
NASIOCおすすめパーツレビュー紹介の第二回。
第一回はCosworth製インマニでした。
英語版オリジナル記事はこちらです。
現在、エンジンルームの各種パイプ類の交換を考えています。それに伴い、シリコンホースとステンメッシュホースを使い分けで取り付けしようと検討していまいした。このレビューは2種のメッシュホースを比較しています。
比較されているのは2種
Earl's
Silicone Intakes
Earl'sはブランド物ですね。有名。
Silicone Intakesは私は初めて聞きました。この手の無名メッシュホースメーカーは無数に存在するようです。
黒がSilicone Intakes、シルバーがEarlsです。
Silicone Intakesは黒かシルバーが選べます。Earlsも同じく黒コーティングを選ぶ事もできます。
純正も含めて比較しています。全て9.5mmですが、サイズからして相当差がありあます。
■純正
内径 6.55mm 断面積 33.7mm2 壁肉厚 0.73mm ステン肉厚 なし 外径 8.0mm
■Silicone Intakes
内径 7.6mm 断面積 45.4mm2 壁肉厚 1.1mm ステン肉厚 0.48mm 外径 10.75mm
■Earl's
内径 8.1mm 断面積 51.5mm2 壁肉厚 1.1mm ステン肉厚 0.68mm 外径 11.65mm
液体の通るパイプ中空部分の断面積でEarl'sはSilicone Intakesの13.6%増し。ステンレスメッシュ部分の厚みは50%も厚くなっています。
曲げに対する耐性はメッシュホース2種はほぼ同等。
ステンメッシュ剥きはSilicone Intakesが圧倒的に楽。ステン部分の厚みが薄いので、簡単に開くようです。ステンメッシュホースはアタッチメント取り付けのためにカットした両サイドでこのメッシュ剥きを行う必要があるので、これはポイントになります。
続いてハンマーで叩いて変形の量をしらべます。
Silicone Intakesは19.5%つぶれ、Earl'sは18.6%の変形に留まります。
メッシュ部分の厚みが強度にそのまま反映されています。
Earl'sはSilicone Intakesの5割り増しの価格ですが、見合うだけのクオリティの差があるようです。
ちなみに今日私が購入したのは

これ、デジタルノギスです。1500円。
これで既存のPerrinパイプ類なんかの外径を図ってTボルトクランプを注文します。
同時にシリコンホースとテフロンのステンメッシュに入れ替えるホースの径も計測です。
Posted at 2012/11/27 16:28:16 | |
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