水素フリーDLCコーティングと言う言葉をはじめて聞いたので、ちょっと調べてみました。
まず、この
メリット。
フリクションロスを25%低減することにより、燃費を3~4%向上させられるとの事。(おそらくパワーも上がるのでは?)
主にバルブリフターやピストンリング、ピストンピン?にコーティングする。
DLCコーティングとは?
DLC=ダイヤモンドライクカーボン
と言う事で、非常に硬度がダイヤモンドに近い炭素のコーティングとう事らしいです。
ちなみに、ダイヤモンドが5000~10000の硬度に対し3000~5000(単位はHV)と言うレベルだそうです。
ちなみに、堅さの秘密はアモルファスと言う分子結合方式を取ってることによるらしいです。
余談ですが、昔カセットデッキの上級機種の磁気ヘッドがアモルファスを使っていて、対磨耗や音質に優れてるという触れ込みだったのを思い出しました。ちなみに、それ(TEAC製)を使ってましたw
なぜ水素フリーか
今までのDLCコーティングは炭化水素を蒸着時に使用していた為、コーティング膜に水素が入ってオイルとの親和性が低かったが、水素フリーのグラファイトを使用し、この問題をクリアして、オイルとの密着性が上がったとの事。
技術は一般的なもののようだし、対磨耗性も問題ないと言う事なので、是非LEXUS車にも採用して欲しいもんです!
※伊藤園の「おーいお茶」のホットのボトルにもDLCコーティングされてるとは驚きましたwこんな身近な技術だったんですね。
Posted at 2006/07/06 13:25:33 | |
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