目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
アドレスV125などではお馴染みの全波整流化をMIOでも試みます。
まずはラジエーターカバー、ラジエーター、冷却ファンを取り外します。
ここまではボルトを外すだけなので簡単です。
ラジエーターは冷却水を抜いてホースまで抜き取ります。
ジェネレーターカバーをプーラーを使用して抜き取るとステータ―コイルが現れます。
ここまでは他のスクーターとほぼ一緒
2
問題のステータ―コイル
普通ならこのステータ―コイルの配線を組み替えて全波整流するんですが・・・。
3
カプラーの刺さる端子が付いているだけで組み替える配線すらありません。
コイルの内部を端子が走っているようでどう繋がっているのかもよくわかりません。
4
コイルのまかれ方を確認したり、テスター当てたり、詳しそうな友人に聞いたりして色々試し、謎のルートで手に入れた配線図と睨めっこが続きます。
何せ壊したら替えはありませんので。
そして一つの仮説にたどり着き、実施してみることに。
5
全波整流化に伴い、交流を使用していた回路を直流に組み直し作業は終了。
今回の全波整流レギュレーターは中華製の安物です。
6
いよいよエンジンをかけてTRY・・・緊張の瞬間です。
セルボタンを押すとエンジンはあっけなく始動。
バッテリーにテスターを当て電圧を測定します。
アイドリングでは14.2V付近で電圧は安定しています。
回転数を上げると電圧は上昇していき、15V付近で止まります。
まずは発電自体はされているようですが、発電量はどうでしょうか。
7
グリップヒーターとの組み合わせ
急速加熱モード(55W)にするとさすがに電圧が降下していきます。
もともと発電容量が小さいので仕方ありません。
このままアイドリングしているとバッテリーが上がりそうです。
回転数を上げると・・・降下は止まりわずかに電圧が上昇していきます。
この時点で全波整流化は成功したと言っていいでしょう。
以前までであれば回転を上げた状態でも急速加熱をかけると電圧が落ち続けてました。
4段階中3段階ではアイドリング中でも電圧は上がったり下がったりしており、回転数を上げれば電圧が上昇し14Vを超えそうです。
8
通常の使い勝手であれば3段階までならバッテリーあがりを気にせずにグリップヒーターを使用できそうです。
ただ、ヘッドライトのHID化をするには両目HIDはちょっと厳しそうです。
LOW:片目HID Hi:LOW HID+Hi LEDという構成で検討しようと思います。
なお今回使用した全波整流レギュレーターは中華製の安物でしたが、折を見てホンダ純正などに交換したいと思っています。
[PR]Yahoo!ショッピング
[PR]Yahoo!オークション
関連リンク