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かめい堂のブログ一覧

2014年08月28日 イイね!

ムスメの夏休み ... 沼津から修善寺へ

ムスメの夏休み ... 沼津から修善寺へ石川県まであと少しの所まで行った昨年だから
今年は能登半島まで足を伸ばそうかと考えていた
ムスメの夏休み、だけれども。
壮大なる旅計画が秋に控えてる今夏、
世界遺産の村から白山スーパー林道を抜けて
日本海へと至る片道 700km超 の行程は
気力、体力、財力的に ど~なの? と。
うん、確かに 冷や汗2

そこで、片道 200Km 圏内に絞って行き先を探し始めた矢先、お友達一家からのお誘いが
あったわけで。
修善寺に行きませんか~? のひと声に、ふたつ返事で ご一緒させてください と答えたものの
件の一家が指定した宿泊先は ラフォーレ修善寺 とされた。はて?
ラフォーレといったら ...
エネルギーを持て余す子供を放し飼いにする地であり、
亭主元気で留守がいいと家を追い出されたオヤジ達がゴルフに興じる研修の地であり、
淡い期待を抱くサークル男子がテニスを餌に合同コンパを目論む出会いの地であり、
そんなところに。イヌも泊まっていいんですかぁ~ 犬
いいそうであります。但し、場所限定ながら ...

宿は決まった。(必然的に)旅先も決まった。
しかし、一泊でいいのか?
2ヶ月先の壮大なる計画は二泊三日である。
ラフォーレ連泊もいいけれど、秋旅に備え
移動を挟む違う場所に投宿すべき、だよなぁ。
何事も予習が大切だからして。
そこで次の宿を堂ヶ島に求め西伊豆を巡る旅へ
企画は成立したのである。さらに今回は、
その土地の名産を食す昼 をサブテーマに
イヌも入れる店をリサーチしてみたのであった ...

 修善寺への玄関口は沼津である。
 沼津と言ったら、海のある軽井沢 であり
 文人墨客所縁の地 でもあるけれど。
 やはりここは、駿河湾で採れた海の幸!
 目指す沼津港には鯵が待っている~
 ← 機能優先な漁港をイメージしてたけど
   意外や意外。食事処や土産物屋が
   ギッシリと建ち並び、観光地な風景に
   築地市場を連想す。



港を散策するムスメの視線の先には ...   さすがは沼津の。デッカイ鯵の干物なり~

路地のあちらこちらから漂う香ばしいにおいは
干物や一夜干しが焼かれているからで、
焼き網から一匹掬い、その場で食べるのも漁港
ならではの楽しみではありますが。
ここはちゃんとした昼飯を頂こうと入ったのは
イヌも同伴できる漁師料理のお店 なな輝
 イヌ連れは店舗横のテラス席へご案内
 床こそコンクリートの打ちっ放しだけど
 四方は格子(連子というのが正しい?)で囲まれ
 頭上には屋根も付いてる全天候型の食事処。
 20名くらいは余裕で呑み込むゆったりした空間が
 ポイント高し。


駿河湾といったら、桜エビにシラス。
生しらすと生桜えびの二色丼も惹かれるが
ここは、伊豆の入口。
伊豆といったら、金目鯛。
煮付けた金目鯛なんてのもいいよねぇ~と思えど
ここは、沼津。
沼津といったらやはり、鯵ですかネってんで ...


鯵フライとまご茶漬けを頂く。ご飯の上に盛られた鯵のたたきはそのままでも旨いが
ぬるめの出汁をかけると喉越しが一段となめらかに。添えられた鯵フライの絶品さは
筆舌に尽くしがたく



