㈱日本製鋼所室蘭製作所-室蘭市
戦時は民間最大の兵器会社。その発祥の地。
2007年09月29日
発祥は明治40年(1907)、天然の良港・室蘭港と母恋の海浜を埋め立てて創られたそうです。
以降、民間最大の兵器会社として技術を蓄積。
大正7年には国産初の航空機用水冷エンジンも制作しています。
鋼板、各種塔槽、産業機械製品を世に送り出し続け世界有数の素材形メーカーとして高い水準を誇っています。
特色としては構内の鍛錬工場で世界最大の600㌧鋼塊を製造していて約1200℃に加熱された鋼塊は14000㌧水圧プレスで鍛錬されています。
さらに機械工場の一つでは巨大な加工機で鍛錬された素材が製品形状に機械加工されています。
その中には世界に誇る大型発電機用一体型低圧タービンロ-ターシャフトをはじめ、風力発電用巨大プロペラ設備などを製造しています。
社有地の附属施設で特筆すべきは大正天皇(皇太子時代)や昭和天皇(摂政時代)そして歴代首相・国家の要人らが宿泊した道内最高クラスの迎賓館「瑞泉閣」や「鍛刀所」「一号役宅」が原則非公開ながら残存しています。
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