
シフトレバーの付け根にあるカップ形状のブッシュと、スライドブッシュは、以前交換しました。シフトした時の左右方向のガタがなくなって、結構感動したのですが、前後方向の頼りなさみたいな、エッチパターンの分かりにくさみたいな、不自然さは、残ったままでした。
まぁ、こんなものかと思ってしばらく乗っていましたが、ブッシュ三点セットで買っていたのと、これが砕け散ると出先で不動になるのと、ありますので、重い腰を上げてシフトロッドのカップリングブッシュを交換することにしました。frogJ.A.Mにも行けたしね。
取り外しは、リアシート下部のアクセスパネルを開けて、内六角ネジを外し、前方のロックナットを緩めたら、シフトレバーを2-4速間で前後させるだけです。
この車、内六角ネジが多用されているのですが、いつも緩める時はなめそうでドキドキします。大嫌いです。
グリスでべたべたになりながら外したカップリングのブッシュを見ると、パキパキに割れてました(T_T)
交換を決意したのは正解だった♪
で、youtubeの外国人先輩の指導に基づき、ピンを打ち抜く作業に移行しました。ホームセンターでヘッド重量1キロもあるハンマーとタガネを調達し、付属の工作室ででっかい万力を借りて、パッカーンとやりましたよ。
が、打てども、劣化したブッシュが粉々になるだけで、びくともしません。挙げ句、お、手応えあり、と思ったら、
orz

アルミのケースが割れてしまいました(T_T)せっかく、79年の鋳込みのシリアルがある部品だったのに。後でペリカンテクニカルを見たら、けちらず、カップリングごと変えろと書いてあり、「あっ、そんなこと言うの」って呻いてしまいました。
仕方なく、カップリングごとOEM品を、調達しました。これがまた、届いた部品は、ピンとブッシュの間に微妙な遊びがあって、残念な代物でした。次は純正品にしよ。
グリースでべとべとにしてから、外した時と逆手順で取り付けます。この時、シフトレバー側とミッション側の位置を調整するのですが、自由度が大きすぎて、結構苦労しました。
ちなみにyoutubeの外国人先輩は、運転席に座ったまま、ロックナットを締めたりしてましたが、あんなことしたら腰がネジ切れます。運転席と後席の往復で、目が回りました。
結局、内六角ネジをしっかり締めた後、
①シフトレバーは、5速から戻ったニュートラル位置から、1-2速側へそっと当たるまでゆっくり持って行く。
②ミッション側は、右側にゆっくり当たるまで回す。
③ロックナットを締める。
④全てのギアに等距離でちゃんと入るか確認する。
⑤ダメなら①からやり直し。
という手順が正解みたい。①を3-4速側として②を左側としても同じになるはずなのに、5速が変になってダメでした。
ようよう、納得行く位置に調整が決まり、雨降りの合間を縫って30分ほど試運転して抜けがないのを確認し、作業完了です。
まだまだ十分に乗れてないので評価は出来ませんが、エッチパターンは、はっきりわかるようになった気がします。各ギアにむにゅむにゅ入ります。が、頼りなさみたいなのは、消えた気がします。
今回は、部品を叩き壊してしまったり、凹む事が多かったですが、ともあれ復活しました。家族ポイントを貯めて、来月、ツーに行けるように仕事頑張ろ♪
Posted at 2017/10/22 10:46:21 | |
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