皆さんはLanciaというメーカーを聞くと何を思い浮かべるでしょうか?
ラリーフィールドでの活躍が有名ですが元々はスポーツカーとはあまり縁の無い大衆車や高級車を多く製造していました。

無敵の強さを誇ったストラトス。これは元はコンセプトモデルだったものをりラリーマシンへと仕立て直したもの。

ラリー037はベータモンテカルロをベースに、Gr.Bホモロゲーション取得の為の極僅かな台数のみ生産されました。

ラリー038のベースは037。こちらも生産台数は極僅かです。
1987よりWRCがGr.A規格で争われる事となり初めて量産モデルでラリーに挑む事となったLancia。大衆車であったデルタに過給器を搭載し4WD化して誕生したのがランチアデルタHFでした。
今回は以前chao!のイベントで見かけた素敵なデルタとデルタの未来像もちょこっと紹介したいと思います。

恐らく俗に16バルブと呼ばれるモデルです。バンパーが変わっているのではっきりとはわかりませんが・・・。ステッカーの貼り方がとても格好良いですね。

ジアッラでしょうか?この黄色カラーは専用色でした。

これら3台は最終モデルです。エボリツィオーネと呼ばれるモデルで、フェンダーの張り出し、ボンネットダクト、Fバンパーが外観上の特徴です。
ひと目でデルタと分かる、そんな顔してますよね。
ところでこんな画像が出回っているのをご存知でしょうか?

とあるデザイナーさんの描いたイメージ画像なのですが、見れば見るほどに初代デルタの面影が感じられます。ボンネットの膨らみ、エッジの効いたボディライン、大きく張り出したワイドフェンダー、グリル全体に広がる開口部と丸目4灯のヘッドライト。これをデザインした人はデルタが好きなんじゃないか。そう思います


これはLancia公式の発表はなくデザイナーさん個人のものなので、販売はされないと思われます。ですが最後に、「もしもLanciaがデルタをこの形で復活させてWRCに復帰したらどんな活躍を見せてくれるだろうか。」そんな事を考えてしまう画像で締めくくりたいと思います。
Posted at 2014/05/14 00:10:13 | |
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