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かめい堂のブログ一覧

2008年09月14日 イイね!

Impression

Impression 脚力の衰え始めた加齢の民にとって軽い自転車は、正義。
 持っても踏んでも軽い自転車は
 (東京から)湘南まで行ってみようか?
 なんて思わせるほど、身も心も軽くしてくれるのである。
 とにかく、軽い。
 軽い。という言葉以外、思い付かないライトウェイトな
 Colnago Impact は例えば、踏み出しのクランク一回転で
 音もなく(自転車だから当たり前だけど、それくらい身軽に
 という意味で)発進し、クランクの回転数を上げるに従い
 速度を二乗に加えながら前へ前へと進む。
 サイクルコンピュータ(速度計)のデジタルカウントが
 30Km/h に届くまで、さして距離は要さないのである。

そんな軽快感が後押ししてか、納車以来一週間での走行距離は実に、150Km 。
中央自動車道を西へ向かったとしたらちょうど、小淵沢に着いたあたりだろうか。
もちろんそんな贅沢なグランドツーリングに出掛けられるわけもなく、
オドメーターに刻まれた数値は都内ボタリングの積み重ね、である。
しかし、それこそが。
クロスバイクたる、Colnago Impact の、コンセプトの証。
街を颯爽と駆け抜けることに重点を置いてデザインされた自転車だから、
亀戸から浅草寺へ、浅草寺から銀座へ、銀座から赤坂へ、赤坂から青山へ、と。
街から街へ移動するのに歓びを感じるのであり、自分の行動半径は細分化しながら
拡大化しているのである。
これは、今までの移動ツールとは異なる感覚かもしれない。

都市サイズのプレミアムコンパクトとはいえ MINI の場合、
渋滞や一方通行や駐車場に頭を悩まし、その結果、無難な道と街を選択したあげくに
街を断片化してしまうのがオチだ。
かたや(ロートル)ビアンキ嬢はどうなの? といえば。
コルナゴ嬢と同じクロスバイクではあれど走行性能と登坂性能に劣るがために
無意識の距離の節約指向が生じ、地図を集約化してしまったりする。
というわけで、Colnago Impact 。
道交法の制約が緩く、路側帯を走行できるサイズ、おまけに、軽くて速いこのバイクは、
街を細かく、地図を広く使えるのが道理なんである。

抜群の加速性能と、安定した走行性能。
クィックなステアリングと、ソリッドな反応。
タッチの軽いシフターと、ミスのないシフトチェンジ。
美しいフレームと、上品な塗装。
走るために生まれたイタリアンバイクは、止まることを許さない。
そう ...

減速は苦手、だったのよねぇ~ げっそり
Posted at 2008/09/17 18:56:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | bicycle | 趣味
2008年09月08日 イイね!

Specifications

Specifications Size & Color : 490 , Brilliant Blue
 Frame : 7005series Aluminium
 Fork : Colnago Carbon
 Seatpost : Colnago Original 27.2mm
 Front & Rear Derailleur : Shimano FD-M511 , RD-M530
 Shifter : Shimano ST-M530 (9S)
 Brake Caliper : Shimano BR-M431
 Crank set : Sugino XD600T 48/36/26T
 Chain : Shimano HG53
 Cassete Sprockette : Shimano HG50 9S 11/32T
 Wheel & Tire : Shimano WH-RS10 , Michelin Dynamic 700×28C
 Weight : 9.1 Kg


伊コルナゴ社の日本における正規代理店 ㈱アキボウ が付けた Impact のプライスは、
税込み \178,500 - 也。
しかしこのプライスに、街を走るための装備が全て含まれているわけではない。
ペダル、スタンド、灯火類、鍵、防犯登録、などなど。
必要最低限の補機類に、ドリンクホルダーやサイクルコンピュータといった
ツーリングを楽しむためのオプションを加えた結果、僕が支払うべき総額は
20万円からランチを楽しめる(但し、マクドナルド限定)程度のお釣りが戻る金額、となる。

事前に金庫番の了承を得た、(僕に残された唯一の)マスターカードを使い、
財布から取り出したのがあまりにも久しぶりだったため店員さんから差し出されたご利用明細の
署名欄すら場所がわからず、少しばかりの気恥ずかしい思いと共にシグネチャーしたその瞬間に、
憧れのコルナゴは。

僕のもの。となったのである 自転車

ロードバイクのフレームに組み合わされたマウンテンバイクの(走行系)コンポーネント。
スペックが物語るこの自転車の素性は 街中を颯爽と駆け抜けること ただ一点であり、
その真価を僕は、最初の一漕ぎで。

実感した、のであった。
Posted at 2008/09/11 16:43:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | bicycle | 趣味
2008年09月07日 イイね!

