先日検討した等長エキマニですが、
ガレージMIDにお願いして、HKSに在庫と保障関係を聞いてもらいました。
まず在庫ですが、現在の発注で入荷は11月末との事。手持ちの在庫が掃けると再生産にかかるので、そうなると納期が延びるようです。
保障については、
日本国内販売分は保障無しとの返答。これはつらいです……。アメリカ販売分は全く同じ製品にも関わらず4年保障。値段も同額。国内販売分のみ保障無し。なんでこんな事になっているんでしょう。
HKSのメタルキャタライザーにはしっかり保証書付属していたのですが。
MIDの中掘さんいわく、等長エキマニは何十年も前からある定番の国産アフターチューニングパーツで、その頃の製品保証無しが当たり前だった時代の習慣が引き継がれているのでは無いかとの事。近年発売された電子パーツ系や触媒には保障を付けたけれど、エキマニは昔のままで来ているのだろうと。
で、アメリカは消費者の声が大きいので、4年保証書つけて販売していると。
調べたところ、
TOMEIのEJ257用等長エキマニはアメリカでは5年保障で売られています。
こうした競争が働いているので、HKSもアメリカでは保障を付けているんでしょうね。
KillerBのエキマニ、これはチタン入りで価格も高いですが最も高評価のエキマニです。これに至ってはライフタイムワランティで、期限無しの保障が付いています。
HKSのエキマニがUSで割れているのは有名ですが、これはEJ257+MTの組み合わせの400hp~450hpのドラッグ系モディファイの車両でガンガン繋いでいるのが原因では無いかと想像しています。以前、N1エンジンマウントが千切れてしまう人向けの
Perrin製強化エンジンマウントを紹介しましたが、こうした製品が成り立ってしまうという事は、その手の使い方をしている人が少なくないという事なのでしょう。
GVFの場合、EJ257とATの組み合わせですし、1速はロックしていないでしょうから、トルコンのすべりでエンジンの揺れは相当減っているのではないかと想像しています。それならまぁHKS製のエキマニでもまず割れないだろうと考えられます。
完全に注文するつもりだったHKS製エキマニですが、
国内販売分は保障無しという事が分かったので、ちょっと再検討しています。
ガレージMIDでは、このエキマニの割れている海外での写真を持ってきてくれれば、その箇所は事前に補強溶接すると言ってくれていますし、さらには割れた場合も補修の溶接は難しく無いとの提案をしてくれました。どうせ保障無いなら、取り付け前の段付き部分の加工も躊躇無くできますし。ちなみにバンテージ全部巻くとおよそ3万円弱との事。エキマニ本体が5万2000円ですから、遮熱すると8万円超えになります。
8万円を超えるとなると、
TOMEIのEJ257用等長エキマニが候補に入ってきます。このエキマニ、バンテージが付属してくるので、これがおよそ3万円分。するとエキマニ本体は5万ちょっと。さらに素材が304ステンレスで、これは排気系に使う定番中の定番のステンレスですね。これに素材がグレードアップします。

そして、写真見るとサポートパイプも付いてますね。
HKS製はサポートパイプは純正使用だったはず。
トータルだとTOMEIの方がコストパフォーマンスが良い気がしてきました。
バンテージ無しで運用するなら、HKSの5万2000円は魅力的ですね。
再度輸入品を含めて、どこの製品にすべきか再検討してみます。
Posted at 2012/11/23 11:15:20 | |
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