
勢いで買ってしまった
D40x だから
足りないモノ、がある。
写真を撮る、という意味においては
メモリーカードを除いて必要なモノは全て
含まれるダブルズームキットゆえに
なくてもいいようなものばかりだけれど、
でも、あればより豊かなカメラライフを
送れる(であろう)モノたち。
やはり、買っておくべきだよなぁ
というわけで。
鬼より怖い鬼嫁のご機嫌を伺いつつ、秋葉原はヨドバシカメラへ足を運ぶこと、数回。
フロアの一角、山のように積まれた銀塩、デジタル両用のアクセサリーに痺れる。
銀塩を持たぬ僕でもその気にさせるカメラ屋の商魂は、オタク街道へのイントロダクション。
エピローグはどこにあるのか?
見てはいけない深淵を覘いてしまったような軽い後悔の気持ちと共に、まずは。
バッグだ
そうなのだ、動物カメラマンを目指す僕なのに。
機材をフィールドへと運ぶカメラバッグを持っていないなんて ...
GR Digital を相棒とする
温泉カメラマンなら宿標準装備のビニール製巾着袋で間に合うけれど、
まがいなりにも新しい相棒は一眼レフなのだから、
どんなシャッターチャンスが待っているのかわからない場へ交換レンズなしで出掛けるってのは
It is no use crying over spilt milk 、こぼれたミルクを見て泣きわめいてもしかたがない、
状況となりはしないだろうか?
そうかと言って、まだ壁を突き破る勇気を持たぬ僕がいる。
300mmの望遠でも収まる仰々しいまでに頑丈なバッグを肩から提げて歩く、の図は。
コスプレクィーンを求めるコミケやレースクィーンを欲するモーターショーであり、
その一線は、(加齢族であってもやはり)超えられない領域なのである。
だから、
DELSEY を。と、考えた。
シトローエンを愛する会社勤めの素人カメラマンには、
フランスの、スーツケース・ブランドたるデルセーがお似合いではなかろうか、と。
しかし秋葉原、魔の巣窟は、侮れない。
Crumpler じゃ、ございませんか
キース・ヘリングが描いたかのようなヘタウマ絵のロゴマークに見覚えがある。
なんたってこのブランド、
自転車乗りには無言の説得力を持つオーストラリアのメッセンジャーバッグなのであって。
そのクランプラーがカメラバッグを造っていたなんて ...
ツーキニスト(自転車通勤族)を自称する僕だからここは当然、クランプラーではないか?
というような、いきさつのもと。
僕のカメラバッグは、ペダル一漕ぎで身銭を稼ぐ汗臭いブランドへ落ち着いたのである。
エクゼクテイヴ・ビジネスマンを気取れたはずのデルセーを選べないあたり、
いつまでたっても、貧乏暇なし、ということであろうか。
さて、肝心の
Crumpler 5 MILLION DOLLAR HOME
非常にコンパクトな外観からは想像できないほど内部空間には余裕があって、
200mmレンズを装着したD40xがしっかり収まる天地と、
さらなるレンズを2本(または、レンズ1本と大型フラッシュなど)を格納できる幅を持つ。
メモリーカードや電池等の小物をしまうポケットも用意されており、
恐らくは300mm望遠を入れることはできなそうだけれど、
エントリークラスのデジイチにはぴったりサイズのカメラバッグだと思われます。
新しいカメラバッグと一緒に記念撮影したもうひとつのの赤いバッグは、
24L超の容量を誇る Timbuk2 クラシックメッセンジャーバッグで、もちろん。
僕の通勤用なのである

Posted at 2007/08/13 16:03:41 | |
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