暇です…。
模型やるにも中途半端な時間でして(-_-;)
特に来月早々遠征が決まっているのでせめてもと思い、どこにも行かずに家で待機中。
PS5探していたら(※何してる?参照)、鉄道模型が出てきました。
ただ仕舞うのはもったいない気がしたのでご紹介(^o^)
ブログ書くのも立派な暇つぶしですw
模型は全てNゲージ(1:160)です。
この模型はKATO製なのですが、KATOの正規販売店「KATO京都駅店限定販売品」になります。
https://www.katomodels-kyoto.com/
何が違うかと言えば…
最近の列車は少なくなったのですが、昔の車両、ことにSLは製造工場や使用環境によって装備が変更され、しかもその機関車が移動(転属という)を繰り返すので装備が足されたり引かれたりして同じ機関車でも「1両1両微妙に違う」という状態になります。
模型の場合、そういうのを作っているときりがないので基本的には「最大公約数」をとって作られます。
ところが…一部のSLマニア?にとってはこれが曲者で「この機関車のこの号機が欲しい」となるとそれに近づけるために既存の模型を切った貼ったして改造するしか方法がありません(-_-;)
「KATO京都駅店限定販売品」はこれにこたえるために「メーカーが改造を肩代わりする」といった感じの製品です。…もちろん割高ですが「メーカークオリティ」のプライドをかけて作っているので、完成度はかなり高めです。
では実機の写真を入れてご紹介を…。有名どこの機関車から逝きますかw
D51 1…名機D51のファーストモデルです。
現在は京都鉄道博物館で保存されていますが、模型のモデルはその1972年に保存の為に梅小路に転属した当時を再現しています。
D51 211…同じくD51。この機関車は車両修理工場の「鷹取工場」が初めて自前で作ったD51の1号機になります。1971年廃車で現在は神戸の王子動物園で保存されています。
模型のモデルは奈良機関区で主に関西本線で使用されていた頃の仕様です。

保存機となんか違うように見えるのは保存時に竣工当初の姿に近づけるために煙突についていた装備等を外したからですね…。保存の際にこういうことはよくありますm(__)m。
次は日本最大のSLで逝きますかw
C62 2…SL好きでこの機関車を知らない人はあり得ませんw
そのくらい有名な機関車です。現在は京都鉄道博物館で保存されています。
模型のモデルは保存の為、北海道から梅小路に移ってきた頃を再現しています。
C62 17…この機関車も有名です。狭軌の蒸気機関車最速ホルダーです。
…とはいっても他国の狭軌線路で最速を挑む機関車自体がなかった※んですがね(-_-;)。現在はリニア・鉄道館で保存されています。
模型のモデルは保存される前の最晩年、糸崎機関区所属の姿です。
呉線で急行「安芸」等を牽引していました。


※狭軌幅線路は別名「植民地線路」とも言われ、高速化ができない・重量物を運べない等、産業発展が難しい(植民地の支配にとっては好都合・力を持ったら独立してしまいますからね)と言われていた幅です…ですからその不利な条件でも、高速化・輸送力強化を成功させた日本の技術って凄いんですm(__)m。
C62 23…急行「安芸」牽引機としてマニアには人気のあった機関車です。
この機関車は元々東北で使っていたのですが、とりわけ状態が良く寝台特急の牽引機に優先的に充当されていました。東北・常磐線電化によって居場所がなくなり晩年は17と同じく糸崎機関区所属になって呉線で急行「安芸」等を牽引していました。残念ながら実機は解体され残っていません(つд⊂)エーン。
模型のモデルはその最晩年、糸崎機関区所属の姿です。
次は「貴婦人」で逝きますか…。
C57 5…京都鉄道博物館(旧梅小路機関区)と縁の深い機関車です。新製直後と晩年にここに所属していました。天皇の乗るお召列車牽引機にも充当されています。現在は姫路市の御立交通公園で保存されています。
模型のモデルは2度目の所属になった梅小路機関区に所属した1971年頃を再現しています。
次は…動態保存されている機関車で一番多い機関車かな…?
C11 363…最後の所属となった姫路第一機関区で播但線のさよならSL列車を牽引した機関車です。両脇にある水タンクが揺れるのを防ぐために左右タンクをつないだ振れ止めが特徴です。残念ながら現存していません(つд⊂)エーン。
模型の方は1番長く所属していた吹田第一機関区時代を再現しています。
次が最後かな。
C56 111…このサイズの機関車では数少ないデフレクターに装飾の付いた機関車です(といっても転属後に外されてしまいますが…)。木次線の看板列車・快速「ちどり」の専用牽引機でした。現在は宝塚市の雲雀丘学園に保存されています。
模型はその「ちどり」牽引時を再現したものです。
こんな感じかな…結構持っていますねσ(゚∀゚ )。
まあσ(゚∀゚ )もどちらかと言えば「一部のSLマニア?」の部類ですので(-_-;)。
こういう模型を「特定機再現」と言うのですが、カトーも良く資料を集めたなと。現役の機関車でもないですし、保存されたといっても前述のように保存の為に架装しなおされたり、現役時でも転属の度に何かしらの改造を受けるので…とにかく資料収集が大変です。
σ(゚∀゚ )も一回り大きいHOゲージとかで頼まれて「特定機」を作ることはありましたが、とにかくネットで検索しまくって資料を集めました。それでもなかった時は鉄道博物館の図書室で探し回って写真資料を集めました。実機が近くに保存されていれば現地に行ったりとかね…(-_-;)。ネットが無いときはもっと大変だったろうなぁ…(-ω-;)ウーン。
一度だけ頼まれて焦ったのが「幻系の機関車」
「C63」という機関車が有名ですが

製造計画がされたものの誕生せず図面だけで終わってしまった機関車です。
…まあこれなら作れるかもですが(図面があるので)
その時頼まれたのが聞いたこともない形式の機関車。
σ(゚∀゚ )「…何それ?」
「いや以前見たんだ雑誌で…」
断ってから後で調べて判ったのですが…どうも個人の方がドイツ型の蒸気機関車の模型を日本風に改造したものと判明…いやそれ作れませんて(-_-;)
ふう…良い暇つぶしになったな(-_-;)
今週の曲:みきとP:「東京駅」
…たまたまなんですが、年末の帰省の際、嫁の実家から出る際にσ(゚∀゚ )のカーステからこの曲が…一瞬涙出ました(-_-;)
Posted at 2021/01/31 21:48:30 | |
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