燃費テストの簡単なレポート その2です。
今回は走るんですF130+を装着してからガソリンを約60L使用しECUの学習を進めた状態です。
また、途中で発覚したんですが、ATのモードがノーマルではなく、パワーモードになってました。加速時以外は殆ど影響がないと思われますが、厳密には条件が違っています。
計測条件
・先導車の後を走行し高速道路及び一般道は制限速度での走行。
・社員1名を同乗。
・ガソリンはガソリンの品質をなるべく近づけるために、1/4程度減らした状態で行き給油。
・給油はセルフのスタンドで行い、給油機が自動で停止した位置を消費燃料とする。また、1本目と2本目で同じスタンドの同じ給油機を使用する。
・オートクルーズ使用
・加減速や停止位置を1本目と2本目でなるべく合わせる。
・計測は交通量の少ない夜間遅くにし、気温の変化による空気抵抗の影響を少なくする為、間を空けずに続けて計測する。
・ETC通過スピードも一定にする。
このように、今まで自社テストにおいて燃費に影響した部分を考慮し、他の影響を極力排除した状況で行われました。
実際の計測方法
・最初に疾るんです(今回はF130+銀メッキ端子)を装着し、ヒューズを装着しておく
・先導車と一緒にスタンドへ給油をしにいく。
・満タンにし、オドメーターをリセット。
・先導車に付いて走行テスト。
・同じスタンドの同じ給油機で給油し、使用ガソリン量と走行距離で燃費を割りだす。
以下2本目も同様です。
・疾るんですにヒューズを外す。(電気的に回路が切れている状態)
・満タンにし、オドメーターをリセット。
・先導車に付いて走行テスト。
・同じスタンドの同じ給油機で給油し、使用ガソリン量と走行距離で燃費を割りだす。
走行距離は約60kmでした。
気になる結果ですが
一本目 疾るんです有り状態
12.5km/L
2本目 疾るんです無し状態
11.5km/L
連走した車の燃費の差が0.2km/Lだった事を考えると、明らかに違いが出ていると言えると思います。
EUCの学習の件に関しては、疾るんですに有る程度最適化されたという事になっているとは思いますが、取り外した際にはEUCが疾るんですに有る程度最適化されていた為、変化した疾るんです無しの状態に合わなかったため燃費が悪くなっただけとも考えられます。
一番の問題は、前回の燃費より1~2km/L燃費が落ちていることです。
高速での速度が20km/h程上がっているために落ちたと思いますが、同じ条件で検証していないため、必ずしもそうだとは言い切れない部分があります。(メーカー側の今までの検証結果から考えると1km/Lの低下は妥当だそうです)
気温も空気抵抗に影響するんですが、前回と比べ約3度下がっていただけです。
1本目と2本目の温度差は概ね1度でした。
さて、この結果はどう考えますか?
ちなみに、発売元の
フィルダイムコスモスさんではテスト希望者を募集してるそうですんで、興味のある方は是非連絡してみてください。
出来ればノーマルのGSのAWDだったら、個人的には最高ですw
また、大排気量の燃費の悪い古い車は変化が出やすそうです。l
Posted at 2008/01/27 23:30:33 | |
トラックバック(0) |
車関連雑談 | クルマ