
現時点で一等賞!
あぢさんの褒め殺しに乗せられて、
Experience 5.9 続編
奇跡の Vista を動かす、奇特なマシンの公開です。
Windows Experience Index、Vista を快適に使うための指標は
調べてみると今のところ 5 が最高値であり、ということは。
例えるなら、
599 GTB Fiorano のようなマシン?
3LDKマンションが楽に買えてしまう珠玉の GT Car と
同類にしてしまっては、エンツォさんに失礼だけど。
3LDKマンションを苦労しながら維持している身にとっては、
パソコンくらいしかハイエンド・マシンを持てないのだから
許してもらえようか。
さて、このマシン。
新世代 Windows に相応しい内容で組んでみようと考え始めたのは、実は
昨年末のことだったけど。
人生で三番目くらいに忙しかった冬を過ごし、二番目くらいに多忙となりそうな春を迎え、
構想が現実となるまでにかなりの時間を要した、金玉(きんぎょく、と読む)なる一台。
自分の持てる知識をフルに活用し、考えに考え抜いたパーツ構成はメモにして20枚を越え、
混乱する頭脳に整理が付いた今月、
愛用のOpteronマシンを売り、僅かに残った冬のボーナスを
加えての大人買い、なのであって。
心臓部に Xeon 、神経回路に Serial 伝送、骨格にアルミシャーシを奢った、
かめい堂スペシャルなパソコン、である。
CPU : Intel Xeon 5160 / 3.0GHz x 2
Memory : FB-DIMM 667MHz 1GB x 4
M/B : Supermicro X7DA8
VGA : NVIDA GeForce 8800 GTX / 768MB GDDR3
HDD : Seagate Cheetah 15K.5 36GB x 2 , HGST Ultrastar 15K147 73GB x 4
Raid : Adaptec 4800SAS
DVD-RW : IO-DATA DVR-ST18GB
BD : Lite-ON LH-2B1S
Power : PC Power and Cooling "Turbo Cool 1KW"
Case : Abee AS Enclosure M0
経験者は語る。
心臓部たる CPU が高速なだけではダメなのだ、と。
速い!と感じる要素は、画面描画であったり、データの読み書きであったり、するわけで
現代の、Ghz駆動プロセッサをもってしても、他のパーツが足を引っぱてしまっては、
ちっとも速くないマシンになってしまう、のだから。
ハイエンドな CPU を採用してしまうと、相対的に他の構成も高級に成らざるを得ないのは
致し方ないところである。
して、経験者は悟る。
新しいモノにはリスクが付きまとう、と。
(先行する法人向けライセンスの)Vista が登場して早、4ヶ月。
コンシューマー市場にも徐々に浸透しつつある今、もう初歩的な問題は解決したか?
と思われたが、実際には多くの問題が残っているようである。
例えば、
GeForce 8800 GTX
NVIDAが用意する 8800 専用の Vista Driver は未だβ版であり、アナウンスされている通りの
不具合を確認する。高解像度でも速いことは事実だけれど、いつ何時、画面が失せるかと思うと
定常的に使用するには、まだ早いようだ。
次いで、
Lite-ON LH-2B1S
Serial ATA 転送のブルーレイ・ディスク・ドライブたるこの装置、何故か Vista と相性が悪い。
認識されたり、されなかったり。これについては目下、調査中。
おまけに、
Adaptec 4800SAS
Vista とは関係ない話であるが、同社が推進する新しい SCSI インタァフェイス、
Serial Attached SCSI の Raid カードであるこの製品、付属するケーブルの質があまりに粗悪。
取り回しの関係で(ほんの少し)角度を曲げてしまうとディスク・コネクションは切断され、
二度とそのチャンネルは使えなかったりして、これには本当、参った。
失敗は成功の元であるから、今回の経験は未来の自分への肥やしとなるわけだけど。
費用対効果としては、あまりよろしいものではない。
まぁ、それでも。
オタク心は満足される、のであって

Posted at 2007/03/31 15:18:36 | |
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