Colnago Impact

Colnago Impact 価格は素材の質に比例するけれど
 得られる感動はその限りでない、Colnago Bikes
 革新的で斬新的で情緒的なフレームは妖しい青光を放ち
 大人の色香で見る者を誘う。
 艶めかしくも冷たいアルミの感触に魅せられた者は
 その魔力から逃れることが難しいのであり、だから僕は。
 それに乗ってみたい、と。2年前に願ったのである。
 でも、あの時
 幕張の、巨大なコンベンションセンターの一角を占めた
 トヨタ製の大衆車でさえも手に入れられる
 (吊しのモデルとしては)相当に高額なモデルを頂点とした
 コルナゴのラインナップは、実に、非現実的でもあった。

締まる財布と渋い体力との現実的な視点からすればラインナップの底辺、
エントリークラスに位置する Colnago Windy がギリギリのラインであり、実際、それで十分。
10万円を少し超える価格と、10Kgをわずかに下回る車重がベストバランスの Colnago Windy 。
これ以上なにを。望むというのか?

しかし。男、40代にして、尚、足るを知らぬ僕は。
エントリークラスのコルナゴが、愛用するビアンキ嬢と機能的には大きく違わないことに、
小さな不満を抱いたりもした。
どうせなら。ミドルクラスのコルナゴを、狙うべきではないのか?

そして、出逢った Colnago Impact
2年間の空白を埋めるように忽然と姿を現した 2008 year's model のそれは、
ブリリアントブルーのシックな装いで、まるで僕を待っていたかのように、佇んでいたのである。
まさに ...

衝撃。だぁ げっそり

クラブマンへの道が頓挫しかけたところでのコルナゴの出現は、
(両方を同時に得ることのできない僕にとって)無用の選択肢が増えたようなものであり、
正直言って、夜も眠れぬほど悩んだのである。悩むうちに気付いたのが
MINI への愛惜が阻むクラブマンとは違い、
ビアンキ嬢への愛着がコルナゴを拒む要因にはならない。

と言う点である。
なぜなら、自転車の場合。
複数台を所有していても維持費は変わらない、庶民の乗り物だから。

季節は、秋。
感動は、車輪の数には比例しない、のである。
Posted at 2008/09/10 15:37:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | bicycle | 趣味
2008年08月03日 イイね!

コルナゴの衝撃

コルナゴの衝撃 おぉ! こ・れ・は ... げっそり

 それは妻専用のビアンキ嬢PRIMAVERA
 受け取りに行った、晴海の自転車屋さんでのこと。
 スポーツバイクが並ぶ一角に、他とは異なる
 美しさで存在を主張する一台の自転車があった。
 コ、コルナゴの。
 インパクト、だ!

ミラノ郊外、カンビアーゴ村、エルネスト・コルナゴ。
溶接工でありながら、ロードレース選手としても活躍するエルネストが、自らの名前を冠した
自転車メーカー チクリ・コルナゴ を起こしたのは、今から半世紀前の、1954年。
以降、ローマ五輪、ジロ・デ・イタリア、アワーレコードなどといった世界の大舞台で Colnago
自転車は記録を樹立していくのである。
が、しかし。
世界最大の自転車レースとも言われる、ツール・ド・フランスにおいては。
ステージ制覇(マイヨ・ヴェール)、山岳賞(マイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュ)の獲得はあれど、
総合優勝(マイヨ・ジョーヌ)はなかった、ような?

もちろんレースはしない僕だけど、哀しくも輝かしい歴史を背負っているブランドには弱いのであり。
フェラーリにしろ、ポルシェにしろ、ロータスにしろ憧れるのは、
そのクルマに宿る歴史の重みだったりするわけで、だから。
自転車も同様に、過去から続く光と影を求めてみたりする、のかもしれない。

にしても。このクロスバイクは、どうだ。
革新的で斬新的で情緒的なフレームの美しさを僕は、言葉で表すことができない。
そんなイタリアの工芸品が僅かに、\178,000 である。(但し、ペダル別売)
総額 20万円 で乗り出せる、このマシーン。いますぐに ...

買おうじゃないかっ 自転車

あらっ? ミニはホント~に諦めたの、かしらン ブタ

え”っ 冷や汗2

自身の、加齢なる歯が生んだ、今世紀最初の悲劇は。
妻を恐るる男がクルマを買おうと思った時、物語は。
まだ。

最終章を迎えてはいなかった、のである ... 車(RV)


次回、Road to Clubman #32 へと続く
Posted at 2008/08/11 14:24:14 | コメント(2) | トラックバック(0) | bicycle | 趣味
2008年08月02日 イイね!

ビアンキがいいの♪

ビアンキがいいの♪ そうと決まれば動きも速いのが、
 口座を管理する人間の特権、である。
 持たざる者ができるのは、その決断にただただ
 従うことだけであり、つまりは
 自転車を探すのはアンタの努めだ、と。
 仕事帰りの道すがら目に付いた自転車屋を、
 回り道をして専門誌で知り得た自転車屋を、
 それぞれ訪れてはみても、結果は芳しくない。
 お目当ての自転車は見つからない、のである。

いや、Raleigh MR6 MARION CLASSIC なら東銀座に在庫はあった。
しかし、Bianchi にしろ、Trek にしろ、実車は見あたらない。
東京という土地から忽然と姿を消した、イタリアとアメリカのレディス・バイク。
でもこれは、自転車に興味のある方なら周知の事実である。

欧米メーカーのバッヂが輝く自転車はそもそも、流通量が少ない。
製造元のキャパか、インポーターの規模か、希少価値を高めるためか、は。知らないけれど、
サイクルショーで発表されたモデルはカタログに載った時点で、既に売れているようなもの。
人気ブランドの人気モデルは予約販売が前提、であったりする。
そんな事情を抱えているところに、メタボ解消とガソリン高騰である。
にわかに脚光を浴びた自転車は、飛ぶように売れている(自転車ショップ店員談)のだそうであり、
妻の欲しいと言った Bianchi PRIMAVERA (or PIZZA FAMILLY)Trek 7000 WSD は、とうの昔に
完売しました!、とのこと。

え”ぇ~。ビアンキじゃなきゃ、イヤだーーー ブタ

だったら。
最初っから、Bianchi と指定してくれればいいものを。
東銀座に眠る、英国の香り漂う、Raleigh MR6 MARION CLASSIC では。
いったい、なにが。ダメなのか?
(嫁の)読めない思考回路を読み解く暇があったら、ビアンキを捜せ!である。

通勤ルートから大きく外れる月島へと向かったのは、妻を愛する夫だから、なのであって。
妻を恐るる夫だから、ではない。きっと ...
ポセイドンとアンピトリテの息子、トリトンが微笑む晴海の複合商業施設、
恋する男女の穴場スポットにしてトレンディドラマのロケ地に、目指す自転車屋はあった。
そして僕は、ついに。Bianchi PRIMAVERA Ladies を発見したのだ。

やっと入ってきた、1台です。メーカーさんにも、もう在庫はないそうです ...
ランス・アームストロングのように。精悍で逞しくも哲学的な店員さんが、言う。
妻が欲しいと言ったもう一台のビアンキ、PIZZA FAMILLY は恐らく、
今年の入荷分はハケてしまったでしょう、とも。
だったら。この一台を。

買うべき、じゃないのか? 台風

そんな経緯の元、妻の自転車物語は連載二回目にして早くも、完。
納車は次週、日曜日。
パールホワイトのイタリアンバイクが運ぶ夢は ...

箱売りされる夏野菜であろうか 冷や汗2
Posted at 2008/08/02 16:26:45 | コメント(3) | トラックバック(0) | bicycle | 暮らし/家族

プロフィール

東京の下町で暮らしております。 ノスタルジー香る街並みに巨大な電波塔が完成し 足下の住民は悲喜こもごもでありますが ... 昭和の情景にも平成の風景にも違...
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遡ること5年前の秋 品川インターシティにてお披露目された New MINI のバリエーシ ...
その他 自転車 その他 自転車
伊コルナゴ社のクロスバイクです。 フレームの美しさに惹かれました。 東京の東側から西側へ ...
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59年の誕生以来、姿形を変えることなく造り続けられた mini が遂に生産終了となったの ...
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BMW が Rover を買収してから7年後の2001年、似て非なるミニが誕生するわけで ...

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