• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

かめい堂のブログ一覧

2005年12月05日 イイね!

妻が車を運転をする、ということ

妻が車を運転をする、ということ今は昔、まだ初々しさの残る女学生時代に彼女は教習所へ通い始めました。どういうわけかAT限定を選択せずに、マニュアルトランスミッションの運転が可能な普通免許を取得したのでした。
以来十数年(二十数年という話もある)、書類上は金帯ベテランドライバーなれど、運転には無関心な時を過ごしてきたのです。
独身時代より、自分の車を持ったことがないペーパードライバーの彼女が。
知り合ってからも、
  (シトローエンは)左ハンドルだからイヤ
  (ローバー・ミニは)マニュアルだからダメ

難癖をつけてはハンドルを握ることなく、助手席のみを自らの居場所としていた彼女が。
ゴールド免許も単なる身分証明書に過ぎなかった妻が。
ついに! ワタシにも運転させろ、です。

この土曜日、運転席に座ってしまいました、わが鬼嫁。
まだ目尻に皺のなかった(と思われる)ころ以来の、回すハンドル。
ここは生き馬の目をくり抜くような東京道路。
駐車場を出て100mも走れば、片側二車線の幹線道路明治通り
車両間隔の意味もわからぬベテラン初心者が。
車を操縦できる環境にあるとは、到底思えないこの場所で。
プレミアムな新車を運転する、と げっそり

小姑ナビでもビビる、この判断の難しい要求に、僕はPCの前から離れることができませんでした。
しかしながら MINI の前では、妻の三箇条は絶対です。
近所の一回りで満足するであろう、と考えることにしたのです。
アクセルもブレーキも踏み加減がわからぬから車は小舟のように揺れ、車幅もステアリングの切れ角も考えなしだから車はヘビのように蛇行し、緊張しすぎで要らぬ力が入るからウィンカーレバーは折れそう ...、な状況においても。
妻の顔には笑顔が ウッシッシ
なんとか家にたどり着いた時、シートから身を離すのもやっとな脱力感の中、鬼嫁は、明日も乗るわ揺れるハート と言うのです。

いったい、どうしたことでしょう?
Posted at 2005/12/05 18:00:37 | コメント(3) | トラックバック(0) | new mini | クルマ
2005年12月03日 イイね!

続、New MINIは、BMWにあらず ... なのか?

続、New MINIは、BMWにあらず ... なのか?時は 2001年秋、BMWが世界のジャーナリストに向けた大がかりな試乗会でのこと。
日本から出向いた記者が、ある質問を問いかけました。
なぜ、ミニはおおきくなったのか?と。
隣にいた、デザイナーなのか、エンジニアなのか、広報担当者なのか、何れにせよミニ開発チームの一員であるダンケ・シェーン博士(仮名)が、こう答えたそうです。
BMWの走りを実現するには最低でも15インチのタイヤが必要だった、と。

またまた、昔に読んだ雑誌からの引用なので、うろ覚えではあるのですが、要するに。
BMWクォリティを具体化するためには、Rover Mini と同じ12インチタイヤでは不可能である。
従って、可能な限り小さなタイヤサイズを選んでも15インチと成らざるを得なく、足下が大きくなれば上物も大きくなるのは、当然のことである。

おぉ、なるほど。なるほど。
だから、mini なのにミニでないのね。
では、あの愛くるしいサイズを捨ててまで選ばなくてはいけなかったBMWクォリティとは何ぞや?

駆け抜ける喜びを、見ても、乗っても、走っても、感じられる車であれ。
それは、プレミアムを名乗れる、初めての小さな車


近づくほどに、あぁ、いいクルマだなと思わせるオーラが、ある。
ドアを閉めた瞬間に、その思いは確信に変わる。
10mも走れば、想像する以上に上等であることに笑みがこぼれる。

これってもしかすると、他のBMWも一緒なのかしら?
残念ながら、他のBMWを知らない僕としては疑問系でしか書けないのだけど。
MINIディーラーのお隣にあるBMWディーラーで、恐る恐る腰掛けたサルーン。
上質な素材を端正なデザインでくるんだ 5 Series、まさに、Premium な車。
そこには、MINI と同じ感触がありました。
サルーンでもワゴンでも、質の高い走りを予感させる演出。
やっぱり、New MINI は、BMW なんだ。

足りないのは感性に訴えるエンジンなのかもしれないけど、それは旧型から受け継いだミニの文化。
だって、miniすけさんや、Macおやじさんをはじめ、僕を含めた大多数の MINI オーナーはエンジン以外に魅力を感じているわけだし、未だに続くバックオーダーが何よりの証拠ほっとした顔
それでも。
黒子に徹するエンジンに不満があるのなら、1から続くシリーズへどうぞ。
まだ満足できないのであれば、M power もありますよ
って、ものすごい展開が控えてるBMWの車種構成。
ボトムエンドのFFコンパクトカーを、あえて、
0 Series とか、Y model とは命名せずに、MINI と名乗らせた Byern Motor Works
もはや、ただのエンジン製作所ではない、商売上手な車屋さん、だったんですね。
Posted at 2005/12/03 16:52:44 | コメント(4) | トラックバック(0) | new mini | クルマ
2005年12月02日 イイね!

