
今日は、これ。
たまには、邦画も…
くぅーらいふさんのブログも宜しく。
2006年 日本 110分
大学入学のため、仙台に引っ越してきた椎名。ボブ・ディランの“風に吹かれて”を口ずさみながら引っ越しの荷物を片付けていると、隣人の河崎が話しかけてきた。彼は初対面の椎名に対し、“同じアパートに住む孤独なブータン人留学生に広辞苑を贈るため、一緒に本屋を襲わないか”と、奇妙な話を始めた。そんな話に乗る気などなかった椎名だが、翌日、モデルガンを片手に書店の裏口に立っていた…
これは、表現というか、
演出が上手いですね。
始め
胡散臭い話で、何をやろうとしているのか分かりませんが…
後半、一気に話の
謎が紐解かれます。
何とも
切ない物語が広がります。
映像は、一般邦画の
当たり障りの無い映像ですが…
色々謎の含まれる展開には、作品の
繊細な面白さが伺えます。
テーマは、
良い行いと
復讐の狭間。
果たして人間の
心情的な行動はどうあるべきか、を考えさせる上手い作品となっております。
評価:★★★
観終わった後、ボブ・ディランの“風に吹かれて”の曲が頭から離れませんね。
因みに、私は読んでませんが、原作である小説の方がもっと良いらしい…
Posted at 2009/03/23 00:02:43 | |
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