おこぼれを頂戴すべく待機するムスメ       鯵は頂けず海を見て黄昏れるムスメ


鯵尽くしの港を後にし次なる目的地は愛犬との健康でナチュラルなライフスタイルを
提唱する わんのはな 本店(?)であったが、訪れてみれば書くべきほどのこともなかったので
国道136号線下田街道をひたすら南下し修善寺を目指す。
 修善寺ラフォーレ右折 の看板に従い街道を外れ
 農道のような一本道を走る。徐々に増す勾配が
 山間のリゾート地へ向かう気分を盛り上げる。
 事前学習で知ってはいたけど ...
 今走るこの山が既に、ラフォーレなのよねぇ
 敷地面積 50万坪、総部屋数 304室、収容数 1,614名
 ゴルフコース、テニスコート、体育館、プール
 教会に披露宴会場、研修施設に温泉大浴場、etc
 敷地内には連絡バスも走る
 尊大なバブル遺産のようなリゾート施設である。


お誘いいただいたお友達一家とはホテル棟のあるイーストフロントで待ち合わせ
バブル時代の面影を残すホテル正面口は(今となっては)少々痛い感じが ...
赤坂ツインタワーの森ビルと袂を分けた森トラストが運営する総合リゾート


50万坪である。
20坪少々の面積で暮らすマンション族にとっては
途方もない空間が広がるラフォーレ修善寺である
からして、自然豊かな散歩道がそこここに用意
されているんです、が。
イヌの歩ける道はほとんどない、この事実。
ここは上高地かぁーーー
 従いまして。ホテル棟のあるこの場ではクルマの
 外に出ることを許されず、ロビーで談笑する
 保護者をひたすら待つムスメなのでしたぁ~


では。イヌ連れは何処へ?
ラフォーレ修善寺ではイヌ連れ客専用の
コテージをひとまとめにし、愛犬家と嫌犬家を
物理的に分けているのでありました。
喫煙者はテラス席に案内されるレストランの如し ...
50万坪もあるってのに
イヌ連れの歩ける範囲は極々僅かですが。
それでも分母が大きいので並みのペンションよりは
ゆったり気分?


和室6畳が二間も用意されているドッグコテージであるが
リビングから続く和室は犬禁制の神聖な場所らしい



6人掛けのテーブルを配置したリビングは広く、冷蔵庫と電子レンジとTVを完備
風呂とトイレ(ウォシュレット付き)もあって全体の広さは 53㎡ である


(続く ...)
Posted at 2014/08/27 10:22:17 | コメント(2) | トラックバック(0) | dog life | 旅行/地域
2014年08月26日 イイね!

記憶を記録す

記憶を記録す紀貫之が土佐から京へ戻る道中の出来事を綴って以来
日記は日本人の、心の友となる。
健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、
悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも。
人は日々を記録し、後に振り返る。
そう。振り返る。だ。
学級日誌で出来事の記録帳を書き始めた小学生の頃は
時を振り返る作業など必要なかったけれど。
半世紀も生きているとこれが大切なことに思える。
なぜなら ...
横浜へ遊びに行ったような気もするが、いつのことだったか。
このカフェは来たことがあるような気もするが、違う店だったか。
昨日の晩、焼き肉を食べたような気もするが、それは先週だったか。
つまりは。
加齢と共に加速される記憶の忘却を補足するためにも出来事の記録は大事なんだ ... と
思うに至り、人は日記を書くんである。
書くことで。記憶は確かな想い出となり、人生に豊かな場面はあったと微笑む老後を
迎えられるのだから。なるほど。そっかぁ~

といわけで、(日記改め)みんカラでありますが。
書くべき日常は累積し、なにから手をつけていいのか途方に暮れる今、記憶が欠落する前に
とりあえずの記録を付け足しておかんと。
  思うに、なんだな。飽きる性格が継続する作業を阻害するんだけど、もうひとつ
  タイプライターの技術的限界から編み出された
QWERTY 配列 ってやつが書く気を
  失わせているんではなかろうかと、
IUEO 配列 のフリック操作を覚え始めた自分は
  思うわけで。世界を股に掛けないドメスティックなサラリーマンにとって
  IBM 101 拡張キーボード は理にかなわぬ製品であったと今にして痛感する
  昭和時代のプログラマーであります。