New MINIは、BMWにあらず ... なのか?

New MINIは、BMWにあらず ... なのか?車はエンジンである。
自らを動かす動力あってこその自動車。
エンジンが感性に訴える割合は大きい、と言わざるを得ない。


かつて読んだ自動車雑誌、BMW 5シリーズを紹介した一説です。ウルトラシルキーと称されるBMWご自慢の直列6気筒エンジン。
そんなに感動的なの?

inline 4, Double Over Head Camshaft, Multi valve のホンダ製 ZC型を唯一の例外として。
文字通り、原動機にすぎないエンジンばかりを操ってきた僕。
シトローエンも、ミニも、エンジンは自分を主張しない黒子のような存在。
絹のように滑らかに回転を上げる、五感に訴える、珠玉のエンジンとは、どういうものなのでしょう?

New MINI の購入計画が具体化してきた頃。
まがりなりにもバイエルン・エンジン製作所が造る車です。
エンジンに対する期待感は、盛り上がって当然ですよね。
ところが、メディアでの紹介やユーザレポートにおいては、それとは正反対の酷評ばかり ...
BMW MINI をミニとして認めはしたが、もしかするとMINI は BMW ではないのかもしれない、と思い始めたのも、この頃のことです。

走り始めて9日目、距離にして300Kmを後にしました。
アクセルを踏んだ瞬間から、ブラックホールでもあるかのように車を前へ前へと引っ張るぶ厚いトルク、脱水機のごとく唸るコンプレッサーには、病み付きになりそうだけど。
盤上を勢いよく振り抜けるメーターの針は、しかしながら、トップエンドは苦しげ(な予感)
低音の効いた排気音はその気にさせるも、そのボリュームはあくまでもジェントル。
感じられる振動は少ないけど、シルキーとは呼ぶには無理がある回転フィール。
ボンネットの開き方は格好いいけど、鑑賞に堪えうるパーツの輝きはそこになし。
やはり、感性に訴えるエンジンではなかったか?

よくよく考えてみれば、旧ミニだって本来は実用車。
限られた期間、コスト内での開発。
しかるにエンジンは手元にあった、ただの4気筒OHV

主にコストの制約からクライスラーとの共作になったとされるペンタゴンユニット。
BMW の看板車種とは一線を画した Single Cam エンジンは、旧ミニ同様、黒子に徹すべきエンジンなのかもしれません。
'64年型の Austin Cooper S がシリンダー容積を拡大し 75ps を得たのと同様、実質的な排気量拡大とも言える過給器で武装した現代の Cooper S。
BMWがローバーから買ったのは、MINI というブランドと共に、その文化も一緒だったとしたら ...
恐るべし、Bayerische Motoren Werke ですね。

Posted at 2005/12/02 16:18:29 | コメント(6) | トラックバック(0) | new mini | クルマ
2005年12月02日 イイね!

何バトン?

何バトン?
だからぁ、リレーは苦手だって言ってたのに ...
こゆき3298さん、Macおやじさん、ダブルなご指名を頂いたので稚拙ながら

1. みんからはいつ始めましたか?
振り返ってみたら、2005年10月31日でした。
あらら、いつの間にやら1ヶ月。
歳を重ねる毎に、時の過ぎゆく速度が上がってるような ...

2. みんからを始めたきっかけは何ですか?
仕事柄、「ブログって何?」と聞かれることが多いんです。
それなりに答えてはきたんですが、自分のものでないと(やはり)机上の理論になってしまうんです。
で、プロバイダの契約者サービスにあったブログを試験的にやってみたんです。
でも、続かない。んですよ、まったく。
  自分の好きな事を主軸にすれば枝葉が伸びるのではなかろうか。
  好きな事は何?
  いろいろあるけど、首尾一貫としているのはクルマ?
  だったらクルマのサイトでブログしてみるか ...
という流れで、CarView みんカラでした。
 
3. お友達のブログで、はまっているネタは何かありますか?
やはり、同世代(と思われる)方々の毎日の葛藤(笑)には、笑わされてしまいますね。
自分よりも若い(と思われる)方々の青春の日々には、うらやましさを通り過ぎて妬みすら感じる、時もありますけど .... ネウッシッシ

