
いつまでも母親のこと書いてるなぁ
と思われてしまうかもですが
忘れないように覚え書きです。
9月12日※母が亡くなる二日前のこと
夜勤出勤前に母が入院する病院に寄りました。
7月分の治療費の支払いを済ませてから母の顔を見に病室に。
声を出すのが辛いのか入院してからは話しかけても頷くだけの方が多く
その日もほとんど声を出すことはなかったです。
両腕は点滴の痕でアザだらけ
真っ直ぐ寝るのが辛いのかいつも左を下にして横向きに寝ていたので左眼が腫れぼったくなっていました。
「母さん・・・支払い済ませてきたでなぁ」話しかけながら顔を近づけると
母が両手を伸ばしてボクの前髪を掻き分けてジッと顔を見つめながら泪を流しました。
「母さん辛いの? 何で泣くんや」
って言うと頷いたり横に小さく首を振ったり。
「頑張ってな! 頑張らんと家帰れへんに!」って声を掛けながら母の右手の甲を叩きました。
母は両手の人差し指を立てて前に差し出してくっつけた後
オッケーのサイン
ちょっと意味がわかりませんでしたけど
病室をあとにしました。
その日はその母が泣いていたのが妙に気になってクルマの中でちょっと涙ぐみながら会社に向かいました。
病院から呼び出しがあったのがその翌日。
ほぼ寝たきりになってきたのでオムツ等々が必要ですと言われ、会社を休ませてもらい届けに行きました。
その時もなかなか声を出してくれませんでしたが
「母さん 喋れやんの?」って言うと
「喋れる」とだけは返事をしました。
ボクと母が一緒に映っている写真を枕元に置いて
「写真を枕元に置いたでな」
「頑張ってご飯食べなアカンよ!」
と言うと頷いていました。
そして日付けが変わった2時前のこと
眠りについた頃に電話が鳴りました。
最後の電話が・・・・
今想うと12日の指で何かしら伝えようとしていたのは
ボクと妻と二人で仲良くしていかなアカンよ!
もしくは
アンタのことずっと見とるでな!
の、どちらかを伝えたかったのだと思います。
※生前、母がボクに時々言ってくれていたことです。
それから昔、母から聞いた話ですけど
母の実母が亡くなった時、母は何故か物凄く眠かったそうです。
ボクも母が亡くなった日の前日、病院にオムツを届けた後は眠くて眠くてお昼寝しちゃったんですけどどうしても起きれませんでした。
母の実母が亡くなった時と同じなのかもしれません。
Posted at 2018/09/16 18:39:44 | |
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