日本語だってば

ある日、お客様の名刺を持って、営業マンのブルー君がやって来ました。

「ｵｰｸｼｮﾝ会場で名刺配ったら、さっき、外国人の方から英語の電話を頂いて、よく分からないから、後で電話してみて。」

名刺を受け取り、電話しようとしていると、繋がったままの携帯電話を持って、また彼がやって来ました。

「さっきのお客様の知り合いの方らしいけど。。。」

どうも、また外国人から電話が来たので、代わってほしいらしい。
取りえず日本語で出てみると

「もしもし～」と、冗談を交えて会話出来るほどの、とても流暢な日本語を話される方です。
「え？今、ブルー君に全部日本語で説明したのに、どうして電話を代わったのかわかんないよ。」

猫ちゃまだって分かりません。

結局、最後まで日本語で全部説明し、お客様は納得して電話を切られました。


完璧なブルー君の苦手意識ですね。