ユルゲンのブログ一覧

E36-M3は、正規ディーラー車に関してはMTのみの設定でした。

並行輸入のUS仕様ではATも存在しています。
前期型は5速MT、後期型は6速MTでして、
うちの車はZF社製です。

どちらも5速では、ギア比がエンジン直結となる設定のため、スピードメーターとタコメーターが同じ角度で動く様子は、何となく見てて楽しいです（笑）



さて購入にあたり、この選択というのは皆さん、
結構重要ではないでしょうか？！

左HでMTという条件は、これまで右HのATに乗っていた場合、
余程の方でない限り、かなり躊躇されるのではと思います。

幸か不幸か、妻は女性ながらもMT好きという、
ちょいと珍しい奴なので、この件に関しては全然問題無かったです。
逆に私の方が、「通常走行ではATのが楽で良いなぁ～」と、
考えてたくらいでした（汗）

ただ、M3に乗るならば、後期仕様で選べるSMGは全く眼中になく、
MTに拘っておりましたが。


自分の車でMTに乗るのは、
最初に購入したシティーターボ以来ですので、軽く10年以上は乗っておりません。
しかも、その頃は燃費向上走行を異常に心がけてため、つい低い回転数でシフトアップをしたり、
（更にトルクの薄い車でしたので）
半クラッチを多用する走り方が身に付いてしまい、
それが今でもなかなか抜けきらないんです…（汗）
ですから、今でもどちらか言えばあまりMTは得意ではないんですけど…。


最初、恐る恐るM3に乗ってMT操作をした時に感じたのは、
アイドリング時からも太いトルクがあるお陰で、
クラッチ操作は拍子抜けするほどとても楽です。

これは本当に驚きました！

雑誌で、免許取り立ての人でも動かす事に関しては、普通の車よりも楽かも知れない！と、
書いてあったのを思い出しましたが、実際、その通りだなと思います。


購入店によると、たまたまうちの車は、
「クラッチの踏み込みが、通常よりやや重いです」と聞かされていましたが、
妻共々これも特に問題ありませんでした。

うちの車はクラッチの繋がるポイントが結構浅めなのですが、
最初はそのポイントで繋いでるつもりが、
毎回繋がるほんの少し早くにペダルを離してしまってたため、
特に1速から2速のギアチェンジにギクシャクしたりしてました。

ただ、今でも週末毎に自分が乗る際、最初は上手くいかず振動が出る事が多く、
妻に笑われたりしてますけどね（汗）

自分の思うままにギアを選択でき、
それが上手く決まるととっても気持ち良いんですよね♪
（まだ未熟ですので、時々ですが…）


ATからの乗換えのため、
ギアチェンジのダイレクト感も全然違うので驚きました。
E36ではATトラブルも多いため、その心配も軽減されるのは、
精神的な面でもかなり大きいですね。

まだまだ修行中なので、これからは運転技術を磨いて、
早く自分が思うままに、シフトチェンジできるよう精進しま～す！！

E36-M3は、基本的に左ハンドルのみの設定です！
（UK仕様は右設定ですね）

18歳で運転免許を取得してから、既に十数年余りになりますが、これまで左Hの車を運転した経験は、全く有りませんでした。

日本国内で使用するなら、右Hの方が絶対に便利だよなぁ～という、先入観が漠然とあったのも事実ですし、これは妻も同様で試乗するまではとても心配でした。


購入を考える以前から、左Hの車に乗っている方々に、
「実際のところ、どうですか？？」
と尋ねると、ほとんどの方の答えは、
「多少不便な時もあるけど特に心配する事は無いよ」
という意見が最も多かったです。

中には、
「買替える際、右Hよりも高く下取ってもらえる」
　（なるほど～、そうなの？！）
「輸入車は元々左Hで設計されているから」
　（それは一理有ると思う）
「2日程乗れば、すぐ慣れる」
　（そんな簡単に？！）
「逆に左Hの方が運転し易いよ」
という意見もありましたが、そんなものなのかなぁ～と、
頭では理解したつもりでも、実際には上手くイメージできませんでした。


