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かめい堂のブログ一覧

2009年02月22日 イイね!

Clapton and Beck ... 第1部

Clapton and Beck ... 第1部 泣いた。
 まだ音を聞いていないのに。
 頬を伝わる一筋の、涙。
 ステージに立っているはずのジェフベックは
 歪む映像としてしか脳に伝わらない。
 クリーム色の Stratocaster から発せられた
 最初の一音で、僕の涙腺は崩壊する。
 だから、1曲目がなんだったのか?
 
正直、記憶になかったりするのでありますが。
魂のギターサウンドは津波のように次から次へと押し寄せ、僕は。
ハンケチで目を拭う作業を You Never Know(2曲目)のイントロと共に、放棄したのでした。
でも。Cause We've Ended As Lovers ~ 哀しみの恋人達 です。
3曲目にして。やってしまった、至極のバラード。

指で弦を弾き、(ギター側の)ボリュームノブ & トーンノブを繊細にコントロールし、
トレモロアームを大胆に使い、アンプのフィードバックでドライブする。
30と数年前に恋い焦がれた Cause We've Ended As Lovers
生で聴いている自分が夢のようであり、その事実にまた、涙。

しみる涙に目をしばたかせながらも夢の時間は、たたみかけるように続く。
ベックのギターテクニックも
バックを務める Tal Wilkenfeld 嬢(ベース担当の才女は若干23才!)の可憐な仕草も
どのアルバムから、なんの曲をセレクトしたのか? 
なんてものは、ど~でもよくなって、ただただ。
孤高のギタリストが語る求道的な世界へと同化する自分は、ふと。
ジョン・レノンの声を聴いたような気がしたのでした。

むろん、そんなわけはないけれど確かに、I read the news today oh boy ,,, と。
ベックが奏でる A Day In The Life 、それは。
ダコタアパートの前で凶弾に倒れた、ジョンの魂へ。
天まで届かんとする、渾身のプレイであったのです。

まだ、ベックのステージが終わっただけ、と言うのに。
こんな状態で自分は、残るクラプトンを、夢のツインギターを。
楽しめるのだろうか? 冷や汗2
Posted at 2009/02/25 15:43:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | Rock | 音楽/映画/テレビ
2009年02月19日 イイね!

Cocaine デ Blow By Blow

Cocaine デ Blow By Blow コンサートへ行ってもいいですかぁ?

 いいよぉ~ ボケーっとした顔

 で。チケット代なんですが ... 冷や汗2

 あ”ぁ? 小遣いでなんとかなんないのっ ぷっくっくな顔

 ... ふらふら

なんとかなんないから。こうやってお伺いを立てている、のであって。
500円亭主の現実は哀しくも切ない。
28日しかない今月は、\14,000 で乗り切らねば翌月を迎えられない、と言うのに。
そんな状況でコンサートなんて。
行けるわけ、ないじゃないかぁーーー

サザンだって、はっせんえん。でしたわよ あっかんべー

だから困るのだ、サザンオールスターズ応援団という奴は。
世の中のコンサートでサザン以上のものはない、と。
本気で思っているからチケット代も同様に、サザン以上高いものはない、と。
そう考えているフシが、(少なくとも)我が奥様にはある、ようで。

それがですね。 \17,000 なんです ...

いちまん。ななせんえん。と、申しました? ブタ

そうです。壱万七千円、です。
たかが、コンサートに。壱万七千円、です。
行かなくたって生きることはできるけれど。壱万七千円、です。
でも。
これを逃したら、もう二度と。
見ることはできない(であろう)二人のために必要な、\17,000 なんです。

Erick Clapton & Jeff Beck

ギターの神様がくださりし、福音の調べ。
Yardbirds を知らない僕らにもたらされた、40年目の、天からの授けもの。
Cocaine デ Blow By Blow な一夜は、10万円の価値がある。
しかしその意味を理解できるのは、
60年代から70年代にかけて(いや、70年代の10年間でもいい)の、
珠玉のロック時代を共に生きた者だけの、特権である。
同じ時代に息はしていても、郷ひろみや、西城秀樹や、野口五郎が全てだった彼女には
わかりようのない世界、なんである。

では、まぁ。前借り、というカタチで ウィンク

というカタチで。ウドー音楽事務所より届いた、このティケット。
苦あれば楽あり、谷あれば山あり、人間万事塞翁が馬。
価値観の異なる夫婦間で、なんとか家庭内稟議を通過した、クラプトンとベックのコンサート。

ゲートをくぐるのは今度の日曜日、なのである。
Posted at 2009/02/19 16:12:59 | コメント(3) | トラックバック(0) | Rock | 音楽/映画/テレビ
2008年04月02日 イイね!

Jessica / the Allman Brothers Band



サザンロックといえばまずはオールマン・ブラザーズ・バンド、なんだけど。
らしくない、と言えば、らしくない。
アメリカ南部連邦(ディキシー)出身、血縁関係のメンバー、カウボーイシャツにテンガロンハット。
確かにサザンロックの要件を満たす、スワンプ(沼地)な野郎ども、ではある。
が。奏でるサウンドは土臭いどころか、妙に洗練されてはいまいか?
カントリーやブルースの臭いはあるけれど同時に、ジャズの香りも漂う。
まだクロスオーバーなる単語が普及する以前の70年代初頭、アメリカ南部に誕生したある種の、
プログレッシブ・ロック・バンドでもあるような ...

Leyla における
エリック・クラプトンとのセッションがあまりにも有名な、デュアン・オールマン。
伝統的なブルースコードを尊重するエリックと、荒唐無稽なボトルネックを駆使するデュアン。
異なるギターワークが生んだ奇跡のインプロヴィゼイション。
即興演奏こそが、デュアンの、オールマン・ブラザーズ・バンドの、真髄なのかもしれない。

そのデュアン・オールマンがバンド(この世に。と言うべきか)に在籍していたのは、
デビューアルバムとセカンドアルバムの僅かに2枚という、オールマン・ブラザーズ・バンド。
兄弟を名乗る割にオールマンの姓が付くのは、弟グレッグただ一人、という事実。
だけども、そんなことは些細なこと。であった、'73年当時のライブ映像である。

故デュアンの意志を継ぐディッキー・ベッツがステージに立つ限り、
オールマン・ブラザーズ・バンドは不滅なのであり、その意味でも事実上のバンド・リーダーは、
グレッグ・オールマンではない。のかなぁ ...
Posted at 2008/04/02 16:50:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | Rock | 音楽/映画/テレビ
2008年04月01日 イイね!

Can't You See / Marshall Tucker Band



肌に心地よい空気が漂い始めるこの時期、僕はサザンロックを聴きたくなる。
寒い冬を堪え忍んだ草花が春の訪れを喜ぶかのように放つ香気と同じような感じ、
アメリカの、南部の、土臭い香りのする音楽が、なんとも心に響く。

Gonna take a freight train ...
貨物列車に乗りに行く、という出だしからしてジョージアな Can't You See は、
'73年にメジャーデビューを果たしたマーシャル・タッカー・バンド、不朽の名作。
哀愁を帯びたフレーズ、
いかにも南部な荒くれ者らしいダミ声、
ピックを使わない(!)親指だけの、まろやかなギタートーン。

広大な綿花畑、乾いた砂漠を貫くハイウェイ、長大な貨物列車。
日本に暮らす僕が想うサウスキャロライナやジョージア、アメリカという故郷。
いや、そういえば ...
駐留米軍のための極東放送(Far East Network)でよく耳にするこの曲だから、
アメリカ人にとっても望郷の念を抱かせるんであろうか?
大晦日に八代亜紀や冠二郎を聴くとなぜか、北国へ行きたくなる僕としては、なんとなく。

わかる気がする、のである♪
Posted at 2008/04/01 16:10:10 | コメント(1) | トラックバック(0) | Rock | 音楽/映画/テレビ
2008年02月09日 イイね!

Echoes / Pink Floyd

'73年、オリコンチャート。
独走する天地真理を追い抜いたアルバム、the dark side of the moon
日本では狂気と題されたそのレコードを自分はだから、直ぐに聴けなかった。
風呂屋のケンちゃんが想いを寄せるように僕も、隣の真理ちゃんに憧れていたわけで、
心のアイドル天地真理を蹴落としたピンク・フロイドは恋敵みたいなものであったからだ。
とはいえ、フロイド。クリムゾン、ELP、イエスに続く、プログレ四天王の一郭であるから
いつまでも避けて通れるものではなく、でも。
天地真理を抜き去った狂気だけは聴く気になれずに選んだのが、
meddle / おせっかい というわけで。

僕のピンクフロイドは、Echoes から始まったのである 冷や汗2

敵艦を探るアクティブソナーのパルス音。
混沌とする僕の心はリチャード・ライトが奏でる探信音に捕らえられ、
デヴィッド・ギルモアのブルージーなギターに浮遊した、20分超の大作。

そのエコーズをモティーフにしたドキュメンタリー映画、Live At Pompei 。
無人の観客の中で演奏する、1972年のピンク・フロイド。
YouTube の制約(10分を超える映像は基本的にダメ)からスリーテイクに分割された、Echoes 。
フロイドファンは存分に、堪能してください、ネ るんるん

( Part 1 )



( Part 2 )



( Part 3 )



あぁ、時代の空気感までもが素晴らしい!
ピンク・フロイド
いずれまた、熱き想いを書いてみたいなぁ ... 、と。
Posted at 2008/02/09 23:42:23 | コメント(1) | トラックバック(0) | Rock | 音楽/映画/テレビ

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東京の下町で暮らしております。 ノスタルジー香る街並みに巨大な電波塔が完成し 足下の住民は悲喜こもごもでありますが ... 昭和の情景にも平成の風景にも違...
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