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かめい堂のブログ一覧

2007年10月08日 イイね!

ジジ、城南島海浜公園へ行く(恐怖編)

ジジ、城南島海浜公園へ行く(恐怖編) 海を見たくないワ、と言った
 にんげんのおかーさんが
 水平線の彼方に想いをよせる中、
 海を見たいワン、と吠えた
 いぬのむすめは子犬らしい単純さで
 海原への興味を失うのであって。
 注目するは、波間に浮かぶ、黒い物体。

 あれはナニ? 犬

黒ラブだぁ~ 揺れるハート

飼い主が海へ投げた棒を追いかけ、沖合5mほどの距離から泳いで戻ってきたその
黒いラブラドール・リトリバーは、自分を見つめる小さな犬の存在に気付くや否や。
その巨漢に見合わぬ人懐っこさと、その巨漢に相応しい力強さで僕らのところへと
やって来たのである。

・・・ 台風

さっきまで海という安全地帯にいたはずの、大きくて黒い犬が視界一杯に迫ってくる ...
小さなジジの幼い頭では、この状況を正確に判断することは難しい。
混乱する頭脳は一瞬のフリーズ後、逃げろ!のサインを四肢に送ってしまった。

ワンっ! 犬

逃げるものは獲物である、犬の世界。
またしてもジジは、好奇心旺盛で遊び好きな犬の標的となってしまうのであり。
スプリント能力では決して負ける相手ではないけれど、摩擦係数の小さな砂浜では
その瞬発力を生かせるわけもなく、簡単に追い詰められてしまったジジの、最後の聖域は。
いぬのむすめを心配する、にんげんのおかーさんの膝の上。

くぅ~ん 台風

こわいよぉー、と。
今の気持ちを表現しているのであろうが、そうなってしまうには逃げるジジに責があるわけで。

これについては今後、大いに勉強する必要がある、わなぁ 冷や汗2
Posted at 2007/10/11 15:43:54 | コメント(1) | トラックバック(0) | dog life | ペット
2007年10月07日 イイね!

ジジ、城南島海浜公園へ行く(浜辺編)

ジジ、城南島海浜公園へ行く(浜辺編) 地球上の生命を慈しみ、育ててきた、母なる海。
 寄せては返す原始の鼓動に、初めて海を見る子犬も
 感じ入るものはなにか、あったのだろうか。
 東京都港湾局が管理する、城南島海浜公園。
 その縁に。
 長さ450m、幅75mのスケールで展開する人工の砂浜で、
 遠く水平線を見つめる、いぬのむすめ。
 海水の冷たさと太陽の暖かさが程よくブレンドする海砂は、
 いつものアスファルトの無機質さとは異なる、
 有機的なクッションとして彼女を迎え入れる。
 自分の重みを優しく受け止める感触に戸惑いつつも
 微動だにしないその姿は、何かを考えているようでもあり。

ジジィ~、海って言うんだよぉ うれしい顔

ワンっ 犬

わかったのだろうか。
人の言葉はしゃべれぬ犬という生き物は、でも。
人の言葉を理解していると思われる時が多々あり、その日、その時も、そんな気がした
休日の、城南島海浜公園つばさ浜。
でも、君たち。

今日の目的地はこの浜辺ではなく、ドッグランなんだよ~ 冷や汗2

公園事務所で利用登録を済ませてきたけれど今日中に、このカードを使うのか?
少しばかり心配になる、にんげんのおとーさんではあった。
Posted at 2007/10/09 16:34:12 | コメント(1) | トラックバック(0) | dog life | ペット
2007年10月07日 イイね!

ジジ、城南島海浜公園へ行く(道中編)

ジジ、城南島海浜公園へ行く(道中編) 東京都にそんな島があるとは、
 八丈島が東京都であることを知っている
 僕でも知らなかった、城南島。
 そこはどんなところであろうか?以前に。
 アクセスルートはどこなのか?
 海へ行く宣言をした僕であったが実は、
 城南島のカタチも位置もわからない。
 唯一の手がかりは、国道357号線 ...

れれれ、首都高になっちまうぞ げっそり

出発前に確認したマップル関東版によると城南島は、国道357号線を西に向かえば自然に
辿り着くはずだった。
つまり我が家からは、明治通りを南下し、木場より国道357号線へと合流し、
辰巳を、有明を、お台場を通過すれば、東京湾トンネルを抜けて、大井へと。
実に簡単なルートのはずが、その国道357号線。

台場で途切れているではないかぁ ふらふら

後にわかったことであるが、首都高湾岸線と併走する一般国道357号線は全線が1本では
つながっていない道路なのであって、お台場から先、大井方面へは首都高湾岸線の、
有料の!海底トンネルを利用するしかない、らしい。

ほらぁ、だから水元公園って。言ったでしょーーー ぷっくっくな顔

平成のアッシーくんに首都高利用の決裁権は、ない。
ひたすらに、無料の一般国道を走るべきこの状況は、
行く先を決めてしまった自分に天が与えた、トレードオフなのかもしれない。

あぁ、天よ。他に道はないのですか 涙

そうだ、レインボーブリッヂだ。
七色に輝く吊り橋を渡り、本土に戻ってから再び、大井を目指せば ...
いや、まて。

レインボーブリッヂ、封鎖できません!
そう言った青島くんは、湾岸署員は、増殖する臨海副都心お台場にアクセスする
地図にない道の存在を示唆してはいなかっただろうか?
首都高以外に青海地区から脱出する手だてがあるのでは?
城南島はたしか、羽田の対岸。

飛行機を追えばいいのか?

