登別市郷土資料館
近世・登別市は、その開基を明治2年(1869年)仙台藩領11代白石城主片倉小十郎邦憲が、時の明治政府から幌別郡支配を命ぜられ家臣と共に入地し切り開いたことに始まります。
正確には維新時の当主邦憲は入植せず子の景範、孫の景光(当時12歳)による開拓だったようですが、後に景範はこの地の開拓を諦め、札幌に移り白石郡を興します。景光はこの幌別に残った家臣らの要望で再び戻り苦労の末、自ら鍬を握って土地を切り開いたということです。
当時の開拓は難渋を極めその費用に充てるため遂には白石城を取り壊し、150両(当時時価約750万円)に換金されました。その後幾多の辛酸を経て今日の市の隆昌をみるに至っています。
当資料館は、これらの歴史・考古・民俗・生産・文化・教育・温泉・自然等に亘る資料を展示して市民の“ふるさと志向”に寄与しています。個人的に白石城の瓦が一番気になった展示でした。
特に当資料館の建築様式は、城づくりとして幻の白石城を偲び、また外塀の一部の登別石(熔結凝灰岩)は、明治中期市内のフンベ山から切り出されたもので、開拓自由移民の始祖宮武氏の商館に使用されていたものです。
[開館時間]
4月~10月 午前10時~午後5時まで
11月~3月 午前10時~午後4時まで
[休館日]
月曜日 国民祝祭日の翌日 年末年始
[入館料]
個人 高校生以上/190円 小中学生/60円
団体(20名以上) 高校生以上/150円 小中学生/50円
身体障害者 その付添/無料
私が興味のある展示は2Fの片倉家主従の展示でしたが、主に展示されていたのは昭和の生活用品や鉱山関係の資料でした。
運良く、未展示の品を保管する倉庫を見ることができましたが、古いテレビやスキーなどの廃品(?)資料の中にあった「徳川家の家紋“三葉葵”の入った什器」が非常に気になりました。随分痛んでいたようですし、保管状態もあまりよくないように思いました。
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