• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

かめい堂のブログ一覧

2007年08月08日 イイね!

動物カメラマンへの道、フラッシュ編

動物カメラマンへの道、フラッシュ編 人の目に眩しい閃光であるから
 犬の目にはもっと痛い光であろうと
 おとーさんは考えるのである。
 発光禁止!
 ジジにレンズを向ける時の基本はでも、
 光量の乏しい室内では実に難儀である。
 スローシャッターと我慢できない被写体。
 光を掻き集めるほんのちょっとの間も
 じっとはしていられない、犬。

手ブレ以前の、問題なのである ふらふら

だから、寝ている写真ばかりなんだよね、と。
今までは言い訳もできたけれど、ジジの成長記録用と称した一眼レフが手元にある現在、
起きてる写真も(少しは)なくてはいけないのである。

というわけで問題も複雑になってきた、我が家。
足りない光 + 動き回るジジ = 相変わらずブレる被写体
駆け出さない駆け出しの動物カメラマンにだってわかる方程式も、
請求書オタクで通帳フェチのご婦人にとっては理解できぬ、屁理屈に過ぎず。

だったら。変わらないジャン、今までと ぷっくっくな顔

おっしゃるとおり。
いや、厳密には違う。
(単焦点、広角では不可能な)離れた位置からのアップが撮れるではないか!
近寄りすぎて。
レンズを舐められてしまうことも、カメラを囓られてしまうことも、もうないであろうと。
それだけでも、光学ズームができる一眼レフの利点はあるのだけれど。
そこを力説したとしても、10万円を超える投資額の正当性には(少しばかり)足りない。
専業主婦と化した今は、特に。

そこで、フラッシュだ。
犬を思いやる飼い主が自ら課せた発光禁止を解いてまで光源を求めるのだから、
被写体(の目)に直接、閃光を浴びせてしまうカメラ内蔵のフラッシュは、使えまい。
使いたくない理由は他にもあって、というよりも、こちらの方が重要なんだけど
フラッシュを焚いた写真はどうも、場の雰囲気を伝えてくれないのである。
ギラついた光に浮かび上がる絵は、自分の目に記憶したスケッチとは違っていないか?

それは。
フラッシュの集約する光が被写体と背景との間に影を作ってしまうからなのであって、
光の当て方を知らない素人カメラマンの限界であり、
当て方を変えようのない内蔵フラッシュの特性でもある。
光量の足りない室内で、動き回る犬の姿を、自然な色合いで撮りたい、だけなんだけど。
どうすればいいの?

バウンスだろぉ~ カメラ

天井や壁を利用して光を拡散させる、まぁ一種の間接照明、ではあるバウンス撮影。
幸いにも我が家の天井と壁は反射率の高い、白、だ。
照射角さえ自由になれば解決する問題、ではある。
となれば必然的に、外部フラッシュの登場、となるわけで。

スピードライト SB-400
なぜかニコンは外部フラッシュをスピードライトと称するが、この SB-400 。
エントリークラスのスピードライトではあるけれど、なかなかに本格的な一品。
発光部分は(4段階に限定されるけど)角度変更可能であり、
天井も壁も bounce back を期待できるのである。
小型軽量なところも D40x と良い組み合わせであり、ご家庭に一本あっても

損はないかも 冷や汗2
Posted at 2007/08/14 15:38:30 | コメント(3) | トラックバック(0) | Camera Life | 趣味
2007年08月07日 イイね!

