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かめい堂のブログ一覧

2008年08月16日 イイね!

真夏の大感謝祭 ... #05

真夏の大感謝祭 ... #05 なんとなく歌えるサザンは、デビュー作から
 C調言葉に御用心 までの、5曲。
 それ以外は、
 街の BGM として消化してきた僕だから、
 イントロと、サブスクリーンに流れる曲名と、
 巨大な PA 装置が奏でる歌声に、一致を見ない。
 出だしの一音で反応する周囲の方々とは、
 明らかにノリの異なる僕はそれでも、
 アリーナ席にいる最低限のマナーとして。

立ちっぱなしの3時間、であった くつ

一言で言って、長い。
単独のアーティストで3時間のコンサートと言えば、2004年のイーグルスが僕の唯一の
経験だけれど、あの時は確か、15分少々の休憩時間が間に挟まっていたわけで。
曲の途切れない180分はこれが初めて、である。
さらに驚くべきは披露される曲の数で、いったい何曲プレイしたのか?
熱狂よりは冷静さが勝る僕でさえもカウントできないほど、次から次へと流れるヒットナンバー。
ラディオ・エディションに整えられた曲がほとんどであるから、70年代ハードロックでは
おなじみの、延々と続くギターソロやスティックが飛び交うドラムソロは、有り得ない。
全曲、3 ~ 5分で収まるフォーマットの見事さに、ロックバンドとは違うパワーを感じる。

これが。サザンオールスターズかぁ ひらめき

音楽に対する愛情が誰よりも強いが故に活動休止を宣言した桑田さんの想いは、
サザンが嫌いかもしれないと思い始めた僕にも伝わったけれど。
放心したように余韻に浸る周囲の方々ほど、燃え尽きたわけではない。
この会場を埋める7万人が一斉に目指す(であろう)、横浜線や市営地下鉄の混雑状況が
気になってしまうくらいには、我を覚えていたのである。
もし、あのステージに。
Char や、Super Butter Dog や、RC Succession が。立っていたのなら ...
こうも冷静でいられるはずはないのであり、その意味で、やっぱり僕は。

このバンドに特別な想い入れはない、んだなぁ 冷や汗2

そう結論された、2008年8月16日の新横浜、真夏の大感謝祭。
この場を立ち去るのが 嫌だ と駄々をこねる鬼嫁と、
この感動を朝まで 語り尽くそう と言う知り合い以上友だち未満との、
二人のサザンオールスターズ応援団を急き立て、一路、新横浜駅へ目指すのであった。
Posted at 2008/08/19 16:46:15 | コメント(3) | トラックバック(0) | Analog Life | 音楽/映画/テレビ
2008年08月16日 イイね!

真夏の大感謝祭 ... #04

真夏の大感謝祭 ... #04 デビュー 30年!、だそうである。
 勝手にシンドバッド をバンドで演奏したのは
 僕がまだ高校生の時だったから、確かに。
 30年、経ってしまったんだなぁ。と思う。
 過ぎ去った時の重みは、この日、この地へ
 集まった人、それぞれに。あるんだと思う。
 サザンオールスターズが突っ走ってきた年月は
 自分たちの月日と同じだから ...
 人生の折々に。サザンがあった。

いとしのエリーでメイクラヴした彼と彼女は、お腹の中で眠る子供にチャコの海岸物語を聞かせ、
その子供達も TUNAMI の頃には、新しい愛を見つける。
30年とは、そういう時の連続なのだ。

しかし。一挙に30年を飛んでしまった僕は、どうすればいいのだろう?
人生の節々で。サザンのなかった僕に、桑田さんの熱き想いは伝わるのだろうか?
プラチナ・ティケットを有効に活用できる人を見つけられなかった僕が。
7万人の枠からこぼれてしまったサザンファンの取り巻く横浜にいて、いいのだろうか?
この期に及んで今ひとつ乗り切れない僕は、もしかして。

サザンが嫌いなのかしら?

そうかもしれない。
国民的バンドのサザンオールスターズだから、日本国民として僕も
好きでないと断言できるほど嫌いとは、考えていなかったけれど。
周囲の加熱する熱気とは裏腹に下がり続けるテンションが、真実を語れと言ってるようであり。

やっぱり。嫌いなのかもしれない ... 冷や汗2
Posted at 2008/08/19 15:33:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | Analog Life | 音楽/映画/テレビ
2008年08月16日 イイね!

真夏の大感謝祭 ... #03

真夏の大感謝祭 ... #03 この日、ニッサンスタディアムに集結した
 老若男女は実に、7万人。
 その 70,000 人の熱狂の中で、間違いなく
 最もテンションの低い僕は、だけども
 ロナウジーニョが走った地に立っている事実に、
 気分も少なからず高揚する。
 指定されたアリーナ席へと向かう通路から
 後方を振り返れば、スタンドを埋め尽くす
 色とりどりの人波に圧倒される。

そうなんだ。クラブチームの選手は、こんな雰囲気に中で闘っているんだ 考えてる顔

サザンとは関係ないことだけれどサザンのコンサートがあったから入ることを許された
ニッサンスタディアムのピッチ上で、もう2年になろうかというあの夜の興奮を思い出す。
バルサは。素晴らしかった ...

