
先週日曜日にタイヤとホイールと同時にホイールナットも交換しました。
以前履いていたホイールは、
F:SprintHart Tuner
R:無限 CF-48
で、フロントは専用ナット(いわゆるスパルコタイプ 写真左の物)で、
リアには5zigenのアルミナット(写真中央&左)で締めておりました。
んで、以前TIサーキットを走った時に、
1セット走行毎にトルクレンチを当てて締めトルクの点検をした所、
フロントはほとんど緩んでいなかったのに、リアはいくらか緩んでいたのです!
軽量級FF車のリアなのに!
締め角にして10度程度とはいえ、ちょっと怖いですよね。
タイヤ/ホイール交換時にも緩める前にチェックしたら、緩んでました。
アルミナットが緩む原因には諸説あって(熱膨張率の違いだの何だの)ここでは突っ込みませんが、
緩むという事実から目を背ける訳には行きません。
あくまでストリートで走らせる以上無用なリスクは背負うべきではない…と思います。
さらにアルミならではのリスクがあって、
アルミ(だけでなく、チタンやインコネル、難削材と言われる材質全般)の特性として、
滑る部分において極圧がかかった部位が瞬間的に温度が上がり、滑らずに粘り着く「かじり」が発生しやすい…という事があります(ガリングと言います)。
ボルト/ナットなら、接触面(ワッシャー面)やネジ部で、締めていった時にトルクが立ち上がるあたりで発生しがちです。
実際、写真のナットの右2つの座面には軽いかじりが認められます(見えにくくてすみません)。
「緩む→締める→緩む→締める…」を繰り返すと、さらに酷い事になりかねません。
表面にアルマイト処理をしてあってもこの状態なので…
さらに高価なチタンナットでこんな事になった日にゃ…(涙)
なので、今回ホイール交換を機にナットをかえました。
某W社のスチール製軽量ナット(2面幅17mm)です。
アルミ程大幅に軽かないですが、ノーマルの袋ナットに比べりゃ…^^
それに、ちょっとプロっぽい所もお気に入り♪(←ここまで引っ張って結局それかいっ!)
アルミナットをストリートで使用されてる方、ご用心!
P.S.だからといってオーバートルクで締めるのはもっての他ですよ。
ブログ一覧 |
趣味車 | 日記
Posted at
2006/02/17 00:56:07