ハートスペードダイヤクラブ

紀貫之が綴った土佐日記は旅の記録でありますから、ワタシもまずは旅の記憶を。

    6月中旬、日光を目指す。
    いろは坂を駆け上り中禅寺湖辺のイタリアンでランチした後
    戦場ヶ原、華厳の滝、竜頭の滝を巡り、前鬼怒川の温泉宿で一泊
    翌日は東武ワールドスクウェア、東照宮を堪能した二日間であります


旅は道連れ世は情け ... 日光路を目指す頭文字ジのコンビ


海抜高度1269m の山中に忽然と現れる中禅寺湖と男体山のコントラストを邪魔するイヌ2頭


イヌはベビーカーで世界を一周できる東武ワールドスクエア


唐門から続く東西透塀の前に立つ。この塀の内側が東照宮の本社である。
我々庶民はくぐることのできない唐門に歴史の重みを感じてみたり ...


    そういえば、房総にも足を伸ばしていた5月初旬
    今さら黄金週間の記録もどうかと思うので、養老渓谷での一枚を


房総のなめ滝 粟又の滝 に刺激を求めるも一昔前の観光地的寂寥感に侘びしさを覚える


    涼を求めて高原の避暑地へ行ったのは7月中旬
    だが、しかし。軽井沢の街は暑く、中軽井沢方面まで足を伸ばす


清涼感満ちる 白糸の滝 が実は、人の手により造られた景観美だったとは!


    オフ会で遊んだ横浜をトレースするように再訪したのは7月初旬。
    MINI & WAN で食した中華街に NCNL で行ったベイサイドアウトレットを組合せ
    山下公園でお散歩をブレンドしたオリジナル企画 ... ???


氷川丸を見学したかったけれどイヌは乗船可能か?(調査不足で撃沈)


    こちらも二番煎じ企画。
    つくばのペニーレインでお昼を食べて阿見アウトレットで買い物三昧なり~


お友達を誘ってのペニーレイン。MINI & WAN のおかげで行動範囲も広がる広がる


    古都鎌倉は寺や海やグルメだけではない!
    奥多摩の風景かと見紛う(意外と)本格的なハイキングコースがあったんでした


この日は北鎌倉から源氏山を越え長谷寺へ抜ける約 4.5Km のコース
他にも鎌倉アルプスを歩く天園コースや旧金沢街道を歩く朝比奈コースなど多々あり



旅と共に食も大事な記憶であります。浅草の夏はイヌも楽しき食い倒れ ...

    イヌも入れる もんじゃ焼き は田原駅から徒歩5分
    東本願寺手前にある昭和時代の建屋。浴衣に正装して入店すべし?


お友達の浴衣を借りて下町娘を装うイヌのムスメ


    イヌも入れる 焼き肉屋 は ROX バッティングセンター脇の小さなお店
    肉も(もちろん)旨いけど野菜も美味いんであります


漂う肉汁にガマンできなくなったムスメへはワンごはんのホルモン切り落としを



イヌにはど~でもいいけど保護者には楽しい interpets も記録しておかねば ...

    第1回目より毎回遊びに行ってるペット見本市も今年で4回目であります
    幕張からお台場に変更された今回、近くなったのはいいけど会場が狭くて大問題!


グラモフォンに耳を傾けるニッパーと犬のムスメ


ハートスペードダイヤクラブ

ここ2ヶ月の記憶はこんなところ ...
あれっ、イヌのネタばかりだ。 John Cooper の記憶はどこへいった?


Posted at 2014/08/11 14:57:57 | コメント(1) | トラックバック(0) | dog life | 日記
2014年06月12日 イイね!

