JRタワー-札幌市
札幌の玄関口に相応しい、こだわり魅力ある駅前景観
2006年04月14日
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1988年の札幌駅高架化に伴う駅前再開発計画がスタートして15年。道都・札幌の新しい顔となる「JRタワー」が札幌駅南口にオープンした。
JRタワーは、地上38階・高さ173mの高層タワー。日本でも最大級といわれる商業モール「札幌ステラプレイス」から構成される大規模な駅型複合商業施設。タワーイーストは、客室数350室に宴会場、料飲施設、スカイリゾートスパなどを備えた都市型ホテル「JRタワーホテル日航札幌」、オフィスプラザ、クリニックなどが入居し、38階には札幌の街並みを一望できる展望室を設け、札幌の新しいシンボルとして聳えている。
また、ステラプレイスは、地元ショップ14店舗と札幌初出店となる82店舗を含む161の飲食・物販店舗を集積する一方、7・8階には12スクリーン・2,705席の規模でシネマコンプレックスを展開するなど、エンターテインメント機能も盛り込まれている。
前面に広場を抱え、建物は南からの陽光を積極的に取り入れる開放的な設計。
さまざまな機能が集約され、ひとつの“街”といえるほどの充実を誇るJRタワーだが、もうひとつの大きな特徴は、施設全体で、ゆとりと快適性に満ちた環境づくりが貫かれていることである。すべての通路が段差を解消したバリアフリー設計になっていることや、車椅子の人でも使いやすいトイレなど、誰もが快適に利用できることを基本に、天井にまでこだわった造作と素材の質感を活かした温かみのあるデザイン、各所に置かれたアートやオブジェが人々の目を楽しませるとともに、南側に面したコンコースには大きな吹抜け空間を設け、大胆に陽光を取り入れた開放的で明るい空間づくりが目指されている。
「SAPPORO FRONTIA」をコンセプトにして開発されたJRタワーは、商業、ホテル、オフィス、シネマコンプレックスが複合した大型施設であり、ともすると、札幌商業への影響にばかり話題が集まりがちだが、同時に駅としてのアイデンティティも強く打ち出されたものである。
計画に際しては「誰が見てもわかる駅らしい建物」にすることに腐心したという。かつての駅舎のデザイン要素を生かしたというだけに、どこかクラシカルな雰囲気を漂わせる外観に、アーティストの手になる大時計の掲げられた建物中央は、正しく駅であることを意識させてくれる。同時に、駅にとってはヒューマンスケール感が大切との考えから、広場と建物の関係にも気を配り、高層タワーをあえて東側奥に配置。「広場の端から建物が自然に目に入る8階程度の高さ」にセンター棟を抑えている。
JRタワーは正確にいえば3つの建物に分かれているが、まったくそれを感じさせないほどの統一感のある建物になっているのは、「駅前にふさわしい整備を共通の理解のもとで行なえたから」だという。
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