日にはディーラーへ赴かなくてはならない金曜日。
最終確定まで24時間を切った夜に、一応の組合せを終えたのであった。
Posted at 2012/08/17 15:51:45 | コメント(1) | トラックバック(0) | Clubman | クルマ
2012年08月16日 イイね!

Road to Clubman #57

Road to Clubman #572012年 48 HRS.

まぁぁぁ、これもありかねぇぇぇ
Rolling Stones というよりは
Depeche Mode なメタルパンクのクラブマンに
心から納得したようには思えなかったが
全否定もしなかったのは
(リアルに生きるオンナの)現実的判断である。
そう。仕様確定までに残されるはあと、2日。
決めなくてはいけないのは外装だけではないんである。

失墜の灰色に見合うインテリアとは、なんだ?
メタリックグレーのボディにはタンカラーの室内
フェラーリやマセラッティによく見られる問答無用の組合せは如何であろう?
だがしかし、MINI にその用意はない。
トフィかホットチョコレートが近い色調と思われるが
爺むさいからヤメテぇ~ と言われてしまったのはダッシュやドアを覆うトリムまでが
同じ色にならないため、かもしれない。

そういえば。赤い糸の存在があった。
ステアリング、シフトノブにブーツと。
JCW が内に秘めたる戦闘力をドライバーへ誇示する赤い糸。
ブラックな内装のワンポイントたるこのレッドステッチの存在は
赤い縁取りが素敵なシートを据えるべし、と訴えてるようでもあり。
この美しい組合せの仕上げには当然、
チリレッドのインテリアサーフェスか、カラーラインであろうて ...

それは。イヤダ
  何故? 何故、赤い屋根は宜しくて赤いラインはダメなの?

屋根の色は乗っちゃえばわかんないけど。
目の前(ダッシュボードを指す)が赤いなんてワタシは許せませ~ん
黒でいいじゃん。黒一色で!

  それは寂しい。あまりに、寂しい 冷や汗2

カラーをコーディネイトできぬ MINI にチャンピオンシップレッドのレザーラウンジはいらない。
  と、同時に。室内のインパクトを期待できないクラブマンであるからして
  赤屋根の JCW も、つまらなく思えてきたのであった。


残るは、48時間。
赤いステッチの存在を忘れて考えよう、そうだ。そうしよう ...
Posted at 2012/08/16 16:13:58 | コメント(2) | トラックバック(0) | Clubman | クルマ
2012年08月15日 イイね!

Road to Clubman #56

Road to Clubman #562012年 モダンロンドンのレガシー

赤屋根が復活し混迷を深める色問題
サンルーフ装着により黒屋根にすると(一応は)宣言した
ものの、見合うボディの色は定まらない。
ビートルズを敬愛し、ツェッペリンに熱狂し、フロイドを
愛聴する僕は、知らず知らずのうちに英国の伝統美を
求めてしまう傾向にあるけれど
ペッパーホワイトな組み合わせを否定された JCW に、イギリスは宿るのか。

どうせなら黒一色という手もある。
60年代のロンドン、ポール(マッカトニー)やミック(ジャガー)が
嬉々として乗り回していたのは黒い mini ではなかったか?
当時のモノクロ写真では彼らの乗る mini が何色だったか定かではないけど

それって。霊柩車?
  確かに。
  観音開きのドアの向こうには棺が収まっているようなニュアンスがある。
  260リッターのカーゴスペースにハピネスが積まれるはやはり
  アイスブルーか、ホットチョコレートなんだろうなぁ
  いや、まて。我が家にハピネスなんてあったか?
  あるのは。憂鬱と倦怠と我慢ではないか。
  そうだ、失墜の灰色こそ。僕の色なのかもしれない ...

eclipse gray、黒い屋根が引き締める濃いめの灰色はロンドンというよりベルリンだが。
90年代後半、ローバーが文化遺産と称し4色で展開した Heritage Color Collection の中で
派手さはない分、妙に気になった Yukon Gray を21世紀のロンドン風に焼き直したと思えば
これもまた、イギリスの伝統美である。
いつまでも Beatles や Zeppelin や Floyd ではないのだ。
John Lydon の Sex Pistols、Joe Strummer の Clash、Paul Weller の Jam だって
英国を象徴する音なんだから。

モダンロンドンに相応しきレガシーな灰色を
地味でないかぇ と評した金庫番に。再び、問うてみたのである。
(サンルーフをあきらめた)黒赤コンビを腹案として持ちつつ ...
Posted at 2012/08/15 16:17:36 | コメント(1) | トラックバック(0) | Clubman | クルマ

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東京の下町で暮らしております。 ノスタルジー香る街並みに巨大な電波塔が完成し 足下の住民は悲喜こもごもでありますが ... 昭和の情景にも平成の風景にも違...
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