旅人仕様化~サブバッテリーシステム構築~の巻。
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電装品の負荷が大きいのか、少し油断(暫く乗らない事を指す。)をするとバッテリーが直ぐに上がる。この問題をどうしようか色々と考えて見た訳である。
電装品を減らすのは私にとって考えられない事なのでバッテリー側で対策するしかない。よって、バッテリーの容量UPしかないと云う結論に至る。しかし、サンバー助手席下に設置されているバッテリーを眺めると、どうやって考えても容量アップするようなスペースは残されておりませんでした。
次なる手を考えてみるとサブバッテリーシステムの搭載しかないと閃く。サブバッテリーシステムを組めば車中泊時でも使えますしね。そもそも、サンバーには桐生工業がキャンピング仕様に特装してスバルディーラーで販売していた『旅人』と云うモデルが存在する。
その旅人にはサブバッテリーシステムも装着されており、それを流用すれば良いのかなぁっと考えたのが今回の一件である。
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そんな訳で純正マニアな流れ星さんとして当初は旅人のサブバッテリーシステムをそっくりそのまま流用しようと考えておりましたが、色々と悩んだ挙句に一部のみを使用する事にしました。
一部のみにした理由は以下2点。
①サブバッテリーシステムのサブバッテリーが車両下部の前後方向に対してやや後ろであるが中央に装着されおり、悪路での走行時にヒットさせそうだった。
②乗り潰す車とは云え、サブバッテリーチャージャーを固定するブラケットを車両本体にビス止めする事に抵抗があった。
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結局、リアシート下の空間の左側にサブバッテリーシステムを構築してもらいました。
バッテリーは室内に設置するのでシールドバッテリー(オプティマ)をチョイス。折角、サブバッテリーシステムを構築するのだから家電製品も使いたいと思い、正弦波インバーターを装着。
ワンオフで板を切出し、カーボンシートでラッピング。その板の上にサブバッテリーシステム・バッテリー・インバーターを固定しました。板と車両との固定方法はメンテナンス性を考えて簡単に脱着可能なマジックテープとなります。
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シールドバッテリーは根本的に高いのだが、その最高峰と云っても良いのがオプティマである。昔と比べるとお求め安いお値段になっているので今回はオプティマバッテリーにしてみた次第である。
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インバーターは本当は電気ケトルが使える物が欲しかったのだが、そうなると必要な電力は1,000W越えとなり、インバーターのお値段も安くて5万円オーバーとなる。電気ケトル以外に車中泊時に使いたい物を考えると、ノートPCと携帯やスマホ、モバイルバッテリーの充電が出来れば良いと考え、いざと云う時の為の電気毛布程度である。
調べてみるとノートPCはの消費電力は50W程度、電気毛布も50~80W程度、携帯やスマホにモバイルバッテリーの充電なんてしれているので、お値段とスペックを比較した結果、今回は350Wモデルを選択した。
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リアクウォーターの内張りポケット部分にACとDCのソケットを設置。
ACのソケットはトヨタ純正流用では定番の部品。
DCソケットは旅人仕様の部品を流用しようかと思いましたが、サブバッテリーシステムを組んでくれたオーディオ屋さんの判断でスバル純正のDC12V用電源ソケットになりました。
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桐生工業のサブバッテリーシステム(電圧計付)のブラケットにはサブバッテリーチャージャーとシガーソケットが固定可能。シガーソケットはカーメイトの電圧計を装着してバッテリーの状態をモニターする事ができます。
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使用した部品は以下の通り。
サブバッテリーシステム(電圧計付)
・New-Era
SBC-001B(サブバッテリーチャージャー)
・カーメイト
CT731(バッテリーチェッカー)
・トヨタ純正
85510-16040(シガーソケット)
・トヨタ純正
82285-16010(イルミネーションワイヤ)
・トヨタ純正
85515-12130(シガーライターベゼル)
・桐生工業
(ブラケット)
バッテリー
・OPTIMA(オプティマ)
イエロートップバッテリー YT-80B24L(YT-B24L1)
インバーター
・DENRYO(電菱)
正弦波インバーターRENRYO(SK350-112) 12V/350W
電源ソケット(DC電源)
・スバル純正
86712FA010(キャップ)
・スバル純正
86711FA060(ソケット)
電源ソケット(AC電源)
・トヨタ純正
08676-00160(DC-AC INVERTER)
装着時の走行距離は66,651kmでした。
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