注)少し前置きが長くなります。
私が高校入学時に買ってもらった初めての腕時計。
Gショックです。
当時(約20年前)はGショックが大人気であり、私もGショックが欲しくて欲しくて、祖父母に買ってもらった思い出の時計です。
これ。『MRG1』
そんな思い出の時計でしたが、ベゼルカバーが崩壊…
写真のような剥き出しのGとなってしまいました。
まさにガ~ン、ショック!!
近所の時計屋に相談。⇒ カシオに聞いてくれました。
結果、「在庫部品が無く、直せない。」との回答。
生産開始から8年?は在庫部品を持たなければいけないという法律があるらしいですが、それ以上は無理だそうな。
腕時計というと、何かしらの記念に購入したり人も多いはず。
そんな思い出の時計が修理出来ないなんて、おかしいと思うのは私だけじゃないと思うのですが。
そもそも、内部の電子部品ならともかく…
ベゼルカバー程度の物が無理なの?
…これが5年程前の出来事になります。
その後、なんとか直せないかと、ネットで情報収集。
いくつかの事実が判明しました。
1998年より以前のGは、ゴムの劣化により砕けてしまうとのこと。
加水分解という化学反応のようです。
こうなってしまったら、ベゼルカバーを交換するしかないのですが、運悪く、現行モデルに引き継がれていないデザインの場合、代替品は無いことになります。
中古美品を購入してベゼルカバーを使用するという手もありますが…
当然、身ぐるみ剥がされたGがまた出来てしまうわけで…笑
しかも仮に美品が見つかったとしても、どうせ加水分解するんでしょ。泣
なんとかしてくれよ…カシオさん
さらに調べていくと、朗報が入りました。
スケルトンモデルは加水分解しないとのこと!!
つまり同じデザインのスケルトンモデルが存在すれば、それを流用すれば良いわけです。
(この際、身ぐるみ剥がされたGについては気にしないことにします。とにかく思い出の時計を直したかったので。)
そして、見つかりました!!
第7回イルクジモデルの『DW-9200』。
こちらも同年代に生産され、とっくに生産終了しているモデルでした。
さらに朗報!!
スケルトンモデルは、ホームセンターに売っている染色剤で、真っ黒に染める事が可能だそうな。
しかも染液次第で、赤や緑など好きな色に染められるらしい!
実際、「Gショックカスタム」で調べてみると、キレイに染められたGが出るわ出るわ。
中古でモデルさえ見つければ、なんとかなりそうな予感。
その後、すったもんだがありつつ、先週、やっと見つけました。
『DW-9600』 美品です。
実は、当初探していた『DW-9200』とは違います。
『DW-9200』と良く似たこれ。
ベゼルカバーの形状は違いますし、ベルト取り付け部も違うGでしたが、良く見ると、時計本体に接してる部分の形状は良く似ていたので、もしかして付くのではないかと。
↓ベルト取り付け方法が違ったり。ベルト根元にアタッチメントが!
↓アタッチメントがある事で、このモデルは通しベルト(1本もの)となってました。
ショーケースから出してもらい、時計の厚みやら、ボタンの配置やら確認すること数秒。
ノーマークの『DW-9600』でしたが、どう見ても同じに見え、イチかバチか購入してみました。
緊張の合体の儀式
『サクッと分解』
調べてみると、『DW-9600』は、『DW-9200』の後継モデルとの事。
「世界サンゴ礁保護協会モデル」らしいです。
時計本体は『DW-9200』と同じで、ベゼルカバーのデザインが少し違うようです。
という事は互換性はあると!!
こうやって『MRG1』と比較すると、『DW-9600』はベゼルがメッキ加工されており、都会的なイメージ。
『MRG1』は、地味というか武骨というか…往年のGという感じです。
『ベゼルカバー移植』
まさにピッタリ!!
そして…かっこいい…。
「G-SHOCK」と「TITANIUM」という文字はベゼルカバーが違うので、隠れてしまいましたが、中途半端になるよりかは、綺麗に隠れてくれて良かった。
『サイド』
元々のベルトを取り付けて完成…と思いましたが、せっかくですので、アタッチメントを取り付けてみました。
そしてベルトは、普通に付けても面白くないので、もう一つカスタムを。
次回へ続く。
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Posted at
2015/11/13 20:05:00