
怖いの改め、ちょい感動ものです。
自殺がテーマです。
2004年 日本 119分
原題: JYUKAI THE SEA OF TREES BEHIND MT.FUJI
青木ヶ原樹海と呼ばれる溶岩流と原生林からなる森は、いつの頃からか、自殺の名所としてその名を日本中に知られている。
(1)暴力団組織にそそのかされて5億円もの公金を横領、口封じの為に殺されて、樹海に遺棄された朝倉。奇跡的にも一命は取り留めたものの、犯罪者と成り下がった今、この森を出ても行き場所はない…
(2)悪辣な金融を営むタツヤの携帯電話に、夜逃げした顧客・北村今日子からの突然の着信。自殺をしようと樹海へ入ったはいいが、足を挫いて動けない、というSOSだった…
(3)一流企業に勤める山田は、興信所の探偵・三枝に突然呼び出される。彼から見せられた写真には若い女と一緒に自分が写っていた。しかし山田はその写真にも女にも、全く憶えがない。“彼女は横山真佐子さんといって、先日、樹海で自殺しているのが発見されました”。写真は真佐子の遺留品だと言うのだ…
(4)映子は首都圏郊外の私鉄駅の売店で働いている。2年前、ストーカー行為のために都市銀行本店勤務というキャリアを失い、今はひっそりと暮らしていた。生活のために就いた仕事だったが…
樹海を中心にした4つの
オムニバス作品です。
それぞれ物語が展開していきます。
誰にでもある寂しさを
丁寧に切なく、それでいて人の温かみを
地味な感じで描いていますね。
実際、泣けはしませんでしたが、
心温まる内容ですね。
金融屋の池内博之演じる役が、私は
好きですね。
口の悪いけど、心では心配して…
なんて
良い人だろう。
男を感じました。
また、サラリーマンの話は
なんか良かったです。
心に
残る話でした。
評価:★★★
そういえば、萩原聖人見たの久しぶりですね。
陰ながら応援しています。
Posted at 2006/07/25 23:34:12 | |
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