
昨日は、とても濃い一日でB5に続きV10 M5に試乗させて頂きました。大したことは書けないのですが、自分の思い出としてこの感動を残します。
まず、yonechaさんに運転していただき、助手席でM5を体験します。
助手席に座りますと、革張りシートに木目のインパネが目に入り、高級セダンそのものです。しかし、エンジンが掛かると只者ではない排気音がさく裂します。
助手席に乗っていると、どんな速度域でも普通に会話ができることに驚きました。風切音が強くなったり、路面からの振動があったり、不安になる要素が感じられません。モードを変更しても、ネガティブな入力は少なかったです。
川崎線でちょっとアクセルを踏んでいただきました。
その時のyonechaさんのSMGシフトノブさばきのカッコ良さに、うっとりしてしまいました。
特に減速時に、2段、3段シフトダウンするときにシフトノブをパンパンとたたくと、
即座にエンジンがブリッピングし減速していきます。まさにF1の中継を見ているような感覚です。
そんな同乗試乗後、自分が運転させてもらうことになりました。
まず、シートポジションのあわせがすべて電動で行えることに高級セダンの雰囲気を感じながらも
タコメータを見るとやはりレーシングカーだなと、改めて気を引き締めましたね。
次にお約束、作法がわかりません。エンジンどうやって掛けますか?シフトは??
最後には、Rにシフトしたのに車が動かない。どうして???アクセル踏んでいませんでした(^^;
そんなこんなを経て、オートマチックモードで大黒パーキングをアウトし、螺旋状の坂道を登っていきます。
V10エンジンをフロントに収める車ですので、頭でっかちな動きなのかと想像していましたが、全くそんなことはなくすっとレーンチェンジ決まります。
少し慣れてきたところで、SMGをマニュアルで操作開始します。このSMGの変速って病みつきになりそうなくらい気持ちいいです。MT車のクラッチ操作とエンジン回転数の合わせという技量を伴う操作を、電光石火のスピードで行ってくれます。(私は3番目の変速スピードで運転させていただきました)
初めてのSMGに感動しました。
そしてMボタンを作動させての加速ステージ。B3 GT3とは違った安定感を伴った加速。
M5は車両重量1880kg、B3 GT3は1565kg。エンジン出力の差に加え、この車両重量差約300kgというのもこの安定感につながっているのではないかと感じました。初めて体験ばかりです。
大黒パーキングに戻って、また驚きがひとつ。
大黒パーキングには、駐車スペースの中央部に歩道があり、その歩道には多少の段差がつけられています。私はいつも段差の前で一時停止してクリープ速度で段差を乗り越えます。その時には当然のようにショックを伴います。でもyonechaさんは、儀式なし段差を乗り越えます。私にしてみればそんな高速で入ったら、どんな衝撃が来るのかと身構えました。でも全く大丈夫。自分で運転させてもらった時は、そろりそろりと乗り越えましたが、そんなこと必要ないことが改めてわかりました。
なんて懐が深いレーシングカーなんだと最後まで驚きっぱなしの試乗でありました。
yonechaさん、試乗をさせていただき、本当にありがとうございました。
Posted at 2013/02/24 11:51:45 | |
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