オルタネーター交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
昨年の猛暑の際、エンジン停止後リスタートできなくなり、その1時間後エンジンがかかるようになりました。
結局は5年半使ったバッテリーを新しくして(ATLAS-BX)復活しましたが、それでもエアコン全開時は11.8Vまで電圧が下がってしまいます。
バッテリの電圧はエンジン停止時に12.6V出ており、負荷時はバッテリからの持ち出しとなります。猛暑で渋滞という場合は大変厳しい状況に陥りそうです。
19年落ち10万km超えの車として、そろそろオルタネーターも疲れてきているかと思い、交換を画策しました。 元々ついているオルタは何故か三菱ではなくVALEOだったし...信用できません。(勝手な思い込み)
オルタは、eBayに出ていたやつが安かったので、ポチってしまいました。送料込みで29,000円程度。品質は...分からないですが、ドイツからの出品で、そんな変なものではなさそうが気が。(勝手な思い込み)
三菱のオルタ(シトロエンパーツNo:9619333380/三菱型番A004TA0091B~D)の互換品です。
http://www.ebay.com/itm/Lichtmaschine-Generator-Citroen-XM-Y4-/151168561616?pt=DE_Autoteile&hash=item23325931d0
(そのうちリンク切れます...)
2
オルタは2013年8月31日に発注していたのですが、近所の電装店でテストベンチにかけてもらい、正常動作を確認してから今年2014年4月まで寝かせていました。今年の猛暑の前に、やっと重い腰を上げての交換です。
交換作業中は写真を撮るどころではなかったので、うまく伝わるかどうかわかりませんが、手順を記載しておきます。
(ここからの作業の結果には責任もてません。ご了承ください)
4
1) フロント側にウマをかませ、ハイドロの圧を抜く。
2) バッテリーのマイナスを外し、オルタから配線(2本)を外す
3) オルタベルト交換作業同様、ベルトとベルトテンショナーを取りはずす
4) オルタの下側のボルトの前を通過している配管を、ボルトが抜けるスペースを作るために、クランプから静かに下方向にずらす
5) オルタの下側の長いボルトを抜く。ヘインズにはこのボルトを全部抜かないほうがよいと書いてあったが、抜かないでどうやってやるのかわからない)
次からはエンジンルーム上部からの作業です。
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6) オルタのベルト上部のカバーを外す。 (図の左)
7) ハイポンプのガイドプレート&オルタを貫通しているボルトの左右のナットを外し、ナット合体のボルト(下の写真がそれ)を取り外す。
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8) オルタベルトのプラスチックカバーを外すと、鉄板のブラケット(上の図の右)があるので、このブラケットの前側を少し上にずらし、オルタを外しやすくしておく。
(これはもしかしたらやらなくてもいいかも)
9) オルタの取り出し空間を作るため、エンジンオイルを抜いてオイルフィルタを外す。
10) オルタは2点でしか止まっていないので、すでにオルタは解放状態。 オルタを少しずつ前後上下に揺らしながら外す。
11) 新しいオルタネータを組込む。
最初に外した下側のボルトが挿入できるよう、オルタの下側位置を調整しますが、ここは一人だと結構難しいです。誰か助手に手伝ってもらうと効率が上がると思います。
12) オルタ下側のボルトを挿入する。
13) あとは、逆の手順でくみ上げる。
新しいオルタが付きました。 オルタ交換は初めてで、考えながらの作業のため、私のレベルでは5時間近くかかりました。 もし次にやるなら2時間程度でできるように思います。
8
新オルタ装着後の電圧を測ってみたところ、
・アイドル: 13.8V
・エアコン全開: 12.1~12.3V
アイドルはまあいいとして、負荷時は前より少し良くなった程度で、あまり芳しくありません。
次の対策として、オルタとバッテリの直結つまりプラシング作業に続くことになります。
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