F56 下町を走る

F56 下町を走る正直、乗らなきゃよかった F56 なんである。
1,700mm を超え(もはや)ミニサイズでもなし、
時流を逆らうアップサイジングエンジンに哲学は宿らず、
イカリングな目はマコトちゃんの如し、で。
F56 に知らんぷりは簡単な筈だったけれど。
ドライバーズシートに身を置き、ステアリングに手を添え
右足に意志を込めたその瞬間に。
バックヤードから飛び出した 50m そこそこの地点で。
マズイ ... 良すぎるゼ、これはっ! なのだった。
もちろん F56 を買うことはない、ワタシである。
からして、浮き上がる心を抑制する落ち着きは持っていたと思う、が。
冷静と情熱のあいだ というものは、行く先の見えない浮き雲みたいなものであり
ややもすると危険な間であったりもする。
惹かれあう男と女は10年前の約束を覚えているんだろうか?という話ではなくて
そんな事情を察してか、二代目担当氏は電卓を
持ってくるなどという野暮な行為でその気もない
客を追い詰めるようなマネはしなかった。
その代わり ... Cooper にも乗ってみます?
みます? と問われたら ハイ と答えるのが
日本男児のすべきことであり、う~ん などと
言葉を濁しつつ帰る愚行は避けるべきである。

かくして。
Cooper と Cooper S、3気筒と 4気筒、2台の
F56 で下町を駆け抜けたその第一印象が、
冒頭の記述となるわけで。
  ミシリとも言わぬボディの塊感は岩の如し
  しなやかに路面をいなす足回りは川の如し
  ミリ単位で反応するステアリングは鼠の如し
  力強く加速するエンジンは雷鳴の如し
  質感の伴ったインテリアは茶室の如し
  大人びたライドフィールは BMW の如し
そうなのだ、これは。
MINI の皮を被った BMW なんだ、と。新大橋通りを東に向かう車内で僕は確信した。
もはや MINI は、単に 昔を懐かしむクルマ ではなくなったのかもしれない。
先祖返りした(かのような)フロントマスクに潜むアイコンは 未来を楽しむクルマ であり
そんな意味でもF56 は、MINI の歴史と最先端を同時に楽しめるモデルのような気がする。


大人びた と評される新型 MINI は、らしさ を失ったのか?
そんな問い掛けを置き去りにして F56 は新しいステージへ駆け抜ける


 直立するAピラーの角度が浅くなって残念
 長いフロントオーバーハングはアンバランス
 フェンダーの峰が不明瞭で彫りが浅いゾ
 ドアの面はもっと膨よかであって欲しい
 要らぬキャラクターラインが煩雑である
 機能優先のシートに旧き英国の面影なし
 普通になったPWスィッチに MINI の幻想なし
 ルームライトの冷たい素っ気なさが侘びしい
 デカいテールライトに愛嬌なし
 S の下顎はなんとかならんのか
 ハンコックタイヤ装着って。どうなんでしょう?
21世紀を mini と MINI で過ごしたワタシとしてはこの新型 MINI に対し、言いたいことが
たくさんある、けれど。
コレください! と。今すぐ決断しても後悔はしないであろう説得力は、否定できない。
初代から二代目へ ... よりも、二代目から三代目の変貌は中身が濃いと知れた試乗体験。
問題は。コレをベースにした F55 Clubman の登場だよなぁ 冷や汗2
Posted at 2014/06/12 11:57:33 | コメント(3) | トラックバック(0) | 自動車雑感 | クルマ
2014年06月06日 イイね!

MINI & WAN.で ポティロンの森~

MINI & WAN.で ポティロンの森~5月の終わりと6月の始め
2週にわたって MINI な集い が催されたんであります。
濱の街を舞台に繰り広げられた NCNL in YOKOHAMA
模様は(書きかけの)下書き保存中なもので、まずは
のどかな田園地帯で催されたコチラ
(4度目の正直)MINI & WAN ポティロンの森 であります。
振り返れば ...
大雪で延期の2月、リベンジ企画も雨で流れた3月、
突然すぎて参加者日程合わずの4月、と。
この地に MINI とワンコが集まるのを拒んでいるかのような江戸崎農業公園でしたが晴れて6月。
晴れすぎちゃってイヌもへばる炎天下の元ついに、実現したんでありました~
  

ポティロンとはフランス語で かぼちゃ を意味するそうな。だからなのか
ブルゴーニュあたりの田園風景を夢見るエントランスがお出迎え、であります。

8000㎡のドッグランを有するポティロンの森は
駆け抜ける犬種、イタグレ界においても耳にする
機会が多く、何を隠そう我が家も 4,5年前に一度
訪れたことがあるんです。

