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2012年12月12日 イイね!

MINI JCW Clubman #14

MINI JCW Clubman #14一直線に伸びる築地塀、古来よりの様式美に見合うは
美しい国のメルセデス Eクラス ... もいいけど、ここは
美しい日本のクラウンを置きたい。
やはり、古風な塀にはフォーマルなサルーンである。
ではあるが、いつまでたってもクラウンに乗れそうもない
自分は、その代わりに MINI を停めてみた。
歴史を刻む漆喰の白と、21世紀を走る MINI の白
純白のクラウンよりも。らしい感じがしたりして。

尻の軽いハッチバックスタイルの小型車であるにもかかわらず、築地塀の前に置いても
違和感がないのは、日本の伝統建築に宿る知恵と技、明快性と簡潔性、強さと美しさに負けぬ
革新性と合理性と機能美を MINI が持っているから ... なんて思ってみたりするんであります。
  (本来であれば)Old English White を身に纏う旧 mini の方がより雰囲気である。
  まぁ、Pepper White に塗り改められた新 MINI でも代役は務まっているけれど。


では。失墜の灰色に塗られ、間延びした MINI だったら、どうなるのか?
ってことを試してみたのは、水戸光圀公の愛された庭園が秋色に染まるある日の朝である。


風雪に耐え抜いた白壁と対比する黒く沈んだ灰色はこれまた風流なり

240mm伸びた全長が尻軽に多少の落ち着きを与えたことでより築地塀に相応しくなった
クラブマンであるが案外、観音開きのリアスタイルが与える印象は昔風なのかもしれんなぁ
と、思ったりする水戸殿の上屋敷跡。
天下の憂いに先だって憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ 回遊式築山泉水庭園は
入園料僅かに 300円也の異空間であります。


東洋の匠と西欧の技術は根底に流れる意思が通じているのかもしれないネ
Posted at 2012/12/12 15:50:10 | コメント(5) | トラックバック(0) | Clubman | クルマ

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