
SACD(スーパーオーディオCD)はCDの次世代フォーマットで、CDと同じ大きさのディスクにDVDの容量の音楽データを書き込んだ物です。
(DVDやCDとは互換性は無いです)
音が良いとは言っても、実際の音質としては音楽が流れてるなーっと言うレベルで聞く分には、全くCDとの違いが無いといってもいいかもしれません。
ただ、5.1CHのフォーマットもサポートしているので、5.1CH対応ソースで、再生環境が整っていれば5.1CHで聞くこともできますんで、これは誰でも違いがわかりますねw
本題ですが、2チャンネルオーディオでSACDとCDは聞いて違うのか?
と言う事なんですが、明らかに違ったと言う一例を。
先日ホームオーディオでHybrid(SACDとCDの両方のデータが書き込まれているCD)のCDをSACDとCDでかけて比べてみた時の事。
CDではボーカルが真ん中に来ているにも関わらず、SACDだとどうしても左に寄るので、おかしいと思ってあちこちに問い合わせたんですが、結局解らず。
はたと思いついたのが、オーディオを置いてある部屋が左右でレイアウトが違っていて、右側には障害物が結構あるんですね。
なので、右のスピーカの位置や向きをほんの少しずらすと、SACDでもボーカルがセンターに来ました。
どの周波数がどう作用していたのかは解らないですが、誰がどう聞いても明らかにわかる違いでした。
最も基本的な音質はこのケースでなくてもじっくり聞けば明らかに違いますが、元の録音が悪いと解り辛いようです。
このSACDですが、今のところカーオーディオでは対応している機器が無いのが非常に残念です。
(SONYがアメリカでは出してますが)
Posted at 2007/07/25 15:52:56 | |
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