あんなことも、
こんなこともあったイッシー(子)所属の中学野球部の秋季大会ブロック予選(近隣3市合同のブロック)。本日ついに最終日、準決勝・決勝が行われました。(というわけでDTRの飲み会とカート大会は不参加。ごめんなさい~)
前にも書きましたが、小学校・中学校では準決勝・決勝はダブルヘッダー。それぞれピッチャーをどうするかが悩みどころでもあり、ポイントでもあります。「どうせ勝たなきゃ次は無い」という考えから、準決勝でエースを投げさせ、決勝はエースが連投するか2番手ピッチャーという手もあれば、「どうせ都大会には優勝チームしか出れないのだから、エースは決勝まで温存」という手もあります。エース、2番手ピッチャーの力量差や、準決勝・決勝の相手チームの力にもよります。
イッシー(子)が所属する中学野球部は、「決勝までエース温存」作戦。というわけで、昨日の段階で今日の準決勝の先発を言い渡されていたイッシー(子)。昨晩から緊張気味で、今朝もかなり早い時間から目が覚めていたよう。。。なんてったって、
この前の市内大会の決勝で初めて公式戦に投げたくらいのピッチャー初心者ですから。そういう我々夫妻も子供が投げる姿を見慣れてないし、「四球連発で試合を壊しやしないか…」とかなり心配。。。
そんな親の心配をよそに、初回からコントロール重視の落ち着いたピッチングで相手打線を打ち取っていくイッシー(子)。味方の好プレーにも支えられ、予想外の投手戦。7回終わってなんと0対0のまま延長戦に突入。
8回の表。見方が1点を先制。その裏も2アウトまできて、あと一人で勝利という場面まできました。しかしここで相手の1番バッターに3ベースヒット、そしてその次のバッターにはセンター前ヒットを打たれ、振り出しに戻されてしまいまいた。その後なんとか後続を断ち、9回表・裏もお互い0点で、規定の延長回も終了。遂に試合は1対1で10回表裏、ノーアウト満塁から始まる特別延長(サドンデス)に入ります。
10回の表、相手のエラーでラッキーな3点をもらい、その裏、内野ゴロの間に1点を返されるも、それ以降を落ち着いてしのぎ、ゲームセット。4対2で決勝進出を決めました!
イッシー(子)は10回、120球、被安打5、無四球、7奪三振で完投勝利でした。
こうして向かえた午後の決勝戦。こちらはエースを温存、決勝の相手チームはこちらも厳しい試合を投げ終えたエースが連投となります。この段階である程度勝負はついていたのかもしれません。イッシー(子)はショートで先発出場。
決勝戦は、疲れの見える相手エースから序盤に3点を先制。こちらのエースは絶好調で伸びのあるストレートと切れのいいカーブを、コースにビシビシ決めていきます。最終回には連打で1点を失ったものの、最後のバッターをセカンドゴロに打ち取りゲームセット!ついにこのブロックの頂点に立ち、20年ぶりの東京都大会出場を決めました(初出場かと思ったら、どうやら20年前に1度出たことがあるらしい)。
昨年は強い・強いと言われながらも手が届かなかった都大会。今年この小粒なチームが秋季大会からいきなりその切符をつかむとは想像できませんでしたが、これも皆、「自分たちの代は弱い」という自覚のもと、あの暑さの中、夏休み中厳しい練習を耐えてきた成果かな。
ってなわけで、今夜は我が家はお祭り気分~今月中旬からの都大会、どんな強いチームとあたるのか…もうしばらく楽しみは続きます。
Posted at 2010/10/03 20:55:08 | |
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