なだらかな丘の谷間に設置されたランは全面
草地で、安全に気持ちよく走れる素敵なところ
だったと脳裏に浮かびますが、なにせ
走る犬種の走らないムスメですから ...
8000㎡なんて意味のない数値と記憶された
ポティロンの森でもあったんでした。

その広大なランが本日の宴会場。
小はテリアから、大はピレニーズまで
何度会っても(今回で何回目?)馴染めない
ワンコが一堂に会す MINI & WAN 初夏の陣。
内気なムスメにとっちゃ外気温 35℃ でも
震えが止まらぬその場まで、あと少し ...
 巴里の石畳を歩くイタリア娘は、この先に
 待ち受けるイヌの社交界を乗り切れるのか?




宴会場に着いて早々、主と思われるピレニーズの側へ行ってみたムスメではるが
イヌの皮をかぶったクマかもしれないから。挨拶はやめたぁ~ 犬


〔左〕テリア集団に囲まれる人間のおかーさん。嬉し楽し♪
〔右〕初見のボダーコリーの背後を歩いてみたムスメ。
振り向かないでェ~ 犬


ケアーンテリアに挨拶を受けるムスメであるが ...
どうすればいいんですか、ワタシは? 犬


(集団から離れ)ひとり佇むムスメ と (同じひとりでも)楽しそうに散歩する白柴


馴染めぬムスメに必殺オヤツ作戦で釣る。なんと、なんと!
ジャックラッセルと至近距離でも逃げずに奇跡の一枚、撮れたりぃ~

 今回も。やっぱり走らなかった、どころか
 歩きもしなかった丘陵のドッグラン。
 8平米もあれば十分なのよ~ 犬 とばかりに
 自分の領域内でウロウロする様はイタグレの
 間違った姿をお見せしているようで心苦しい
 ばかり ...
 いや、もう。育て方を間違えました、はい。
 ← 羊の放牧地みたいに広い広いドッグラン
   ワンコにとっちゃ天国のはずなんだけどなぁ


 まっかに燃えた太陽だから
 真夏の海は恋の季節になるんだろうけど
 茨城のフランスに恋は宿らない。
 あるのは肉だ、肉!
 皆さ~ん、お食事の時間ですよぉーーー

 イヌの宴のあとは、保護者の宴。
 8000㎡のランから 480席のバーベキューハウスへ。
 食べ放題60分勝負の始まり、始まり~

 脂の乗ったカルビを焼くコンロの炎が
 空気までをも焦がす卓上は体感気温 40℃の
 局面であるが、汗を滴らせながら食す肉は
 なんでこんなに旨いんでしょう♪
 牛肉、豚肉、ソーセージ 食べ放題ヨレイヒ~
 キャベツ、玉ねぎ、ピーマン 焼き放題ヨレイヒ~
 ヨーデル食べ放題
なんですけど、あぁ残念。
 胃袋が。ついていかない ...
 歳と共に食べ放題の元が取れなくなってきたと
 自覚しつつ、タイムアップなり。

真夏の太陽に変身した初夏の太陽は、2000台もの
普通乗用車を呑み込む駐車場をジリジリと焦がし
ボンネットで目玉焼きができそうなほど MINI も
熱くなっておりました。
腹を満たした後の行程は、そんなテキサスの砂漠
みたいな処へ移動して雑談タイムとな ... ???
予想外の真夏日に、MINI は耐えられても人とイヌは
無理だろ~ ってわけで、隅の木陰に居場所を確保し
この日参加の11台を並べて MINI 談義であります。
毎度、馴染みの風景に見慣れぬ 1台!
おぉ、ついに。 MINI & WAN. にも新型 MINI の登場でありまして、その似て非なる姿を
二代目ユーザはジックリ拝見させて頂いたわけですが。
女房と畳は新しい方が良い のか、女房と味噌は古いほど良い のか。
揺れ動く心は噂の F55 が登場するまで続くんでしょうね、クラブマン派の皆様方 ...
  次は FIAT 500 とされる我が家に限っては揺れ動く必要もないんだけど。
  古来からの言い伝え通り、
新しいものは全てがすがすがしく美しい のは事実か、と


