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かめい堂のブログ一覧

2005年12月18日 イイね!

二十四節気のMINI ... 大雪の頃

二十四節気のMINI ... 大雪の頃  納車後 : 25日
  走行距離 : 727Km
  平均車速 : 17.9Km / h
  平均燃費 : 7.2Km / L


  天地の気がふさがって冬となり、
  熊が冬眠のため穴に隠れ、
  そろそろ鮭が川を上ってくる大雪の頃、
  MINI のオドメータは 700km を刻みました。

20km/hにも届かない平均車速は、紅葉が染まる山、エイペックスが美しいワインディングロード、湯煙に霞む隠れ宿などへは、出掛けていないことを示すのですが、それでも700kmを越えた走行距離に、眺めること、乗ること、走ることが楽しい車なんだ、という意味が込められているのかもしれません。

首都高を走った100kmほどを別として、6段もあるギアの2/3ほどしか使っていない状況でリッターあたり
7Km台の燃費は評価できる数字と個人的には思います。でも、経済生活を今生の喜びとする鬼嫁には納得できぬ結果のようです。確かに、コンパクト・クラスとしては落第点なのかもしれませんね。

外気温 3℃の凍てつく朝でも一瞬のクランキングで目覚めるエンジンは水温計の針が動くまでの暖気運転を必要とせず、住宅密集地域の、それも集合住宅に住む者にとっては、やはり有難い。
そんな実用ユニットでありながらも、2,000回転、3速(と思われる)、40km/h からの加速は、大口径ウェバーキャブの吸気音のごとく唸るコンプレッサーと共に猛然と車を前に押し出す力がみなぎっており、僕自身としては、本当に久しぶりにスロットルを戻す理性が試されているような感じです 冷や汗2

納車後第5週に入り車が馴染んできたのか、人が慣れたのか、とにかく元気な MINI のまとめなどを 鉛筆
Posted at 2005/12/19 00:01:17 | コメント(4) | トラックバック(0) | new mini | クルマ
2005年12月17日 イイね!

ミニというもの (4)

ミニというもの (4)クルマにはチカラがある。
価値観を変えるチカラが。

本来の調子が出ていないとはいえフランスを代表する高級車は、僕に上流社会の片鱗を垣間見せてくれました。
たった30分の休息にホテルのティーラウンジを利用する。
たった1時間の移動にグリーン車に乗る。
たった一泊の宿に高級旅館を予約する。
時を買う
恐らくは、これが上流社会の本質なのではないか。
しかしながら上流社会とは、十万単位の修理費に右往左往してはいけない世界でもあったのです。
シトローエンは僕に大切なことを伝えてはくれたが、それを維持する方法については何も教えてくれなかった、のでした。

クルマにはチカラがある。
生活を変えるチカラが。

再び乗ろうじゃないか、と思ったのは僕だけの話であり妻は知らぬ事。
買いますと言った mini は、下取り額を差し引いて 100万円。
幸いにも自分の現金がありました。
シトローエンの車検と修理に向けて貯めてきたお金。
しかし、妻への説得は ...
  miniを買いました。僕のお金なので問題はないでしょ?
返事はありませんでした。
その夜遅く妻の出した答え ...
  本日から小遣い制にします。
  キャッシュカードとクレジットカードを提出してください。

鬼嫁の誕生でした げっそり

mini にはチカラがあった。
プラス300ccの余裕が生むチカラが。

厚化粧の下には、現代の交通事情に適合する処世術が施されていたのでした。
インジェクションによるきめ細やかなマネージメント。
とても40年前の設計とは思えぬ軽快な回転フィール。
真夏の渋滞にも根を上げぬタフな信頼性。
その小柄なサイズは見る人への微笑みを誘う愛嬌がありました。
鬼嫁化した妻も、mini だけは寛大に接してくれたのでした 揺れるハート
Posted at 2005/12/17 10:59:38 | コメント(5) | トラックバック(0) | old mini | クルマ
2005年12月16日 イイね!

ミニというもの (3)

ミニというもの (3) ミレニアムを迎えお祭り騒ぎであった西暦2000年。
 ひとりの天才 サー・アレック・イシゴニス が
 生み出した小型車 mini は、ひっそりと
 その生涯を閉じました。
 1959年に誕生して以来、実に40年間も
 そのコンセプト、カタチを変えることなく
 作り続けられた、20世紀の大英帝国を象徴する
 mini が、21世紀を目前に自身の歴史に終止符を
 打つとは、なんとドラマティックなことか。
青春時代のひとときを一緒に過ごした Leyland mini を想い出しながら、感傷的に
このニュースを受け止めたのでした。

遡ること2年前の98年、ワールドカップ予選リーグで敗退した日本チーム同様、
本来の調子を出せずにいるシトローエンXMに手を焼きつつあった僕は、
近所のローバーでミニを検分していました。
見積まで頂いたのですが、いつのまにやらゴージャスになってしまった Rover mini が、
どうにも許せない。
厚化粧で素顔を隠し、しなをつくっては男を誘うガード下の熟女ではないか?
とまぁ、そんな理屈を付けて買うには至らなかったのです。


mini の生産中止。
もう新車では乗れないことを意味する、この事実。
現代のコンパクトカーの原点であり、僕の価値観を根本から変えた基本でもある、
あの小さなクルマに。
再び乗ろうじゃないか。

