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かめい堂のブログ一覧

2006年03月11日 イイね!

the very best of the DOOBIE BROTHERS

the very best of the DOOBIE BROTHERSEarth, Wind And Fire、Emotions、Bee Gees
きらめくミラーボールとフラッシュライト
Saturday Night Feverなディスコに流れる
Long Train Running
歌舞伎町はカンタベリーハウスに炸裂する
Doobie Brothers
これはロックへの冒涜だ
そう思ったのは瞬間的なことで、僕は。
雷鳴のごとく鳴り響く、
トム・ジョンストンとパトリック・シモンズのツイン・ギターに酔いしれたのである。

ドゥービー・ブラザーズを知ったのは中学の頃。
同級生の、ひろひこくんが薦めてくれた、Black Warter
シングルB面に納められたこの曲が、なぜによいのか?
アメリカの、サウス・ディープな世界は。
重厚なブリティッシュ・ロックを好んでいた当時の僕には、渋すぎたのである。
でも、ひろひこくんは諦めなかった。
続いて渡されたアルバムは、建設途中の高速道路と馬。
いかにもアメリカな写真の、The Captain And Me
その中にあった、Long Train Running
なんだ、これは!

カッコ良かった、のである。
ディープ・パープルや、レッド・ツェッペリンには存在し得ない、乾いた音。
カリフォルニアの青い空のように、底抜けに明るいギターサウンド。
重苦しいロンドンの空気とは全く違う、陽気なアメリカン。
やるじゃないか、ドゥービー・ブラザーズ。
そんなわけで、熱狂的なファンとなった僕だけど。
片岡義男の スローなブギにしてくれ が世に出た頃。
このバンドは AOR を奏でるグループへ、変身していたのである。

What A Fool Belives
ボビー・コードウェルも真っ青な都会的なセンテンスは、スティーリーダンからやってきた
マイケル・マクドナルドの成せる技。
これはこれで、心地よい。
でも、あの泥臭い音はどこへ行ってしまったの?
Listen to the music を繰り返し聞き、South City Midnight Lady を一緒に歌っていた僕は。
頭でっかちの、時代遅れなのだろうか?
そんな時にディスコで聞いた Long Train Running
旧き良き時代のドゥービーズを愛してる DJ がいたのだ。
70年代初頭の汗くさいロックを、80年代のダンスフロアへ復活させた、新宿のディスコ。
冒涜ではあろうけど、それが時代というものなのね。

冴えないジャケット、ヒネリのないタイトルではあるけれど。
トム・ジョンストン時代と、マイケル・マクドナルド時代の代表曲が程よく納められた、この一枚。
窓を開け放って走るこれからの季節に、ピッタリのベストヒット集と思うのです。
Posted at 2006/03/11 15:47:04 | コメント(2) | トラックバック(0) | Rock | 音楽/映画/テレビ
2006年03月11日 イイね!

The Very Best of the Eagles

The Very Best of the Eaglesアナログ時代にロックの洗礼を受けた者にとって、
CDへのメディア変更は辛いものがありました。
LPレコードで集めてきた数々の名盤が聴けなくなることを意味していたからです。

アナログプレイヤーを温存し、30cmの黒い円盤を大切に保管すれば、聴き続けることは、もちろんできたのですが。
人間というものは楽なものを知ると、そればかりに頼るようになってしまうわけで。

Compact Disc という名の下、12cm の銀盤には。
アナログレコードが両面を使っても録音しきれないほどの時間が納められる、と。
A面の余韻に浸りながらも立ち上がって、B面へかけ直す手間がない、と。
多少、雑に扱っても傷が付かない、ノイズが入らない、と。
売る方も、買う方も、CDへと流れるのは当然なわけです。
自分のディスクライブラリィに占めるCDの割合が増えるにつれ、陥るジレンマ。
過去の名盤をどうするか?

デジタルを知らない時代に発売された名盤の数々は、そのままCD化されていました。
でも、なんか。
シャクじゃないですか、中身は同じなのに。
また買わされる、ってのも。

そんな貧乏性ロッカーの気持ちを、わかっていたのでしょう。
大手レーベルの出す、デジタル・リマスタリングなベストヒット集。
過去の名盤を分解し、名曲を取り出しては、一枚のフォーマットにまとめる。
じっくり聴く音楽から、流して聴く音楽へ。
楽しむ要素が飛躍的に増えてきた時代に似合う、ベストヒット集。
レーベルの思惑通り、鴨がネギを背負ってしまった、ベストヒット集。
ビートルズに、ツェッペリンに、フロイドに。
次々と増えていく、90年代における、デジタルな70年代。
そんな中で買ってしまった、イーグルス。

Hotel California
これは演歌なんだよ、アメリカの
わかったようなことを語っていた、高校時代。
ジョー・ウォルシュ、グレン・フライ、ドン・フェルダー
3人のギタリストが延々と繰り返すギターの掛け合い。
ジミーペイジやリッチーブラックモアのリフとは異なる、西海岸のギターソロ。
ドン・ヘンリーの擦れた声と軽いタムの音が、ウェスト・コーストだったイーグルス。
20年後に聴いたCDの中でも、やっぱり演歌と感じた、この曲。

You can checkout any time you like, but you can never leave !
チェックアウトは自由だけど、永遠にここを立ち去ることはできないのです
ドン・ヘンリーが歌う詩の意味が、なんとなくわかるようになってきたのは。
若さを失ってしまったからなのか、それとも、円熟してきたってことなのか。

夢と現実の違いを歌った70年代のイーグルスは、やっぱり、アナログで聴きたいアーティストなのです。
Posted at 2006/03/11 15:43:22 | コメント(3) | トラックバック(0) | Rock | 音楽/映画/テレビ
2005年12月08日 イイね!

Nothing's gonna change my world

Nothing's gonna change my world今日、12月8日はレノンの命日ですね。
僕にとっては衝撃的であったあの日から、もう25年も経ったなんて。
節目という訳ではないのですが、なんとなく今日は John の声を聴きたくて MINI で通勤することにしました。
僕にとっては MINI が唯一のオーディオシステムですから、例の七色くんを指さす鬼嫁には申し訳なかったのですが、我が儘を言わせてもらったんです。

数あるレノンの名曲で何を聴くか、実は昨晩から決めていました。
  Across the Universe
この一曲だけでいい、と。
作者であるジョン自身がお気に入りであったにもかかわらず、本人が納得のいくレコーディングはできなかった、とされる曲です。
いくつものヴァージョンがあるらしい Across the Universe。
僕が持っているのは2枚のアルバム Let It Be と Let It Be ... NAKED に挿入されてる、2人のジョン・レノン。
12月8日に相応しいのは、ジョンが望んだ音に近かったと思うシンプルな NNAKED 版と考えました。

Words are flying out like endless rain into a paper cup
言葉は長雨がペーパーカップの中へ降り注ぐように飛び散っては消える
まるで、鴨長明か、吉田兼好か、松尾芭蕉のように、ジョンの詩は心に響きます。
その憂いを含んだ声は、純正オーディオに過ぎない僕の MINI でさえもレトロモダンな車窓を豊かにしてくれます。

こんな素敵な曲を作れるアーティストが、その才能ゆえに熱狂的なファンのねじれた心の犠牲となる、この世の皮肉。
25年前、一生を共にしたかった彼女が僕とは違う男性を選び、今では中学生の母親である(らしい)、青春時代のほろ苦さ。
そして今朝、鬼嫁しっかりものの妻だからこその Premium Compact がある、人生の面白さ ...
う~ん、そんなことを考えながらドライブしてしまいました。

Nothing's gonna change my world
何者も私の世界を変えることはできない ...
ジョンの、この言葉。
根無し草の僕には耳の痛い言葉。
旧ミニも、きっと、こんなこと言ってたのかなぁ わーい(嬉しい顔)
Posted at 2005/12/08 11:33:56 | コメント(4) | トラックバック(0) | Rock | 音楽/映画/テレビ
2005年11月14日 イイね!

狂気

狂気the dark side of the moon / Pink Floyd

古くからのロックファンにしてみれば「何を今更 ... 」である、
二十世紀の文化的作品。
ビルボード Top 200 に850週もの長きにわたってチャートイン、ここ日本においても当時無敵のトップアイドル「天地真理」のアルバムを抜いてオリコントップに輝いた、驚くべき目名作です。
知らない方でもリメーク版のミニミニ大作戦を観た方なら、一曲だけ聴いてることになるんです♪

Money
最初の盗みで大金を掴むも仲間の裏切りでダム湖に落ちるシーンと、エンドロールに挿入されている曲です。特徴的なベースラインと力強いギタープレイ、そして、魂のヴォーカル。
映像シーンと共に曲が脳裏に焼き付いた方も多いのでは?
かくいう私も映画館を出てからしばらくの間、リフが頭から離れませんでした。
もっとも映画同様、曲もリメークされているので少々残念ではあるのです。
残念ではあるのですが、リメークした連中が凄かった。

なんたって、元 Guns N' Roses の Slash です。
あぁ、こんなとこで生きてたかスラッシュよ冷や汗
ど~りで、オリジナルよりハードサウンドなわけだ。
Guns ファンでもある僕としては、ついでに嬉しい!

ところで、この money、映画の内容を象徴するような一曲なのにサントラ盤(CD)には納められていないそうです。
なので、オリジナル盤たる《狂気》をニューミニで聴くCD List に加えようかな、と。
Posted at 2005/11/14 17:41:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | Rock | 音楽/映画/テレビ

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東京の下町で暮らしております。 ノスタルジー香る街並みに巨大な電波塔が完成し 足下の住民は悲喜こもごもでありますが ... 昭和の情景にも平成の風景にも違...
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