いざ、自分自身が左Hで運転してみると、
走行中はできるだけ道路の左側を走るように心がけましたが、
真っすぐ走る分には、不思議と全然違和感はありませんでした！

左折時は、自分のすぐ横が道路の左端なので、
死角も少なく、巻き込み確認は、当然右Hよりも楽ですね♪

交差点で右折する際は、左Hの方が右方向への視界が広いため、
思った以上に曲がり易いのは意外でした。

ただ、右折レーンの先頭で曲がる際は、無理に頭を出したりせず、
キチンと信号が変わってから曲がらざるをえません。

狭い道路での擦れ違い時は、自分は思い切り左に寄れるだけ寄り、
あとは対向車に任せたっ！という感じ。
峠道などの左コーナーは、速度と前方に注意が必要です（笑）


自分が最も違和感を感じたのは、右後方の確認でした。
車線変更等で右方向を確認する際、右Hに乗っている時は、
視線だけをサイドミラーに向ければ事足りてましたが、
左Hの場合、顔全体を右方向に向けて確認しなければなりません！

これまで運転中に、顔を右に大きく動かす動作って、
体が経験した事無かったのが原因でしょうね。
同じくバックミラーでの後方確認も、顔を右に向けて、
更に視線を右上にするのが最初はできなかったです（笑）


乗り降りの際に、左から乗り込むという動作も、
最初は少し違和感有りましたが、これは数日で慣れちゃいました。

高速道路の出入口はETCのお陰で問題ないですし、
一般駐車場で入場券を取る必要のある場所くらいですかね、不便なのは。

ただ、幸いにも住んでる地域は地方都市のために、
そのような駐車場は少ないので問題無いし…（苦笑）

結論的には、左Hということで臆する心配は、
慣れてしまえば特に無し！！という事でしたっ！！

M3購入を決意する以前に、実際問題として、自分が悩んだ点を今後このカテゴリでいくつか書いてみますね。

E36M3に限らず、これからBMW購入を考える皆さんが、清水の舞台から飛び降りる決断をする際の、一押しになれば幸いです（笑）


まず私が最初に悩んだのは、「ボディ形状」という点でした。

E36M3のボディ形状については、
クーペ・セダン（リムジン）・カブリオレの3種類が本国ドイツではデリバリーされてましたが、
日本国内に正規輸入されていたのは、クーペのみ。
（M3カブリオレの実車は自分の目でまだ見た事無いです）

自分一人だけとか、夫婦2人なら、特に悩む必要もなかったかも知れません。

ただ、うちは家族4名でファーストカー扱いになります。
しかも用途としては、
・毎日の通勤（妻）
・子供達の保育所送迎
・休日や特別な場合のみ、自分自身がメインで使用
という状況。


買替前は同じE36のセダンに乗っていたため、
従来通りの利用を考えると当然ながら第一候補はM3リムジンでした。
が、これはいざ購入しようと決意しても、流通しているタマ数自体が極端に少なく、
色々選択した中で決める！というのは非常に厳しいのが現状です。

私は経済的な問題から、購入を断念せざるを得ませんでしたが、
これから購入をお考えの方は、納得できるタマを見つけたら、
速攻で印鑑を押すことをオススメします（笑）

さて、M3のクーペですが、乗り降りはセダンに比べれば、
どうしても不便なのは確かです。
ただ実際に乗り込んでみると、家族4名での使用は全く問題無しですね♪
逆に子供達を後席に座らせると不用意にドアや窓を明ける心配も無く、
その点では却ってセダンよりも優れていると言えるかも。

後席自体も、大人2名が座るだけなら余程体格の良い方でない限りは、
大きな不満は少ないのではないでしょうか。
さすがに大人5名乗車となると、小柄な方ばかりでないと厳しいですが、
うちに限れば、普段、そのような状況は、全くと言って良い程有りませんので全然問題なし。
第一そういう使い方をする方は、ほとんど選択しないですよね？！

更にクーペの場合、トランクスルー機能が付いてます！
うちはまだ活躍してませんが、長尺ものを乗せる際は、
セダンより遥かに使い勝手が良いですね。


ちなみに、ドア開閉時に窓が完全に閉まっている際、
開け閉めをスムーズに行える目的のために、
自動的に、数ミリ程度、窓ガラスが下がるギミック機能も付いております。
セダンには付いてない機能ですので、最初はビビリました（笑）

