フルブレーキングは突然に！

仕事を終えての帰宅途中、通称フェニックス通りという交通量の比較的少ない片側2車線での出来事。

信号交差点で走行車線側に停車中、自車の前にはシルバーの現行マーチが。
青信号になり、普通に発進して行くマーチの後方を確認、小さめの音でAMラジオからのナイター放送を聞きながら自分も車間距離を取りつつブレーキを緩めます。

200m程は特におかしい事も無く走行。
と、急にラジオではない高い音が一瞬聴こえたかと思うと、前を走るマーチがウインカーを出すでもなくフラフラと路肩方面に走りながら、いきなりフルブレーキング！！
（高い音は前車のタイヤが鳴くスキール音でした）
ブレーキランプが点いたと思ったら停車してたので、余程強くブレーキペダルを踏んだはず。

速度は40km/h位で、車間距離もそれなりにあったものの、気付くのが遅ければ追突しそうでした。
幸い自分の後ろに後続車が無かったのは良かったです。


その後、またマーチは普通に加速して走り出し、「危ないな〜、この車っ！」と思いながらこちらも再度発進。
するとまた数十m程進んだ信号の無い交差点手前で僅かな高音と共にフルブレーキングパート2！！
何となくおかしいと感じながら速度も上げてなかったけれど、また追突しそうになりそうだったのでこちらも慌てて停車。

「一体何なんだ〜？！（怒）」と思いながら、こちらは危険回避も含めて追越車線側に移動し、マーチの斜め右方向へ。
ABSテストでもしてるのかと思う程の短距離制動のあと、またノロノロと進みながらマーチは路肩方面で停車してしまいました。

追越しざまに運転手を見ると、白っぽい髭を蓄えたかなり高齢にみえるお爺さん。
車体には高齢者マークも付けてないし、ルームミラーで確認してると暫くは止まってたけどまた走り出しているのが見えました。

自分はまた爺さんマーチとの車間距離を十分にとってから走行車線側に戻り、次の信号交差点で左折して事無きを得ましたが、ホントにこちらが予期せぬ動きをするドライバーもたくさん街中を走っているので、周りを気にしながら安全運転での走行を心がけないといけませんね。