
NASIOCおすすめパーツレビュー紹介の第三回。
第一回はCosworth製インマニでした。
第二回はステンメッシュホース比較でした。
英語版オリジナル記事はこちらです。
同じ製品のレビューがもう一本あります。
この製品、発売元の
Subtle Solutionsというショップがとても小さい店のようで、私も最近まで存在に気づいていませんでした。パーツ販売サイトではほとんどこのショップのパーツは取り扱われていません。直販がほぼ全て。
今回取り上げるこのインタークーラースプリッターも
NASIOCにトピックを立てて、このフォーラムのみで
20本限定で売り出しました。注文受付も、フォーラムの機能のプライベートメッセージのみ。
2010年11月末に黒のみ20本の発売で、2011年8月時点でまだ数本の在庫が残っています。販売にはだいぶ苦戦した様子が伺えます。
オフィシャルサイトでの販売は現在でも行われていて、199$から174$へディスカウントしています。ちなみにサンプルは黒のアルマイトですが、製品版は黒のパウダーコートになっています。個人的には製品版の塗装の方が好きです。
付属品は、メーカーのステッカーとボルトとワッシャー。
インタークーラースプリッター本体は1本物。インタークーラーとの接触部分にはクッションが貼られているのが見えます。
取り付けたところ。
左右のインタークーラーの固定ボルトに共締めするだけなので楽々ですね。
フィッティングは問題無しとの事。
ボンネットフードのスクープから覗いた写真。
きっちりスクープとの位置あわせができているようです。
もちろん、純正の樹脂製エアガイドとの接触も無いようです。
20本の限定にも関わらずなかなか売れなかったのは、
販売のために上げたトピックでのやり取りを参照すると良く分かります。このスプリッターを付ける事による吸気温度の変化や低下のデータを求められても提出できない。ICの受ける風量が増えるのかどうかのデータも提出できず、取り付け前後のシャシダイでのパワー計測データも無し。
そして、メーカーが貼ったこの画像

純正はICの上1/3しか使えていないというのがメーカーの主張なのですが、このスプリッターを付けたら下1/3しか使えなくなるだろう!と盛大に突っ込みが入っています。
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以下、私の感想。
吸気温度のデータは簡単に取る事ができるので、これを出せないという事は、効果無い事を宣言していのと同じですね。最初からドレスアップ品だと宣言して、吸気温度が悪化しないデータを提出すれば良かったのではないでしょうか。
ただこのパーツ、売れないせいかメーカーがすごく少なく、日本国内に1社、それ以外ではこの
Subtle Solution製しかないようです。
ラジエーターシュラウドもプーリーカバーも作っていまして、赤、青、黒からカラーも選べます。このメーカー、超マイナーなので、日本国内にはユーザーは全くいないと思われます。これはポイント高いです(笑)
横に長い部品で
ラジエーターシュラウド
プーリーカバー
インタークーラースプリッター
と並べる事ができるのは、ドレスアップ的には悪くないんじゃないでしょうか。
さらにこのメーカー、
インテークマニホールドネームプレートというのを出しています。これ必見。

カラーも文字もいろいろ選べるんですが、これは気に入りました。
GDB用ですが、GVFに付かないでしょうか……。
Posted at 2012/11/29 17:18:15 | |
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