不満点とまでは言いませんが、ドアは大きくて重いので、
狭い場所での開閉にはどうしても気を遣いますね。

今回は、M3購入のきっかけについて書いてみます。
（文才が無いので、長文でスイマセン…）

前車E36-320iを購入する決意をした際も、常にE36-M3は意識し、憧れには変わりありませんでしたが、自分がオーナーに！とは夢にも思わず、又、そんな思考や行動自体が最初から停止しておりました。

1年半程、320iでBMWライフを楽しんでましたが、その間に友人のtakechanmanさんやkimikimiさんがE36M3に乗り換えた事は少なからず要因の一つでした。
お2人の買替連絡を聞いた時は、やはり羨ましかったですね♪

しかしながら、うちは子供も含めて家族4名、その時点では日々の利用で特に大きな問題がある訳でもなく、半年後は車検を通してそのまま乗り続けるつもりでした。


がっ、買い替えを考える、その時！は突然やってきました！（笑）
自分が運転している際、何か違和感が出てきたのです。
それは、徐々にではありますが、ATが滑り出してきているような兆候が…。


シフトアップしていく際、アクセル開度に対してギアの繋がりが、どうもワンテンポ、ズレて加速していきます。
購入時と比べて明らかにおかしい！！

走行距離は86,000kmを超えていた事もあるのでしょうが、これは完全に修理するなら仮に中古品と交換でもウン十万は軽くかかるでしょうね…。
kimikimiさんが行った、MTへの交換もチラッと考えましたが、それは修理以上に費用は必要…。
想定外の出費にどうするか悩んでおりました。


その矢先に、妻子が外食時に止めていた駐車場での接触事故！！

相手はE36クーペ乗りのお姉ちゃんでしたが駐車していたウチの車の横に止めようとした際、誤ってフロントバンパーを擦ってしまったようです。
当然ながら当方の過失は0のため、これでバンパーは新品に交換かな♪
な～んて、軽く考えておりました（汗）

修理の見積を取るため店に預けたところ、やはりATの異常を指摘されました。
見積を作成してもらってる期間、いろんな邪念が（笑）

バンパーは新しくなったとしても、ATを修理してまで乗り続けるか？！
半年後には車検代もかかるし・・・、
まだ中古車としての価値が少しでもあるうちにいっその事、違う車に乗り換えるか。

どうせ買替えるなら友人達と同じくM3が良いなぁ、でも予算がなぁ…。
等々、色々考えながらネットを徘徊してた丁度その頃、非常に珍しいM3リムジンが中古車として売りに出されているのを発見！！

入庫したてで価格応談との事でしたが、誰かの手に渡る前に！と居ても立ってもおられず、すぐにショップへ連絡して実車も見に行ってきました。
妻と二人で試乗もさせてもらい、車自体には何ら問題も無かったのですが、金銭的な問題がどう考えても今の自分の支払能力を超えており、値引や支払方法についていろいろ努力してもらったにも関わらず、非常に残念ながら未練タラタラでその車の購入は諦めざるをえませんでした。


しかしながら憧れだった車の購入を一旦考えてしまうと、いつの間にか「買替え」という事が既定路線になってしまい、320iは残念ではあるけれど、手放そうという事は決定してしまいました・・・。
ただ、現実的に自分が購入を考えられる価格帯には、めぼしいM3はありません。

自分にとっては最も避けたい結末ですが、国産車の中古への乗換も現実味を帯びてきたり、安くて程度の良いE36等を探したりしていた時、リムジンを諦めたショップからの連絡が。

ショップの社長は私がリムジンを諦めてからも、M3に乗りたい！という強い気持ちと、それに相反する少ない予算に応えるような形で現在手元にある車を探してくれました。


修復有ではありますが希望色＆装備等をクリアし、320iの下取も含めてかなりの好条件を出してもらい、何とか自分が購入できる金額を提示して頂き、万感の想いで契約しました！！！

現在M3オーナーの方、以前オーナーだった方、その他の車種の方もあなたはどんなきっかけで今の愛車を手にされましたか？？
きっと様々なドラマがありますよね♪