動物カメラマンへの道、三脚編

動物カメラマンへの道、三脚編 躍動する犬を撮るのに
 三脚は必要であろうか?
 犬が走るは
 多少なりとも太陽光を期待できる
 朝~夕のことであり、
 露出不足に悩まされる時間帯ではない。
 疾走する犬を追いかけながら
 シャッターを切るとすればむしろ、
 余計なモノは付いていない方がいい。

そうだ、だから。三脚はいらない がまん顔

クランプラーのカメラバッグを片手に帰る道すがら、押し問答のように
消えては浮かび、浮かんでは消える、頭の中の三脚。
オーストラリアが産んだカメラバッグは、
許される範囲のリミットに達するお代で僕の手元にあるのだから、これ以上の散財は。
家庭平和を維持するためにも、やってはいけないことである。

しかし。
やってはいけないことをやってみたくなるのが、男というものなのだ。
ビアンキ嬢のハンドルバーを右へと傾け、再び、秋葉原を目指す僕の心は既に固まっていた。

三脚を買うぞぉ~ 晴れ


お客さーん、(一眼レフには)その三脚では弱いですよぉ~

ズラリと並んだ三脚。
ノンブランド品からブランド品、素人向けからプロ向け、ラーメン一杯から神戸牛。
主に値札で選んだ一品をシゲシゲと眺めていた僕に、秋葉原の店員はそう言った。
なぜ僕が。一眼レフユーザーとわかったのか?
洞察力の鋭い店員は、たたみ込むように言葉を続ける。

お使いのカメラは?
主にどんな用途で?
ご予算は?


・・・ ボケーっとした顔

お使いのカメラしか答えることのできぬ僕を、ネギを背負った鴨、いや、
駆け出しの一眼レフユーザと見て取ったか、
店員さんが勧めてくれたのは、Velbon ULTRA MAXi M であった。

これが。ベルボン

駆け出しではあっても、ベルボンの名は知っている。
そんな高級品、僕には。
猫に小判、豚に真珠、ではないのか?

この三脚は、ベルボンのエントリークラスですが、とってもしっかりしてます。
16cmから138cmまでポジションを取れますし、重さも1Kgないので軽いんですよ。
お客様のような方に。お勧めなんです。


そうか、高級メーカーが造った初心者用の三脚かぁ 考えてる顔

野外で使うことを前提に、
便利だけど重い標準装備のエレベーター式雲台を取り外し
軽くて丈夫なボール式自由雲台へと付け替えてくれる、と言う。
もちろん、差額は考慮して。

そこまで提案されたら、これしかない、よなぁ ... 冷や汗2


家へと持ち帰った Velbon ULTRA MAXi M に、200mmレンズを装着した D40xをセットしてみる。
店員さんのセールストークは確かであった。
5段にたたまれた3本の足を伸ばし、一番高い位置へ持っていってもグラつきはない。
これなら夜間の撮影も十分にこなせる実力がありそうだ。
ただ、問題は ...

どこかのマンションで繰り広げられる夜の愛憎劇を盗撮しているような、そんな雰囲気か 涙
Posted at 2007/08/13 17:29:11 | コメント(2) | トラックバック(0) | Camera Life | 趣味
2007年08月06日 イイね!

動物カメラマンへの道、バッグ編

動物カメラマンへの道、バッグ編 勢いで買ってしまった D40x だから
 足りないモノ、がある。
 写真を撮る、という意味においては
 メモリーカードを除いて必要なモノは全て
 含まれるダブルズームキットゆえに
 なくてもいいようなものばかりだけれど、
 でも、あればより豊かなカメラライフを
 送れる(であろう)モノたち。
 やはり、買っておくべきだよなぁ

というわけで。
鬼より怖い鬼嫁のご機嫌を伺いつつ、秋葉原はヨドバシカメラへ足を運ぶこと、数回。
フロアの一角、山のように積まれた銀塩、デジタル両用のアクセサリーに痺れる。
銀塩を持たぬ僕でもその気にさせるカメラ屋の商魂は、オタク街道へのイントロダクション。
エピローグはどこにあるのか?
見てはいけない深淵を覘いてしまったような軽い後悔の気持ちと共に、まずは。

バッグだ 台風

そうなのだ、動物カメラマンを目指す僕なのに。
機材をフィールドへと運ぶカメラバッグを持っていないなんて ...
GR Digital を相棒とする温泉カメラマンなら宿標準装備のビニール製巾着袋で間に合うけれど、
まがいなりにも新しい相棒は一眼レフなのだから、
どんなシャッターチャンスが待っているのかわからない場へ交換レンズなしで出掛けるってのは
It is no use crying over spilt milk 、こぼれたミルクを見て泣きわめいてもしかたがない、
状況となりはしないだろうか?

