ヴィンチェンゾ・ナタリ監督の「Cube」からアーニー・バーバラッシュ監督「Cube2」に続く完結編「CUBE ZERO」。
観終えた直後の率直な感想は
「え!マジで!これで終わり!?えーーーー!」
殺人トラップが設置された立方体(CUBE)に拉致監禁された男女が織り成すストーリー。トラップに掛かった人間の残酷な死に方、更に次はどんなトラップが待っているのか。狭いキューブの中息苦しくなるような恐怖が迫ってくる映画である。
その独特の雰囲気から大ヒットした1に比べて2は人気に乗じた単なる続編だった。そしてすべての謎が明かされるという今回の完結編。
冒頭で述べた通りの結果だった。(ガックリ!)やっぱ監督が代わったからか?
はっきり言って
1.誰が何のために作ったのか?(驚くべきテクノロジーが駆使されているぞ)
2.ていうか出られんの?出た後は?
3.何でこの人たちは拉致されている?
なんてどうでもいいんですよ。
理屈抜きで迫り来る不安と恐怖を楽しむ映画なんです。
とはいうものの私のような理詰めの人間にはたまらなくもどかしい映画です。
あー納得したい。
こういういわゆるホラー映画を見た後に必ず思うことは
「もし自分がこの映画の世界にいたら必ず最初に死ぬ!」
です。
Posted at 2007/03/12 21:49:58 | |
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