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かめい堂のブログ一覧

2007年11月10日 イイね!

動物カメラマンへの道 ... 魚眼編

動物カメラマンへの道 ... 魚眼編 ろくな絵を作れないながらも、しつこく続ける
 なんちゃって魚眼シリーズ。
 ナニを。 どんな風に。 撮りたいの?
 肉眼とは異なる景色を切り取るレンズだから、
 いつものように構えてしまっては面白くない。
 実に。使いこなし甲斐がある、んだそうで。
 もっともそれはカメラ人の言うことで、
 駆け出しの動物カメラマンにとっては使い難い、
 レンズでもあったりする。
 でも、レンズに合ったカメラ、
 いや、カメラに合ったレンズなら僕も、
 カメラ人と同じことを思うんだろうなぁ ...

(我が家の)いぬのムスメを。
(E4系Maxのような)鼻面で。
(愛らしく)撮ってみたい、と。
そう考えた。

焦点距離 16mm の魚眼レンズ改め、APS-C換算24mm相当の輪郭がゆがむ広角レンズは、
カメラが思いっきり寄らないと被写体も近づいてはこない単焦点レンズ、でもある。
ズーミング機能はカメラマンの前後移動で代用する単焦点での撮影テクニックは、
GR Digital で習得済みの僕だけれど、Fisheye NIKKOR 16mm 1:2.8 の場合は、
さらにもう一歩前へ、踏み出す必要がありそうだ。

ナニ、ナニ ... ??? 犬

目の前に迫り来る、見慣れぬガラス玉を、新しいオモチャと考える、犬のムスメ。
オモチャは舐めて確かめるに限る、の。
犬の理屈は、動物カメラマンにとって最も警戒すべき瞬間であり、レンズにキスされる寸前、
撤退を開始するぎりぎりのタイミングが、最大のシャッターチャンスでもある。
あぁ、だけども。

いま、この瞬間は。フルマニュアル、だ げっそり

自動化できない種々雑多な撮影パラメータをじっくりと計算している暇は当然、ない。
経験にも勘にも乏しい素人が瞬時に設定できるほど甘くはない、完全手動なるカメラの世界。
露出はアンダー側に振れ、ホワイトバランスは崩れ、フォーカスは尻側に定位されてしまった。
ぼけた鼻面が、E4系Maxらしい感じを醸し出しているとは言えなくもないけれど、
大いなる失敗作であることは確かなわけで、んん~、遙かなり。

動物カメラマンへの道 ふらふら


ところで、このレンズを有効的に活用するとしたら ...
35mmフルサイズ、FXフォーマットなる D3 は、どうだろう?
マウントも焦点距離も互換性を維持したまま使えるんじゃ、なかろうか?
いっそのこと、カメラを替えるべきだろうか ...
いや、そうでなくって。
人様のレンズに合わせてカメラを替える、ってのは本末転倒なのであり
自分のカメラにフィットする、デジタル時代の魚眼レンズを揃えるべき、なのである。
そこで早速、近所のヨドバシカメラを偵察してはみたものの ...

AF DX Fisheye Nikkor ED 10.5mm F2.8G 、\87,400- 也

目が眩む、そのプライス。
500円亭主には高嶺の花なそのレンズは、しかも。
D40xではオートフォーカスできません、だそうであり。

ダブルで そんなぁ な結果になってしまいにけり 涙
Posted at 2007/11/10 15:08:09 | コメント(2) | トラックバック(0) | Camera Life | 趣味
2007年11月09日 イイね!

半天記録型、なの

半天記録型、なの レトロなレンズを装着したモダンな、一眼レフ
 うんざりするほどの撮影パラメータを計算し、
 なんとか絵になったと思われた一枚も、
 らしくない結果である。
 画角180度を誇る、超広角の、Fisheye。
 水平線上の天空全体を記録する、魚眼レンズ。
 もっと、もっと。
 湾曲してもいいんでないのぉ~?

180度も画角があるとはとても思えない、このレンズ。
イメージするよりも狭い視野の原因は、なんだろう?
焦点距離 16mm は、ウソなのであろうか?
そんなことはないのであって実は、僕の使い方に問題があったのだ。

故きを温ねて新しきを知るニコンだけれど、過去を置き忘れてくることもあるらしい。
それが、D40x のイメージセンサーにあった、わけだ。
APS-Cサイズ、ニコン流にはDXフォーマットと呼ばれる撮像素子の大きさは、
35mmフィルム時代のそれ(フィルムだから露光面積?)よりも、かなり小さい。
(一説によると)35mmフルサイズ比、半分程度のサイズとされる、ニコンDXフォーマット。
露光面積、撮像素子サイズ。
つまりは写る範囲であり、それが狭いということは ...