宗家 NCNL 風に色分けて駐めてみたゾ~ の MINI & WAN. 初夏の陣でした


 照りつける太陽に人もイヌも脱力しかけた頃合いで
 MINI & WAN. 初夏の陣 in ポティロンの森 は終了。
 後の予定が詰まってる方とはここで、お別れです。
 Bonne journee !

 さて。残る(暇な)有志は英国車を愛す者らしく
 茨城のブルゴーニュから、つくばのリヴァプールへ。
 ジョンが幼い頃に暮らし、その響きをポールが気に
 入ってたという小さな通り ... ならぬ、ベーカリー兼
 カフェの Penny Lane が目的地であります。

 ミニの日にランチで訪れたあのカフェ
 乾いた喉を潤す至福の一時、弾む会話は
 行き先知らずの2時間あまり
 気づけば外には夕闇迫る、午後6時。
 ここで。ホントに解散と相成るわけですが。
 人もイヌも楽しく過ごせる場所の選定から
 無理ない流れでシーンを切り替える行程の妙まで
 幹事さんの企画運営力は衰え知らず。
 楽しい一日をどうもありがとうございました~ 晴れ
Posted at 2014/06/06 15:01:53 | コメント(3) | トラックバック(0) | NCNL | ペット
2014年04月30日 イイね!

記憶に残る100台 ... HONDA CR-X

記憶に残る100台 ... HONDA CR-X◇ 010 : 1983 HONDA Ballade Sports CR-X ◇

時は、1983年。
千葉の浦安に 東京 を名乗るテーマパークが誕生し
うら若き乙女達はシンデレラ城へ行くことを夢見る。
だが、しかし。
営団地下鉄東西線 浦安駅 が最寄り駅だった当時、
そこから夢の国まではバスに乗る必要があったのだ。
夢も破れる路線バス、片道200円、先払い(記憶では)
こんなんじゃ、おとぎの気分も台無しだわ ぷっくっくな顔
ギュウギュウに詰め込まれたバスに揺られながら、乙女達は嘆いた。
白馬(クルマ持ちの意)の王子様(アッシー君の意)は現れないのかしら ...

(アッシー君と思ってない)王子はいたが、(夢の国に相応しき)白馬の用意がなかった。
アッシーくんやメッシーくんが言葉として誕生する以前の、バブル前夜。
恋人達は赤いファミリアで街を流し、独り者は AE86(レビン/トレノ)で峠道を目指し、
クラウン一筋でたたき上げてきた町工場の社長がソアラに浮気心を出し始めた頃のこと。
同じ東京が冠言葉に付いてもサマーランドとは違う(らしい)アメリカの遊園地へ
乙女をお連れするにあたり、従来の価値観で設計されたクルマは白馬たり得るのか?
大衆車然とした恋人仕様ハッチバックやドリフト命の男臭いクルマはあきる野市まで、である。
オーランド風に化粧直しされた浦安という街に相応しきクルマとは、なんだ?
デュエットクルーザーが。あるじゃないか ... ぴかぴか(新しい)


と、いうわけで? ワタシも買ってしまった純白のデュエットクルーザーであります。
恋のバラードを奏でるはずの CR-X ではあったが、尻軽すぎて恋の道には役立たず
冷や汗2