全地球測位システムが放つ電子信号を理解できぬアナクロニズムな MINI ではあるけれど、
道路標識を認識する目と、判断する能力は備わっているのであって。
ドライバーの脳裏には羽田方面への標識が記憶されている。
その分岐点はヴィーナスフォートの手前、東京港臨海道路へと通じるポイント、だ。
かくして、二人と一匹を運ぶ小さなハッチバックカーはエクストラコストなしに
東京湾の海底へ潜ることに成功し、無事、城南島へと上陸したのである。

がしかし、海浜公園のパーキングは大渋滞なのであった 冷や汗2
Posted at 2007/10/09 16:31:57 | コメント(2) | トラックバック(0) | dog life | ペット
2007年10月07日 イイね!

ジジ、城南島海浜公園へ行く(プロローグ)

ジジ、城南島海浜公園へ行く(プロローグ) 海は見たくないワ、と。彼女は言った。
 行き場に困ったら、とりあえず海へ。
 そんなデートコースの定説が通用しない
 我が家だから、休日の予定を考える
 おとーさんとしても悩むのであって。
 しかし、見たくないと言ったのは
 にんげんのおかーさんであり、
 いぬのむすめでは、ない。

そうだ。ジジは海を見てみたいんだよ、きっと 冷や汗2

イタグレ・コミュニティで時折、耳にする、城南島海浜公園。
その公園内に施設される(らしい)、つばさドッグラン。
フラットな芝の台地に潮風が心地よいというその場所へ、僕は行ってみようと思った。
療法食と胃薬の生活を根気よく続けるジジに、太陽の下で遊んでもらおう、と考えた。
むろん外で遊ぶことに、おかーさんも異論はなかったのだけれど。

水元公園の方がいいんじゃない? ボケーっとした顔

近所の草野球場を別にすれば、ジジの行ったことがある唯一のドッグランを推すには。
・ドッグラン登録済みの水元公園なら世話ないしぃ
・潮風でべたつくよりも森林浴でさっぱりしたいなぁ
・道もわかっているから15分で行けるでしょ
というような理由を掲げるにんげんのおかーさんだから、冒頭の言葉となったわけで。
それは全て、正論だ。

だがまてよ。
僕らには自家用車がある、ではないか!
空間を時間によって征服するマイカーがある、ではないか!
城南島へ通じるという国道357号線はすぐそこ、じゃないか!
アッシーくんに行き先の決定権はないけれど、ドライヴァーにはそれがある。
だから僕は、にんげんのおかーさんといぬのむすめに、こう宣言したのである。

本日は。海へ行くことにしました 船
Posted at 2007/10/09 16:24:52 | コメント(1) | トラックバック(0) | dog life | ペット
2007年10月06日 イイね!

アッシーの品格

アッシーの品格 混沌としたものが二つの勢力に集積する、今という時代。
 一億総中流意識は進む社会の構造変革に埋もれ、
 優越感と劣等感に二極化する小泉劇場終演後のニッポン
 だからこそ、求められるのは。
 品格、だ exclamation&question
 論理と合理性だけでは社会は成熟しない。
 必要なのは、情緒と武士道精神ではないのか?
 そう問いかけた藤原正彦さんの日本論に乗じた
 某アベさんの、美しい国ニッポン
 日いずる前に沈没してしまったけれど、
 情緒と形を重んじる若者がかつて、
 たくさんいたのは忘れられた事実、である。

迎えに来てぇ~ うれしい顔

その一言で、パジャマのままエンヂンに火を入れたアッシーくんたち。
終電がないから、乗り越したから、酔っちゃったから。
自業自得の身勝手な理由でさえも、アッシー国家の一大事。
論理万能主義では決してイエスとは言えない不条理に快く答えた彼らの、
拝金主義に背を向けた、損得は勘定しない心意気が、武士道の基本ではなかったか。
そうだ、アッシーくんには品格があったのだ。

して、ニッポンの現状を、将来を。
それとなく愁う僕は、だから。
今に蘇るアッシーくん、でもあったりする。
が、助手席の君に。
尻尾は付いてるが言葉はない、この現実。

やはり、美しい国造りに。無理はあるんだねぇ ボケーっとした顔

イギリスをルーツとするドイツのクルマに、
イタリアをルーツにするニッポン生まれの犬が乗り、
日いずる国に生まれ東京で暮らす僕が運転手を務める、まさに。
グローバリズムの縮図のような、この関係だから。

アッシーの品格だけで美しい国ニッポンは創造できない、のである 冷や汗2
Posted at 2007/10/06 14:36:46 | コメント(1) | トラックバック(0) | dog life | ペット

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東京の下町で暮らしております。 ノスタルジー香る街並みに巨大な電波塔が完成し 足下の住民は悲喜こもごもでありますが ... 昭和の情景にも平成の風景にも違...
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