焦点距離が伸びる、ってことらしい ふらふら

35mmフルサイズを前提にしたレンズをAPS-Cサイズのデジタルカメラで使用する場合、
表記される焦点距離の1.5倍くらいを目安にしなさい、と。
カタログで、35mm換算 ... 、という記載をよく見かけるけれど、あれは
APS-Cサイズのデジカメ(及び、レンズ)を、35mmフルサイズに置き換えると ...
という意味なわけで、今の僕とは逆のパターンなり。

16mm x 1.5 → 24mm
つまり、Nikon D40x に装着した Fisheye NIKKOR 16mm 1:2.8
焦点距離 24mm のレンズに相当するわけで、これは超の取れた広角レンズといったところ。
なるほど、だから。

魚の眼で見たようには撮れない魚眼レンズになってしまった、のね 冷や汗2

水平線上の天空全体を切り取れない、この組み合わせ。
でも、半天くらいなら収めることもできるわけで、
周囲が程よくゆがむ広角レンズとして使えば、結構、いけるかも。


天空の写真、太陽の右下にある赤い点は、犬の娘のヨダレの後です げっそり
Posted at 2007/11/09 16:53:27 | コメント(2) | トラックバック(0) | Camera Life | 趣味
2007年11月08日 イイね!

ダイヤルMを廻せ

ダイヤルMを廻せ ボディとレンズの接合部、
 マウントに互換性のあるニコンだけど、
 それぞれが誕生した時代によって当然、
 機能の違いが存在する。その最たるは、
 ボディ、あるいは、レンズに
 考える機能を持っているか、いないか、なのであり。
 頭脳を持たない銀塩時代のレンズを
 頭脳を持つレンズが前提のデジイチで使う。

審美眼の異なる夫婦以上に妙な組み合わせとなってしまうこのコンビネィションは、
価値観の異なる男女が一緒になったのだ、と思い直せばそれなりに、生きていけるのであり。
世代を超えて接合できるFマウントと、世代の違いを吸収する D40x のダイヤルMは、
ニコンの考える処世術なのかしら ...

シーンモード、マニュアル
上級者向けの、高度な絵作りを可能とする、マニュアルモードではあれど、実はコレ。
頭脳を持たぬ旧世代レンズを使うための唯一のモード、でもあったりする。
シャッタースピード、絞り、フォーカス、ISO感度、ホワイトバランス
写真が写真たるに必要なパラメータ、電脳時代に暮らす僕らには無縁の引数を
経験と勘で計算していた、銀塩時代。

その時代。写真家って、こんなに苦労してたの? ふらふら

面倒な計算はプロセッサに任せることが現代人の清い生き方だから、
絞るのか開放するのか、1/4000秒なのか1/30秒なのか、露光指数を増すべきなのか、などなど。
人差し指を動かす前に考えるべきことの多さに、めまいを覚えてしまう。
電子の頭脳は瞬時に答えをはじき出すけれど、
駆け出しの動物カメラマンに正しい答えは見えないのだから、習うより慣れろ、かな。

光に恵まれた、秋晴れの穏やかな、午後。
被写体を求めて座った、パークする MINI の前で。
ISO感度を減じ、絞りを開放し、シャッタースピードを上げ、魚眼らしいアングルを考える。
調整シロの多さに混乱する頭脳と右手、無理な姿勢に悲鳴を上げる腰と腕。
それでも徐々にイメージと近づく画像に悦びを感じたり。

ん~、写真家って。楽しそうだなぁ 冷や汗2


さて、魚眼らしさを期待したこの一枚ではあるが。
想像していた程に、らしくない。
その理由、価値観の異なるボディとレンズにあった、とは。

おぉ~、カメラマンって。奥深い職業、だ ボケーっとした顔
Posted at 2007/11/08 15:53:11 | コメント(1) | トラックバック(0) | Camera Life | 趣味
2007年11月07日 イイね!

Fisheye ... ???

Fisheye ... ??? カメラ人とのちょっとした雑談は、
 駆け出しの動物カメラマンにとって得るものが多い。
 もちろんそれは知識を、という意味だけれど、
 ごくまれに。
 モノを知る、というか、
 モノを借り受けられたりも、するわけで。
 カメラ人の棚の奥で惰眠を貪るレンズの存在を
 知ったある日、僕は尋ねてみることにした。
 巨大な球体ガラスが古典的に美しい ...

そのレンズ、どのようなものでしょう?