ここにジーニョがいたのよねぇ 目がハート

サザン熱をロナウジーニョ効果で加速させる、ハイテンションなる鬼嫁の声が、
帳の降り始めた横浜の空に響く。
関西に住んではいても東京読売ジャイアンツのファン(らしい)知り合い以上友だち未満の
彼にとっては、なんのことかわからない。
わからないけれど、これから始まるサザン・ナイツへの大いなる期待値の前では些細なこと。

大久保(ヴィッセル神戸 FW)も、いいオトコやねん

気配り過ぎて滑ったとしても、ナニかを突っ込まなくては気が済まぬ、関西人。
どうして彼は。僕を誘ったのだろう?
ふとした疑惑が、西の空に育ち始めた積乱雲のように心の中に広がる、真夏の大感謝祭
開演 30分前の、狂乱するフットボール・コートの中で、情熱と冷静のあいだにいる僕は。
愛の言霊に、身をさらすのであった。

宴はヤーレンソーラン、なのか? げっそり
Posted at 2008/08/19 15:24:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | Analog Life | 音楽/映画/テレビ
2008年08月16日 イイね!

真夏の大感謝祭 ... #02

真夏の大感謝祭 ... #02 僕のサザンオールスターズは、いとしのエリー
 止まっている。いや、正確には5枚目のシングル
 C調言葉に御用心 までかもしれない。
 いずれにせよ、勝手にシンドバッド で受けた衝撃は
 その後のヒット路線で薄口となってしまい、
 サザン・ロックを愛聴し、
 オールマン・ブラザーズ・バンドを敬愛し、
 オーティス・レディングを信愛した
 僕の音楽路線からは外れた、存在にあった。

それからの国民的人気を知ればサザンオールスターズの歩んだ道は正しく、
蚊帳の外へと出てしまったのは僕の方だけれど、
サザンとオールというキーワードを持つ Southern All Stars というバンドが、
その名前から連想されるほどディープサウス的でもラテン的でもない音楽スタイルへと
変調していったのが、僕にとってはある種の拒否反応を生ませてしまった、と思う。
だから、サザンオールスターズのコンサートへ行く自分、というものがまずは。

信じられない、のであった 冷や汗2

しかし、このティケットは。
ファンが熱望するプラチナもの、なんだそうである。
ならば。
レアメタルのように貴重なこの券を、相応しい誰かが使うべき、である。
ところが話しは、うまく進まないものだ。

サザンは青春そのものなの♪とする鬼嫁と、
サザンオールスターズ応援団(ファンクラブをそう呼ぶらしい)にして行かへんかぁと誘ってくれた
知り合い以上友だち未満の彼とは、面識のない間柄。
間合いを取り持つ役割を僕は、期待されているのである。
まぁ、それは。コンサート開始前の、例えば中華街あたりで一席を設けることで、
サザンファン同士なんだから絆はすぐに結ばれるだろうけれど、では。
僕が行かない、その一枚を。

誰が使うか?

思い付くままに、声を掛ける。
鬼嫁の友人か、僕の友人で鬼嫁も面識のある人、限定で。
皆、少なくとも僕よりは、サザンを愛する方々へ。
だが ...

その日は。ダンナの実家なのよ
その日は。ゴルフだなぁ
その日は。ニッポンにいないのぉ

あれれ。この。思わしくない反応は。なんなんだ?
マニア渇望の、希少なる、ティケットではなかった、っけ?
Posted at 2008/08/19 15:17:44 | コメント(1) | トラックバック(0) | Analog Life | 音楽/映画/テレビ
2008年08月16日 イイね!

真夏の大感謝祭 ... #01

真夏の大感謝祭 ... #01 知り合い以上、友だち未満の彼から着信があった時、僕は
 鬼嫁と犬のムスメと共に近所の河原を散歩していたのである。
 関西に住む彼から、600km以上の空間を飛んでやってきた
 デジタル波が伝えるは、ある意味、微妙な提案であった。

 この夏。横浜で。
 サザンオールスターズのコンサートがあるんだけど。
 いっしょに見に行かへんかぁ?
晴れ

 う~ん。サザンかぁ ... がく~(落胆した顔)

 えっ! サザンなのぉ ... 目がハート

価値観の異なる夫婦は、突然の、電話のやり取りにおいても温度差が生じる。
行かへんかぁ?と誘ってくれたのは僕に対する invitation であり、
その脇で話しを盗み聞きする鬼嫁に対してのものでは、ない。
ないけれど、(僕の声に覆い被さるように聞こえたであろう)ハイテンションな声に
気配りの彼は、こう言葉を続けてくれたのである。

よければ、奥さんも一緒にどうやねん? ぴかぴか(新しい)


というわけで。
サザン・オールスターズを知ってはいても特別の想い入れなど持たぬ僕は、
サザン・オールスターズ大好き(とは知らなかった)鬼嫁のために、
サザン・オールスターズ 真夏の大感謝祭 への招待を受けたのである。

それはまだ、インプラント術式が決定する以前の、ということは、クラブマンへの道
閉ざされていなかった6月の、終わり頃のこと。である。
Posted at 2008/08/19 15:11:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | Analog Life | 音楽/映画/テレビ

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東京の下町で暮らしております。 ノスタルジー香る街並みに巨大な電波塔が完成し 足下の住民は悲喜こもごもでありますが ... 昭和の情景にも平成の風景にも違...
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