そうかと言って、まだ壁を突き破る勇気を持たぬ僕がいる。
300mmの望遠でも収まる仰々しいまでに頑丈なバッグを肩から提げて歩く、の図は。
コスプレクィーンを求めるコミケやレースクィーンを欲するモーターショーであり、
その一線は、(加齢族であってもやはり)超えられない領域なのである。

だから、DELSEY を。と、考えた。
シトローエンを愛する会社勤めの素人カメラマンには、
フランスの、スーツケース・ブランドたるデルセーがお似合いではなかろうか、と。
しかし秋葉原、魔の巣窟は、侮れない。

Crumpler じゃ、ございませんか ふらふら

キース・ヘリングが描いたかのようなヘタウマ絵のロゴマークに見覚えがある。
なんたってこのブランド、
自転車乗りには無言の説得力を持つオーストラリアのメッセンジャーバッグなのであって。
そのクランプラーがカメラバッグを造っていたなんて ...
ツーキニスト(自転車通勤族)を自称する僕だからここは当然、クランプラーではないか?

というような、いきさつのもと。
僕のカメラバッグは、ペダル一漕ぎで身銭を稼ぐ汗臭いブランドへ落ち着いたのである。
エクゼクテイヴ・ビジネスマンを気取れたはずのデルセーを選べないあたり、
いつまでたっても、貧乏暇なし、ということであろうか。

さて、肝心の Crumpler 5 MILLION DOLLAR HOME
非常にコンパクトな外観からは想像できないほど内部空間には余裕があって、
200mmレンズを装着したD40xがしっかり収まる天地と、
さらなるレンズを2本(または、レンズ1本と大型フラッシュなど)を格納できる幅を持つ。
メモリーカードや電池等の小物をしまうポケットも用意されており、
恐らくは300mm望遠を入れることはできなそうだけれど、
エントリークラスのデジイチにはぴったりサイズのカメラバッグだと思われます。

新しいカメラバッグと一緒に記念撮影したもうひとつのの赤いバッグは、
24L超の容量を誇る Timbuk2 クラシックメッセンジャーバッグで、もちろん。

僕の通勤用なのである 冷や汗2
Posted at 2007/08/13 16:03:41 | コメント(3) | トラックバック(0) | Camera Life | 趣味
2007年07月22日 イイね!

キムタクのため息

キムタクのため息 いぃわぁ、ニコン
 俳優キムラタクヤがフィルムの中で
 感嘆の声を上げたように、僕も。
 ため息をついた。
 覘き込んだ D40x のファイダーは、
 Kiss Digital X とは違う映像で
 僕の目に迫り、
 そこに Nikon を感じたのであって。
 撮りたい風景が撮れる絵として、見えるよぉ るんるん

欲しいと思っていた EOS Kiss Digital X ではあったけれど、
ファインダーを覘いた時に感じた違和感は、ファインダーが伝える絵そのものにある。
視野が狭いのか、明るさが足りないのか、解像力に乏しいのか。
どうにも被写体の輪郭がすっきりしない。

これで。ピントを、フォーカスを、確認できるのだろうか 冷や汗2

焦点調整に一拍おくようになってきた加齢なる僕の目に責があるのは理解しても、
Canon が用意したエントリークラスのファインダー像は、
一眼レフを操作するワクワク感に乏しい、そんな印象を覚えたのだ。
もちろん、9点もの測定距離を持つ EOS Kiss Digital X だから、
全てはカメラ任せ、マニュアルフォーカスは無用という自信の裏付け、なのかもしれないが。