そんな理由もあったかもしれないが、CR-X を
選んだ訳にはもっと、まっとうな考えがあった。
これって。アルファじゃねぇの~
愛読書は Car Graphic であったその頃、
理想の一台として頭に刻まれていた
Alfa Romeo Giulia Coupe GT Junior Z
coda tronca といういわば 切断された尻尾 を
テールエンドとしたデザイン手法に甚く感心した
60年代末期の傑作が、だ。
財布の軽い若者にも手の届く価格で世に出てきた
その事実に、アルファは買うことも維持することも
できない駆け出しのサラリーマンは溜飲を下げたんであって。 HONDA Ballade Sports CR-X
まがい物ではあれど。(等身大の自分らしくて)いいじゃないかぁ~
だけども、しかし。 '83年夏に登場した CR-X には肝心のものが欠けていた。
ジュニア Z が腹に抱えていたのは 官能 の代名詞とも言える アルファ・ツインカム であったが、
CR-X は排ガス規制の代償とも言えた CVCC であり、エンジンにロマンが足りないと思えた。
 待つこと一年、(S800以来)14年ぶりの復活を
 果たした ZC型エンジンの搭載を待って僕は
 ホンダベルノの敷居を跨いだんである。
 DOHC 16Valve Crossflow 135ps/6,500rpm
 踏めば答えるホンダ製スポーツユニットは
 マスキー法に端を発するエンジン暗黒時代の
 終わりを告げる、新しい時代の幕開けのように
 思えたんである。
かくして。人生初の新車(!)として僕の元へとやって来た CR-X Si は同時に、
初めてのホンダ車であり、初めての前輪駆動車であり、初めてのツインカム搭載車であり、
初めての。ドアミラー車でもあったのだ。
低くうずくまった寸詰まりのボディは無類の存在感を
放ち、特徴的なドアノブを引いて開ける大きな
サッシュレスドアが理屈抜きに格好良く、まるで
路面に座るかのような低いシートがレカロに思え、
キーをひねった瞬間に目覚める DOHC の鼓動に
胸躍らせる、ライトウェイトスポーツ。
見ても、座っても、走っても。
クルマって楽しいんだぁ~ と心の底から思えた、
最初のクルマでもあった。

そんな CR-X を紹介する、当時のプロモーションフィルム↓

TV CF から走行シーン、車両コンセプトやメカニズムの解説までを
13分あまりにまとめたフィルムはホンダディラーで流れておりました


初のマイカーが昭和48年排出ガス規制車、続く二代目は昭和50年排ガス規制車 ...
それまで眠たいエンジンのクルマしか知らなかった僕は、ホンダ製ツインカムユニットに
涙もこぼれるくらい感動したんである。
レッドゾーンの始まる 7,000rpm まで淀みなく上がるエンジンは もっと踏み込め!
右足に囁きかけ、その結果、箱根の峠道で九死に一生を得るスピンをくらったのだけど。
オーバースピードであったし、それをコントロールする腕もなかった、のは事実。
だけども、そのスピンに至る事態が唐突だったように記憶している。
僅かに 2.2m しかないホイールベース、半固定式のリアサスペンション、そして。
2 : 1 という(おそろしく)前よりの重量配分が、HONDA Ballade Sports CR-X Si を
テールハッピーな性格に仕立て上げていたんじゃないか、などと。自分なりに推測し
自動車における重量配分の重要性や、FWD 車であってもリアサスペンションは大事だと
知ったのも良い想い出である。
まぁ、なんにせよ。このスタイルだけで全てが許せちゃう徳のあるクルマだったよねぇ~ ほっとした顔


全長 : 3675㎜ 全幅 : 1625㎜ 全高 : 1290㎜ ホイールベース : 2200㎜
水冷直列4気筒DOHC 1590cc 最高出力 : 135ps/6500rpm 最大トルク : 15.5Kgm/5000rpm
サスペンション:前 ストラット + トーションバー / 後 車軸式 車両重量 : 860Kg
ブレーキ:前 ディスク / 後 ドラム 変速機 : 5速MT 乗車定員4名 FWD

無限 CR-X Pro に似せるべく ENKEI ディッシュホイール装着、の図
Posted at 2014/04/30 11:41:36 | コメント(2) | トラックバック(0) | 記憶に残る100台 | クルマ

プロフィール

東京の下町で暮らしております。 ノスタルジー香る街並みに巨大な電波塔が完成し 足下の住民は悲喜こもごもでありますが ... 昭和の情景にも平成の風景にも違...
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