前回の
PS3でのSACD再生が一部で結構盛り上がったので、CDも設定を変えて聞いてみました。
現在のファームのバージョンは1.93で、CDのオーバーサンプリングができるようになっています。
比べてみた所としては
・ミュージック設定の音楽CD出力周波数の変更
・ビットマッピング
・HDMI映像出力
・音声出力フォーマット
ここで一番変化が出たのが、
・ミュージック設定の音楽CD出力周波数の変更
・音声出力フォーマット
の2点。
こちらは結局かぶる内容なのでどちらを変えても同じように変化が出ます。
明らかに音の木目が違ってきて、音声出力フォーマットは176.4kHz→44.1kHzにすると、明らかに音がざらついて粒が大きくなる感じです。
同じように出力周波数の変更で44.1/88.2/176.4kHz→48kHzにすると、やはり同じような結果になります。
ここが大きく音質にかかわってきます。
・ビットマッピング
これははOFFとタイプ2だと、タイプ2はちょっと音がもやっとするような気がします。
タイプ1との違いはあまりよく解らないですが、とりあえずOFFでいいような気がします。
・HDMI映像出力
こちらは、本来HDMIの帯域確保や干渉を防ぐために480iが良いようですが、手軽に設定の変更だけですむ480Pにしてみました。(元は1080P)
若干滑らかになり、音の角が少し丸くなったような印象です。
これらの設定もすべて変えてみると、結構違いは出ますね。
全部を良いと思われる設定にしてみると、かなり違います。
SACDに及ばないまでも、滑らかな音と空気感ができてきます。
20万円のマルチプレイヤーと比べても空気の密度と言うか滑らかな空気感はSACDに近いですね。
SACD程違いは感じてませんが、それでも価格から考えたらかなりの音だと思います。
重ね重ね、HDMIじゃないと生かせないのが勿体無いですね。
ちなみに、今回のは差は小さいのと、プレイヤー側の機器を暖めてないので、2,3時間立つとまた雰囲気が違うかもしれません。
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Posted at
2007/10/20 00:05:23