輸入車は往々にして旧ければ旧いほど価値があったりするものですが、
mini とて例外ではありません。
40年も不変とは言え、実は、細部が異なる mini。
特に60年代の栄光を知る BMC 時代の mini は、
Rover の新車より遙かに高い値札が付いてたりします。
高いだけならまだしも、当時の自分は旧い車の怖さみたいなものが身に染みていたので、
あれほど嫌っていた Rover mini の新車、もしくは、高年式の中古車を探すことにしたのでした。

探し当てた mini は、96 year model。
生産35周年を記念する 35th Aniversarry。
アーモンドグリーンの外装色はコーティングでもしたかのようにキラキラと輝き、
ポースリン・グリーンに染められた皮シートにひび割れはありません。
前オーナーが注いだであろう愛情が、そこかしこから伝わってくる個体です。

キーをひねれば、懐かしいあの音と振動。
抱え込むようなステアリングと中央にオフセットされた小さなABCペダル。
想いは一気に青春時代へと戻ります。
厚化粧したとはいえ、やはり mini だったのです。

自然と浮かぶ笑みを殺すことができないまま、
  コレ、買います 目がハート
と、言ったのでした。
Posted at 2005/12/16 16:28:45 | コメント(5) | トラックバック(0) | old mini | クルマ
2005年12月15日 イイね!

鬼嫁運転日記 ... 高速デビュー前夜の巻

鬼嫁運転日記 ... 高速デビュー前夜の巻どういう風の吹き回しなのでしょう?
最後の一滴まで使い切らないと新しい歯磨き粉を出してくれないケチなしっかりものの妻が、ETCを買いなさい、と。
それも、ディーラーで ...
取り付け費込みで3万弱と、オートバックスよりは確実に倍以上するであろう MINI 純正品。
深く追求して考え直されても困るので、善は急げで付けてもらいました。

写真で見るとコードを通す穴の加工が雑なようにも見えますが、この位置は目立たぬところなので良いのです。フロントガラス内側に張られたセンサーから伸びるコードは、さすがに綺麗に処理されていて満足なのですが ...

やはり、魂胆が見えません。
突然 ETC とは、どうしてexclamation
内緒で高速デビューを企てているexclamation&question

これからはカード決済になるから、どこへ行っても明細でわかるのよね~ あっかんべー

おぉ、妻の三箇条
ワタシ以外のオンナと隠れ宿などへ行けぬよう、抑止策のつもりらしい。

お茶目な我が妻よ ふらふら
どこで仕入れたネタかわからんが。

ETCレーンさえ通らなければ明細書が届くことはないのだよ 冷や汗
Posted at 2005/12/15 17:19:45 | コメント(9) | トラックバック(0) | new mini | クルマ
2005年12月14日 イイね!

Nのエコ計画 ... NA-V80 #2

Nのエコ計画 ... NA-V80 #2やはり家電界のトヨタ、松下の製品。
我が家にやってきてからのこの2年、不具合・故障などは一切なく、黙々と仕事をこなしてきた NA-V80。
しかしながら、ちょっとした疑問もあったのです。
Nのエコ計画、その根底に係わる、使用水量の少なさ。
斜めに設置されたドラムの底部にヒタヒタと貯めた水に対し、回転するドラムと共に上部に上った洗濯物を落とす、いわゆるたたき洗いの原理で、水量を節約するところに知恵がありました。
なるほど、道理だ。
でも、ホントに綺麗になっているのか?
HAL9000の目玉をのぞくように洗濯行程を見ていた僕は、洗濯物全てに洗濯水が染み渡るまで、意外と時間を要することが疑問だったのです。

去年の秋、NA-V80はモデルチェンジし NA-S81 となりました。
ヤマダ電機で見かけたデモ機、洗濯行程を眺めた時に発見した驚愕の事実exclamation×2
なんと、シャワー洗浄なる、 シャワーパイプによる洗濯水の強制加水機能が追加されているではないですか。たたき洗いだけでは完璧なる洗浄はできなかった... と製造元が認めたような、姑息な手段。
やはり、僕の疑問は正しかった、のか ??

注水機能が追加されたことは、当然、使用水量の増加を招くはずなのに、旧モデルに比べ、さらに 5L も少ない 75L で洗濯を終えるというこのモデル。
経済生活を無上の喜びとする鬼嫁が悔しがらないはずはありません。
でも、洗濯係である僕は、そうでもありませんでした。
なぜなら、先代 NA-V80 が持っていた可愛らしい4色のインディケータが、なんとも無粋なモノクロ液晶に取って代わられていた、からです。

液晶の方が表示できる情報量も多いし、タッチパネルによるガイダンス操作も期待できる。設計の方々が便利であろうと考え、液晶化したことは正しいと思うのだけど...
インダストリアル・デザインとしては間違っているように感じられるのです。
ダイソン掃除機を例に取るまでもなく、家電品を単に白物とするのではなく、所有する喜びに変えられるのは、そのデザインによるところが大きい筈なのに、天下の松下がどうしたことか。

せめて、カラー液晶にして洗濯中は4色の丸形インディケータが行程を表すようにしたら、ホントに悔しかったろうな ウッシッシ
Posted at 2005/12/15 15:57:25 | コメント(3) | トラックバック(0) | Life Style | 暮らし/家族

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東京の下町で暮らしております。 ノスタルジー香る街並みに巨大な電波塔が完成し 足下の住民は悲喜こもごもでありますが ... 昭和の情景にも平成の風景にも違...
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