
三月のアメリカでの販売台数が出ました。
WRXとWRX STIの販売台数は2181台で、昨年3月の1727台と比べても+26.3%の大幅な販売台数アップです。
これは、新型WRX/WRX STIに5ドアハッチバックモデルが無くなった事から、ハッチ必須の人の駆け込み需要が大きいと言われています。
ディーラーにはまだまだ5ドアモデルの在庫があるようです。
結局北米でのWRX/STIの販売は、販売停止まで衰える事無く続きました。
この現行モデルのあまりにも良い売れ行きが、新型STIの発売を遅らせたのは間違いありません。ただ、この多い新車販売が止まる事の無かったアフターパーツ開発にも繋がっているわけです。この恩恵は日本のユーザーにも本当に大きかったと思います。
ちなみに86/BRZとWRXの売り上げを比較してみます。
2013年は86/BRZが12ヶ月しっかり1年ずっと販売されたので、正しい比較が出来ます。
WRX/WRX STI 2013 (US): 17,969
Scion FR-S 2013 (US): 18,327
Subaru BRZ 2013 (US): 8,587
Nissan 370Z 2013 (US): 6,561
Mazda MX-5 2013 (US): 5,780
Toyota GT 86 2013 (Europe): 5,079
Subaru BRZ 2013 (Europe): 865
モデル末期のWRX/STIの異常な強さが分かります。
これではスバルも新型WRXをなかなか発売しなかったのも当然です。
北米のスポコン系パーツメーカーの主力モデルは、WRXから86/BRZへは移らずにFord Fiesta STが増えています。
Posted at 2014/04/14 15:33:07 | |
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