
今日は、これ。
昨日のオリジナル作品です。
1962年 日本 96分
若い侍たちが、代官の贈収賄事件に関する話し合いのため、とある寺に集まっていた。領主は江戸に上がっている最中。彼らはその件を家老の一人に相談するため、そこで待ち合わせをしていたのだった。だが、たまたま寺の奥に寝ていた素浪人・椿三十郎は、疑問を抱いて口を挟む。“家老も怪しい”という三十郎の言葉に若者たちは耳を貸さないが、案の定、寺は大勢の敵に囲まれていた。彼らを助けた三十郎は、行きがかり上、若者たちに加勢することになり…
お家騒動に揺れるとある藩を舞台に、凄腕浪人・三十郎が大暴れする
娯楽活劇の傑作。
終始シリアスに描かれた「用心棒」とは対照的に、この作品は
ユーモアたっぷり。
入江たか子扮する城代の奥方や、小林桂樹が演じる敵方の侍など、
とぼけた役柄のキャラも、見所となって…
ラストの三船敏郎vs仲代達矢の鬼気迫る決闘シーンは、
映画史に残る名場面の一つとなっています。
映像は白黒で、映画好きでないと流石に
きついかな。
しかし、内容が良く練られていて、
展開が面白く、ワクワクします。
そして、三船敏郎の演技は本当素晴らしく、
ピカイチでしたね。
やはり、ラストの
一瞬は名シーンですよね~。
評価:★★★
この作品の完成度の高さは、私も良く感じられました。
昔の良き日本文化・芸術を感じます。
Posted at 2009/03/27 23:57:08 | |
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