
TOMEIのタービンキットがEJ257のGVF/GRF対応になりました。
キットはM7760、M7960、M8265の3種
東名の製品情報ページ
近日発売で、予約受付中。
このキットは古くからありますが、USでEJ257のGDB用として販売されていました。EJ257のGVB/GRB用に流用する場合は、アクチュエータの角度を変更する改造をショップで対応して取り付けが行われていました。
今回の変更ではUSDMのEJ257のGR/GVへポン付け可能になったのと同時に、日本モデルのEJ257、A-LineのGVF/GRFにもポン付け可能になりました。
(EJ207のツインスクロールからのポン付け交換はNG)
さらに価格が大きく値下がり。
もともと20万円位~17万円程度で、USでは1700$販売でした。
今回の改訂で
定価がフルキットで14万9000円になりました。
これはUSで売られているEJ257用の多くのタービンキットに価格を合わせてきたという事だと思います。そのままの値段が日本国内でも反映されたのは嬉しいですね。
東名のタービンキットを選ぶという事にはいくつかのアドバンテージがあると思います。
国産なので取り説も日本語
製品不良があった時の交換対応が安心
送料無料で取り付け予定ショップで購入できる
東名の日本語アフターサポートも期待できる
同時にインレットホースも発売になるようです。
M7960、M8265はインマニをスペーサーで持ち上げる事までは不用ですが、2.4インチのシリコンインレットホースへ交換し、口を広げながら差し込む事が必須になります。
M7760はおよそ330馬力程度のビルドで使われるタービンで、EJ257では安定1.2barといった運用が多く見られます。トルクは純正より少し落ち、パワーが少し伸びます。伸びが限定的ですが、下がほとんど犠牲にならないのでストリート用タービンとされています。純正タービンでのブーストアップ運用との差が少ない事から、コストパフォーマンスはあまり良くないとされています。1.4barほどかけるビルドも見受けられます。その場合、燃料ポンプは交換必須で、インジェクター交換されるケースも多数。
フォレスターで使われたケースが多く、レビューや他のタービンとの比較も多いので、後日まとめてみようと思います。
M7960は多く流通している2.4インチのシリコンインレットホースを使用できる純正位置タービンキットという点が注目でしょうか。ブーストのかかりは遅くなりますが、ピーク380馬力程度を狙うビルドで使われています。このクラスはライバルのタービンが多く、東名製は苦戦していると思います。
そろそろエンジン内部に手を入れるのが必須の1.6barほどのビルドが多いです。
純正ピストン仕様で壊れている例も見られます。
M8265を細い2.4インチのインレットホースと組み合わせて使うというのはほとんど見られません。このクラスを使う人はインレットホースを3インチにするかローテートキットでタービン位置変更する場合がほとんどです。
★追記
ツインスクロールモデルにシングルスクロールのビッグタービンキットを組み合わせる場合、サポートパイプを変更する必要があります。
Litchfield Performanceがツイン→シングル変更用のサポートパイプを発売しています。
Posted at 2012/12/29 09:35:41 | |
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