
まずは
Harryさんのこちらのポストを見てください。
この記事は、海外製のエギゾーストの取り付けについて書いています。
Harryさんが書いているように、Perrin、Invidia共にキャットバックエギゾースト、要するに触媒より後ろ、センターパイプと出口までのマフラー部品を購入すると

これが1セットになります。
本来、純正の場合は触媒とセンターパイプの接合部分は、球面ガスケットという立体構造のガスケットで連結されています。
エンジンは結構揺れるので、その揺れの吸収もあるのだと思います。
ちなみに私はHKSの触媒に交換してありますが、これは純正の球面ガスケットを使用する形状になっています。
こちら、Invidiaのエギゾーストの、触媒側、フロントパイプとの接合部分のアップです。
球面ガスケット仕様にはなっていません。
平らなフランジになっています。
海外製のキャットバックエギゾーストは、基本的にこの構造になっています。
その代り、写真でも分かるようにセンターパイプの中央にユニバーサルジョイント部分があります。球面ガスケットでは無く、この膨らんだ部分で揺れを吸収する構造になっています。
そして、フロントパイプの社外品もフランジは平らです。
さて、上記Harryさんの例のように、触媒を純正を使用する場合、球面ガスケットが使えないので排気漏れのリスクがあります。
そこで、Grimmspeedからこんな部品が出ています。

純正の球面ガスケット、英語では
OEM Dount Gasketを使用して社外エギゾーストのセンターパイプと接合できるようにするための、専用フランジです。
ドーナツのRに合わせてテーパーになったガスケットが専用に作られています。
これを使うことで、Invidiaのようなユニバーサルジョイント部分がフロントパイプに無いエギゾーストであっても、純正球面ガスケットを使用して取り付けする事が可能になります。
Grimmspeedの販売サイトはこちら
ことしの4月頭の新製品です。
新製品紹介まとめを書いていなかったので、紹介していませんでした。
単純な構造の製品なので、旋盤あるショップでしたら簡単に作ってくれるかもしれませんね(笑)
さらに情報が必要な場合は、「
OEM Dount Gasket」で検索すると無数に出てきます。これが球面ガスケットを意味します。
フロントパイプ(down pipe)も海外製にすれば、平らなフランジどうしの接合になるので排気漏れのリスクは無くなります。
ただし、北米で売られているメタル触媒は日本の物よりも抜けは悪いそうです。
カリフォルニアの基準がとても厳しく、これをクリアできる触媒は日本のHKS等の触媒よりパワーが出ないので、北米でも触媒有りでパワー求める人はHKS製選ぶ人がいますね。そのかわり、北米のアフター品の触媒は排気の綺麗さでは国産より上のようです。

これは以前からあるGrimmspeedの製品。
太い社外品フロントパイプ用です。
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Posted at
2013/06/04 16:46:22