測定距離が1/3に減ってしまう D40x はその点で、ファインダーが命。
レンズが捉えた光の陰影を忠実に、像として伝えなくてはならないからだ。
ライバル機に及ばぬオートフォーカスの貧弱さを補う上で、
マニュアルフォーカスの砦、ファインダーの映像質感を省略することはできない。
だからファインダーに、切れがある。
裸眼で0.1程度の視力しかない僕の目でも輪郭はハッキリ、見えるのであって。
そこが僕の波長と、あってしまったのだと思う。

いぃなぁ、ニコン ほっとした顔

俳優キムラタクヤの演技も実は、本心ではなかったか、と。
好意的に解釈する、駆け出しの、動物カメラマンなのであった。
Posted at 2007/07/28 16:10:34 | コメント(3) | トラックバック(0) | Camera Life | 趣味
2007年07月22日 イイね!

キムタクは微笑むのか?

キムタクは微笑むのか? SMAPよりはKISSを愛する僕だから、
 Detroit Rock City 並の衝撃を持って
 受け止めた、EOS Kiss Digital X
 エントリークラスの一眼レフで、
 1,000万画素、9点オートフォーカス、
 ゴミ取り機構とは、恐るべし!
 キャノン、なのである。
 火を噴くジーン・シモンズだって
 地獄の狂獣なみに驚くわなぁ

ボディ単体で10万円を切る価格は実に悩ましい設定で、昨年の GR Digital 購入後、
少しばかり後悔したカメラであった。
もちろんあの時点で僕は温泉カメラマンを気取っていたわけだから、
レンズ込みで800gほどの重量と、いかにもカメラ然とした姿は、
選択肢として有り得なかったわけだけど、でも。
この Kiss X の存在は、心の奥底に宿る感光体に焼き付いていたのだと思う。

55mmと200mmの、二本のレンズをセットにして、10万円と少々。
その絶妙なる価格設定に加え、510gという(一眼レフにしては)異様に軽いボディは、
買えそう(で。買えない)、携帯できそう(で。持ち歩けない)なデジイチであり、
いつか手に入れるべきではなかろうか、と。
家計を預かる鬼嫁も知らぬ、500円亭主の野望でもあったのだが。
その野望を実現する日は意外と、近かったのである。

犬の成長は、早い。
40を過ぎて、加速度的に早まる自分の時の感覚よりも遙かに、早い。
モバイルPCのように感じた1.2Kgの体重も今や、漬け物石なみの3.5Kg。
いつの間にやら大人びている、あどけなかった鼻面を、振り返る暇など
あってないようなものなのかもしれない。

いま、この瞬間を。1000万画素に記憶しなくては ...

焦燥感に駆られるようにカメラ屋へ飛び込んだ僕は、意中の一台を手にする。
だが、しかし。
ジーン・シモンズは(僕の心に)火を噴かなかった。

こっ、この感覚は ...

EOS Kiss Digital X
カタログを埋める機能は確かに、素晴らしい。
でも、なんだろう。
GR Digital のように、僕とは波長がしっくりこない。

その要因が、
上下左右95%の視野率を誇るペンタダハミラー方式のファインダーにあったと知るのは、
お隣に展示された、Nikon D40x を手に取った時のことだった。
Posted at 2007/07/27 17:25:30 | コメント(6) | トラックバック(0) | Camera Life | 趣味

プロフィール

東京の下町で暮らしております。 ノスタルジー香る街並みに巨大な電波塔が完成し 足下の住民は悲喜こもごもでありますが ... 昭和の情景にも平成の風景にも違...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/9 >>

 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    

愛車一覧

ミニ MINI Clubman ミニ MINI Clubman
遡ること5年前の秋 品川インターシティにてお披露目された New MINI のバリエーシ ...
その他 自転車 その他 自転車
伊コルナゴ社のクロスバイクです。 フレームの美しさに惹かれました。 東京の東側から西側へ ...
ローバー ミニ ローバー ミニ
59年の誕生以来、姿形を変えることなく造り続けられた mini が遂に生産終了となったの ...
ミニ MINI ミニ MINI
BMW が Rover を買収してから7年後の2001年、似て非なるミニが誕生するわけで ...

過去のブログ

ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation