【備考】 ポール再び、の。最速抽選に外れたワタシ(チケット取得を申し出たライブ仲間に運なし)
(第二次)先行発売は本日、18:00 から。
して、Jeff Beck in TOKYO DOME City Hall 開演は今夜 19:00 より。 あれっ? それじゃ ... Pual McCartney in National Stadium は夢と消えるのかぁーーー
経験と体験からなにも学んでなかったようであります
昨年11月に日本中を熱狂させた ... いや、少なくとも
大阪、福岡、東京の野球場に呼び寄せられた 26万人は
確かに、wildly excited な時を分かち合えた Sir James Paul McCartney が、だ。
あろうことかまた、日本へやって来るという。 YESTERDAY から始まったアンコールが THE END で
(文字通り)終わった時、See You Again ! と言って
ステージを去ったポールだったけれど。
その Again が半年後だとは、思わなかったなぁ ... Paul McCartney OUT THERE JAPAN TOUR 2014 国立競技場(!) 5月17日・18日 で。どうする? ど~しましょっかねぇ
毎度お馴染みのライブ仲間に声を掛けてみるも、返ってきた答えにいつものノリはない。 これがホントの最後かもしれないし、行けば感動と興奮と元気を頂けるのもわかっているし、
セットリストも違う(らしい)けれど ... まだ、6ヶ月しか経ってないっすよ。 仰せの通りにございます~ 二の足を踏むには理由(わけ)がある。
此度のポール来日公演、S席 17,500円也。
昨年は 16,500円だったから消費税アップ分が
含まれたのかもしれんが、このお代を
どうやって捻出するかが問われているんであり。
昨年のポールに始まり、今年2月の Eric Clapton
3月には Rolling Stones 、そして。4月早々が
Jeff Beck へと続く、ライブ三昧。
チケットぴあに振り込んだ金額もこの半年で
6万近くに及び、これに \17,500 を加えるのは
お気楽にすぎるか? と、友は考えているし、自分もそんな気がしてきた。
いかにポールと言えども半年前に観てるわけだからここはスルーして、今年後半の
誰が来るかわからないけれど、もしかしたら Billy Joel や Rod Stewart や Pink Floyd が
来るかもしれないんだから限りある財源は温存しておけ。ってことだと、暗黙の了解を
お互いにつけたんだけど ...
19:00、場内暗転、深紅に染まるステージ
大音響のもと飛び出したキース・リチャーズ
奏でるは Start me Up !
マイクを握るミックの躍動感に度胆を抜かれる。
いきなり総立ちの5万人、揺れる TOKYO DOME おぉ~、ストーンズ。強烈ぅーーー
I was a butcher cutting up meat 俺は肉を切り刻む屠殺人だった と歌う You Got Me Rocking を挟んで、3曲目は It's Only Rock 'N' Roll ときたもんだ。
最年少(それでも 66歳)のロニーが作った
ストレートなロックナンバーでストーンズ
50年の歩みを振り返る(スクリーン上の映像)
このアルバムを買った頃、未来は明るいと信じる
無垢な中学生だったなぁ ... なんて
己を振り返ってる場合じゃなく、ステージは進む。
続く Tumbling Dice で 5万人の大合唱を楽しみ、
キースがギターをアコースティックに持ち替えて。
くるか? くるのか? Angie だぁ~ 実はワタクシ、高校時代はバンドを組んで
おりまして。演ったですよ、この曲
悲しみのアンジー を
なんたって、今年で。結成 52年になるバンドだけに
本人達も忘れてしまった曲は数知れぬ ... との噂も
あれど、セットリストに載る曲に手抜かりはない。
どうやってプレイするか忘れちゃったやつは助っ人を
頼めば宜しいんだから。の、ミック・テイラーか?
あろうことか黄金期のストーンズを支えたギタリスト
Michael Kevin Taylor の登場で、場内騒然である。 いや、太っちゃってさ。ミックの紹介がなかったら
誰だかわかりませんでした、けど。
そして、Midnight Rambler
'69年の名作 Let It Bleed から、泣けるブルースの
登場である。ジャガーとテイラーの二人のミックが
ブルースハープとギターを掛け合いながら、全体を
コントロールする様は、背筋がぞくぞくするほど。
圧巻のパフォーマンスにしばし、放心状態なり
Paint It Black、Gimme Shelter、Jumpin' Jack Flash
Sympathy For The Devil、Brown Sugar ...
めくるめく続く、ストーンズの世界。
願わくば、この時よ。止まれ