国指定史跡「上之国勝山館跡」-上ノ国町
天然の丘陵を利用した三段構えの山城は、堅牢無比の要塞であったといわれ、近世松前家祖・武田信廣は、64歳でこの館で病没したと伝えられています。
上之国八幡宮脇の遊歩道を登って行くと,随所に遺構を見ることができます。勝山館は夷王山山麓に築かれた山城で,武田信廣が1457年コシャマインの戦いで勝利をおさめた後,築かれたとされています。勝山館は大館(松前)の副城的性格を持ち,1600年代初頭まで城代が置かれ,北方日本海側の軍事・交易の中心として栄えたらしいです。昭和52年の史跡指定後,発掘調査が行われ,遺構の復元が行われています。
さらに近年の調査により、約5万点にのぼる国内外陶磁器・金属製品・木製品が出土しました。建造物の跡も多数発掘され当時のアイヌの人々が使っていた骨角器も出土し、和人とアイヌ民族が混住していたと考えられ、謎の多い北海道中世史を語る重要な史跡とされています。2004年には「上ノ国の中世の館(たて)」として北海道遺産に登録されました(国指定史跡)。
ガイダンス施設も併設されており、中には、勝山館跡の200分の1の模型や土葬墓、火葬墓のレプリカがおかれ夷王山墳墓群の一部がそのままに再現されています。
※この文章は自分が所属する全日本歴研文録から一部転載しています。
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