「旧水戸藩主徳川昭武別邸(戸定邸)&松戸市戸定歴史館」
15代将軍慶喜公の実弟で水戸徳川家11代目の徳川昭武公の別邸として、明治17年(1884)に建てられたもので、本格的な武家屋敷造りの建物で20以上の部屋が連なる純和風の屋敷で千葉県指定名勝となっています。
庭園は、フランス生活を経験した昭武公好みで洋風庭園の良さを取り入れられています。茨城県内有数の名園です。
NHK大河ドラマ「徳川慶喜」が放映された頃、水戸が脚光を浴び、水戸老公徳川斉昭が藩政改革の一環として開いた弘道館や、同じく斉昭が自ら設計した日本三大庭園の一つである偕楽園を訪れる人は多い。しかし松戸の戸定の地にある戸定邸は一般公開されて日が浅いこともあって余り知られてはいないが一見の価値があります。江戸川を望む風光明媚な丘に建てられた戸定邸は慶喜や東宮時代の大正天皇が訪問され、華族の交流の場となりました。
歴史館には慶喜&昭武兄弟の有名な趣味の写真などの遺品やパリ万博由来の品等を展示していました。
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