天空を切り取る、全天記録レンズかな ... 考えてる顔

だそうである。
カメラ人は時に詩人でもあったり、する。
素人には難解なる所感をもう少しかみ砕いて頂くと、眠るレンズの正体は。
Fisheye NIKKOR 16mm 1:2.8 、というわけだった。

Fisheye ?
魚眼、である。
近いものは有り得ないほど大きく、遠いものは限りなく小さく写る、あれか?
でもなんで、それが。
全天記録レンズなのだろう?

魚眼と聞いて僕らがイメージするのは、極度に湾曲した写真で、
あのデフォルメな面白さを演出するめのレンズと思っていたけれど、実は、
空を撮るために開発されたレンズ、と言うのである。
気象衛星など存在しない時代、地上から見上げた空の様子をありのままに撮影できれば、
天気予報の心強い味方なのであり、水平線上の天空全体を一枚に収めるために求めた結果が
超広角、180度もの画角を誇る魚眼レンズであった、らしい。
その歴史観が正しいのかどうかは知らないけれど、興味の的はこのレンズが僕の
D40x で使えるか?
ただただ、その一点なのであり。

Fマウントなら使えるんでないの? カメラ

うん、そうだ。故きを温ね新しきを知るニコンだから、21世紀の一眼レフだって。
Fマウントだぜぃ!

というわけで。
拝借してきた、Fisheye NIKKOR 16mm 1:2.8
銀塩時代のレンズを装着したデジタル一眼レフの図、は。
ただそれだけで、マニアな香りが漂う異次元空間であり、撮影技術も大いに進歩したような、
そんな説得力を持つのだけれど。

マウントが合っても。すべからく手動であることに、注意せよ ボケーっとした顔

カメラ人の仰った意味、シャッターを切った瞬間に理解した僕なのであった 冷や汗2
Posted at 2007/11/08 13:38:34 | コメント(2) | トラックバック(0) | Camera Life | 趣味
2007年11月04日 イイね!

動物カメラマンへの道 ... 望遠編

動物カメラマンへの道 ... 望遠編 疾走する特急電車、
 美脚を競うコンパニオン、
 炸裂する情熱のパシスタ。
 荒川沿いの鉄橋で、
 幕張のコンヴェンションホールで、
 浅草の目抜き通りで。
 一眼レフを構える姿は少しばかり
 インモラルな印象があったりする。

制服のスカート丈を膝上ではなく膝下で測っていた時代の高校生は、
それなりの羞恥心と道徳心を持ち合わせるのであり、モラルハザードな今という時代にあっても
淫らな方向へとレンズを向けるには、良くも悪くも度胸が足りないのである。
あぁ、だから僕は。

コンパクトカメラ・ユーザーだったのね ボケーっとした顔

エントリークラスの小型軽量なる D40x とは言え、焦点距離 200mm の望遠レンズを装着した図は、
時と場所次第では相当に、不道徳である。
モラルハラスメントになりかねないこのツールは、GR Digital 並の気安さで使うわけにいかぬ
ところが少々、面倒だと。暑く、熱い、浅草で思い知ったばかりではあるが。
しかしながら、妖艶なる美女から純粋無垢な犬へ、と。
狙う対象を切り替えた瞬間に、デジイチは素敵な道具へと昇華するのであり。

そのカメラで、私のワンちゃんも撮ってもらえないかしら? 揺れるハート

休日の、ドッグラン。
愛犬家の社交場で存在を際だたせる、200mmレンズ。
自分の愛犬もレンズに収めて欲しい、と声をかけられることがある。
もちろんイエス!と答えたいところ、だけれど。

そもそも。
いつまた逢うかも知れないそのワンちゃんと飼い主さんに、どうやって写真を手渡すか?
そんな根本的な、問題がある。
さらに、快く引き受けられない一番の理由は。
僕にはまだ、カメラに見合う腕が備わっていない、という事実である。

成長する犬を記憶するために買い揃えた D40x double zoom kit ではあれど。
引いた構図を良しとするもぐりの温泉カメラマンにとって、
寄せた構図で迫力を醸し出す動物カメラマンへの転身は、考えていた以上に
難しいものがあったりする。

気持ちよさそうに走るジジの注意をそらさぬように、
敷地の対角側から思いっきり寄せてファインダーに収めても、
フォーカスを調整しレリーズする頃にはフレィムの外に逃げているのであり、
躍動する感じを捉えた瞬間は、まだ、訪れていない。

なぜ、サンバのように。うなる写真が撮れないのだろう? カメラ

やはり僕はインモラルな中年、なんだろうか 冷や汗2
Posted at 2007/11/05 15:55:07 | コメント(1) | トラックバック(0) | Camera Life | 趣味

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東京の下町で暮らしております。 ノスタルジー香る街並みに巨大な電波塔が完成し 足下の住民は悲喜こもごもでありますが ... 昭和の情景にも平成の風景にも違...
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