iQ GRMN S/Cは7/22の21:00(正確には20:59)に100台限定として受付開始されましたが、
21:03には限定100台の予約枠が埋まり、21:05にはキャンセル待ち30台の枠も埋まるという
発売開始後わずか数分の販売期間しかありませんでした。
その2ヶ月後にはホンダの無限RZが300台限定で発売開始されましたが、
10/9の時点で300台中84台のオーダーながら、うち58台が展示車としての受注ということで、
2週間で30台に満たない実販売数という明暗の分かれる結果となっています。
スペック的にはiQ GRMN S/Cが1.3L+S/Cの122PSの174N・m(94PS/L)だったのに対して、
無限RZは1.5L+S/Cで156PSの185N・m(104PS/L)と似たようなパワートレインを持ちます。
ベース車の2012年1~8月の平均販売台数ではiQの184台(発売時目標2500台)に対して、
CR-Zが454台(発売時目標1000台)と落ち込んでしまっている状況も同じです。
価格はiQ 130G MTの163万からiQ GRMN S/Cが355万円、CR-Z α MTの249万(MCで257万に改定)
から無限RZが449万4000円とベース車+200万程度と同じような付加価格にも関わらず、
販売状況の明暗を分けたのは価格とパッケージングのバランスではないかと思いました。
iQ GRMN S/Cも蓋を開けてみると355万円と予想より高かったのですが(個人的には
乗り出しでこれくらいかと思っていました(^^;)無限RZは450万円の出費となるので、
ベース車が似たような性能だと、この100万円の差が明暗を分けたのかもしれません。
ただ単純計算すると、どちらも1PSあたり2.9万円前後の値付けなのですが(^^;
同じホンダでも2007年に300台限定で販売され10分と掛からず完売した無限RR
(新車価格477万7500円)が今なお400万円以上の中古車相場で取引されている実績を考えれば、
今回のiQ GRMN S/Cが果たしてそこまでのリセールバリューが付くのか分かりませんが、
実際に売らないまでも高いリセール=魅力を持つ車であって欲しいと思います。
ただ無限RZについては、販売するためにはホンダディーラーで2名以上の研修が必要らしく、
販売店が苦労しそうな販売方法だったのもネックになったのかもしれません(^^;
Posted at 2012/10/14 09:03:29 | |
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