4. みんからを始めて、良かったことは何ですか?
日本語の表現力の豊かさ、を知りました。
みんカラに登録されている膨大なブログを読んでも、自分が書いてみても、言葉というのは奥が深い。
無個性と言われるデジタルな世界でも、それぞれに文体やクセ字、行間から読み取れる意味など、違いが際だってますものね。
紙の文化は画面でも息づいているなぁ、と思うこの頃です。
あとは言い古されたことですが、性別も世代も場所も越えてお友達になれるインターネットの素晴らしさ、を改めて実感。

5. みんなに一言
末永く、よろしくお願いします。

6. 次に回す5人のお友達は?
一番最初のお友達、QP さん、
新旧ミニの現役オーナー、てんきゅさん
二世誕生が待ち遠しい、フクまささん
綺麗な写真が素敵な、タナショウさん
... バトンを受け取ってくださいな。


こゆき3298さん、Macおやじさん、共に癒し系フォトを使われたので、こちらも負けじと。
既に崩壊した水槽で、二年前に咲いたエキノドルス・ローズの可憐な花です。
ご鑑賞あれ桜
Posted at 2005/12/02 11:39:25 | コメント(4) | トラックバック(1) | etc | 日記
2005年12月01日 イイね!

Premium Compact ... 情熱編

Premium Compact ... 情熱編 新しく車を買うにあたって妻が出した
 3つの条件があります。
 ・ワタシがいない時でも車内でタバコは吸うな
 ・ワタシにも運転させろ
 ・ワタシ以外のオンナは乗せるな
 便座の電熱スィッチさえ切ってしまうドケチな
 しっかりものの妻が、
 珍しくも許してくれた高額なお買い物。こんな
 条件を飲むのになんのためらいがありましょう。

二つ返事で「守ります」と答えたのでした。

私の歴代の車の中で初の禁煙車となってしまった MINI
当初、一番きついと思われたこの条件さえも、実は全く気にならない。
それほどに、MINI はエキセントリックでエキサイティングな存在。
が、その存在こそが問題になるとは思いも寄りませんでした。
そう、ワタシ以外のオンナは乗せるなです。

塊感が存在を主張するエクステリアと、穏やかな雰囲気を演出するインテリア。
閉めた瞬間にそれとわかる高い気密性と、無粋な視線を避けるプライバシーガラス。
首が前後に揺れることのないスムースな変速と、しっとり減速するブレーキ。
旧ミニよりは遠いがミディアムサルーンよりは近い、絶妙な距離感にある運転席と助手席。
大声を張り上げずとも会話を楽しめるが沈黙も苦にならぬ、エンジン音の程よい遮音性。
これは、愛人を作れ!と言ってるのだろうか、BMW よ。

(妻以外に)乗せる女性がいる訳ではないですよ、念のため。
ただね、社の若い娘や若くない局たちに
  今度、乗せてくださ~い揺れるハート
なんて言われちゃうと、ね。
ターミナル駅まで送っていくだけではもったいないような。
漆黒の闇を貫く二条のキノセンライトの先には隠れ宿 ... 的な、
あらぬ事を想像しちゃうオーラがあるんじゃないか、と。
これも Premium Compact の別な一面かもしれませんね。

でも、MINI は、やっぱりクールなんです。
あらぬ事を考えた段階で理性が介入してきますから。
あぁ、アルファロメオにしなくてよかった。
Alfa GT、妄想だけでは済まんゾ、きっと。
Posted at 2005/12/01 15:58:11 | コメント(9) | トラックバック(0) | new mini | クルマ

プロフィール

東京の下町で暮らしております。 ノスタルジー香る街並みに巨大な電波塔が完成し 足下の住民は悲喜こもごもでありますが ... 昭和の情景にも平成の風景にも違...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2005/12 >>

     1 2 3
4 5 67 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 2021 2223 24
25 26 2728293031

愛車一覧

ミニ MINI Clubman ミニ MINI Clubman
遡ること5年前の秋 品川インターシティにてお披露目された New MINI のバリエーシ ...
その他 自転車 その他 自転車
伊コルナゴ社のクロスバイクです。 フレームの美しさに惹かれました。 東京の東側から西側へ ...
ローバー ミニ ローバー ミニ
59年の誕生以来、姿形を変えることなく造り続けられた mini が遂に生産終了となったの ...
ミニ MINI ミニ MINI
BMW が Rover を買収してから7年後の2001年、似て非なるミニが誕生するわけで ...

過去のブログ

ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation