汎用キーレスエントリー取り付け
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
(この記事は、自分の過去のブログから転記したもので、現時点の作業ではありません)
Xantiaの集中ドアロックがたまに効かなくなる症状が出てすでに2年。
リモコンだけでなく、外の鍵から、および室内運転席・助手席のドアロックを操作しても同じ症状。
・運転席ドアロック(中古)を交換するもNG
・ドアロックセントラルユニット(中古)を交換するもNG
さすがに全く集中ドアロックが効かなくなると困るので、なんとか解決したいところです。
なぜ困るのかというと、Xantiaの給油口のロックは集中ドアロックのみで開閉するため、集中ドアロックでロックしないと、蓋が閉まらないのです。
そこで、汎用のキーレスエントリーを入れてみることに。
2
amazonで購入した、「キーレスエントリーD 12V Simple is BEST」は、amazon内の商品イメージに日本語でマニュアルが掲載されており、内部のリレー回路も記載されています。
これだと理屈がわかって作業を進めることができます。 それに価格もとても安いですし!
まずは、Xantiaの回路図を確認します。 回路図は手持ちのヘインズ(Haynes)のマニュアルを参照しました。
簡単に書くと、集中ドアロックのコントロールユニット周辺はこんな感じです。
(図は動作概念図であり、実際の配線は簡略化しています)
3
標準の集中ドアロックコントロールユニットを切り離し、新しいキーレスエントリーユニットだけを接続したテストでは、問題なく全てのアクチュエータが動作。
しかし、これだとドアのキー開閉の回路が切り離されてしまいます。
4
標準の集中ドアロックコントロールユニットと新規導入のキーレスエントリーユニットを組み合わせてセッティングしました。
5
新しいキーレスも効きますし、標準の集中ドアロックも動作します。
このキーレスユニット以外での操作で集中ドアロックがたまに効かない現象はそのままですが、新しいキーレスからの操作は全く問題がないので、これで「良し」とすることにしました。
6
既存の集中ドアロックコントロールユニットへの新しいキーレスエントリーユニットの接続は、キーレスの日本語マニュアルのこの部分を参考にしました。
添付の図の上部が、新しいキーレスエントリーユニットのみでの動作パターンで、下側が標準の集中ドアロックコントロールユニットと組み合わせた接続パターンです。
7
新しいキーレスには、ハザード連動機能も付いています。今までなくても不便は感じなかったので、どうでもよいような気もしましたが、せっかくなので、これもやっちゃうことにしました。
先人の方々がXantiaのハザードに接続する記事をネットで漁りました。
オーディオの下にある小物入れをひっぺがすと、それらしいコネクタがいくつかあります。
その中で、何にも接続されていず放ったらかしになっている3列もあるコネクタから、ハザードをONにした際に連動する信号線を2本見つけます。
そして、その信号線にキーレスエントリユニットのアンサーバック信号線を接続します。
このキーレスエントリーユニットは、ハザード接続のためのダイオードも標準でついているので、追加購入の煩わしさがありません。
結果、問題なくハザードがリモコン操作に合わせて動作しました。 素ん晴らしい。
このコネクタですが、先人の方々2台のXantiaの写真と、私の配線の色やコネクタ形状がそれぞれ違っていました。 (3車3様)
車体によってかなり違いがありそうなので、検電テスタなどで実際にハザードのカチカチ信号が来ている線を見つけるのが良いようです。
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結果が出たので、大変満足できる作業になりました。
集中ドアロックが効かない理由は今だ不明ですが、実使用は新しいキーレスで問題がないため、これでOKとします。
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